初心者は一人でやるより上手い人に聞いて教えて貰うのが一番!へち釣り落とし込み個別指導 in 和田防新波止(後編)

2016年6月29日

前編を見てない方はこちら→前編を読む

後編は文章が多く写真が少なめになってます。しかし、格言と自身がとても参考になった会話を要約して記載してます。言葉使いやイントネーションは私独自のイメージで表現しております。決してフィクションではございません(笑)

よろしければどうぞ( ´艸`)

 

午後の部開始

落とすのに夢中な私

食事の後、楽しすぎてへち釣りに夢中になって、ふと振り返ると人がだいぶ少なくなっています。と言うより、O氏もD氏も姿が見えません。

灯台近くに人影が見えるのでそこまで落としながら戻ると。。

和田防新波止昼

 

 

 

ねてる。

寝てます(笑)

二人とも昼寝してるではないですかww

談笑

日も高くなって、暑くなってきたので灯台の日陰で私も少し休憩することに。

そこで
O氏「今は潮も透けてきてる。日も高い。そんな時はあんまり釣れん。全く釣れない事は無いけど、確率は下がるで。ほんで暑いやろ」

 

「なるへそー」

D氏やO氏と談笑しながらしばし優雅な時間を過ごします。
ここでくろこう.netの野々宮氏の繋がりのマングース氏の話なども聞きました。

マングース氏とO氏は前日神戸5防で前日爆釣されていました。詳細はマングース氏のブログ
BLACK STALKER 参照

その他の釣りの話や、普段の話。しかしみんな釣りが好きなんだなぁ( *´艸`)

和田防新波止テトラ

地波止では味わえない解放感。

再び開始

和田防新波止テトラ
そうしているうちに潮もバシャバシャして良い感じに。。

再びみんなそれぞれの場所で始めます。

私も負けじと落とします。
そしてチラチラの二人の方を伺いながら隙間を狙ってやろうと企みます(笑)

D氏の足元は

ここでD氏が一枚釣り上げます。今度は忘れずに記念撮影させていただきました。

D氏

ここで注目です!!
そうD氏はハイパーVソールを履いているのです!!

 

BLACK STAKER のマングース氏よりおすすめされ、そして野々宮氏のくろこう.netを愛読していると話していました。

そんなD氏より

格言4「良く釣る人の動き見ときや、そこで何してるんか、掛かったから餌チェックしてるんか、ガン玉変えてるんか、そしてその場所でアタッてるのか見極めて、少しその場所寝かしてそこ行って落とすねん。1匹いたらそこに他のチヌがついてる可能性が高いから。」

 

私「寝かす理由は叩かれてるからですか?」

「そう、いくらチヌがそこにいても何かしらプレッシャーがかかってるからしばらく寝かしておいたほうが良いねん」

 

リールと波止場

格言連発

そしてO氏からも

格言5「どんだけチヌが浮いていても竿をちょっと出しただけでパーっとチヌが散っていくねん。自分がチヌを見つけたら、チヌには既にを見つけられてるから。チヌが浮いてるか確認するのは横から覗くねん。横からやったらばれへん間違っても真下を見たらあかんで。それだけ警戒心が強いねんで」

 

私「うぅ。。意識してたつもりやったけど。どうしても覗いてしまってた。。それだけでも確率は下がるねんな(´;ω;`)」

「狙う棚が深くなったら上から見てもかまへん。そんな深いところからはチヌも見えへん。」

私「なるほど。上棚を狙う時は自分の真下では無く、少し先を狙って落とし、棚が深くなるにつれて真下に移動してもいける訳ですね。」

やっぱり奴か

そして色々と聞いた事を忘れずに意識しながら落として行きます。

 

 

ゔっ!

ギュギュギューン!!

 

 

 

 

 

どうやら本日はコブダイさんに好かれてるみたいです(笑)

因みに落とし込みやってたらコブはついてくるもんだと。底でも上でもあたってくるのでしゃーないとの事。

またまた格言!(文章だらけ)

そしてさらに落として行きます。。

 

 

落とし込みます。
加工してます(*´▽`*)D氏が撮ってくれました!

そして、D氏が
「向こうでOさんが上げてるよ。2.5ヒロくらいで刻んだ直後にアタリでるからやってみー」

刻む。刻む。。。ん?刻むってどうするんだ??
刻むって道糸を一瞬張って止めて、また緩めて落として行く。かな?

ん?まてよ。刻むって餌が自然に落ちていく事を演出するには真逆の違和感になるのでは?

わからへん。。。

 

とりあえず、O氏にすぐさま聞きに行きます。

話を聞くと

先ほど私が考えていた様な感じで大体あってる。。

私「それは餌の動きとしてはチヌに違和感を与えないんですか??」

O氏:格言6「チヌが、餌を落として行く場所におったら、その餌が落ちていくのをチヌは見てるねん。それを道糸を一瞬張って餌に変化を与える。

 

ほんでまた道糸を緩めた時にパッとチヌは食いよる。それが誘いや。道糸を張った時にテンションかかって餌がふわってなるやろ。その時にあの繊維掛けが効いてくるねん。

餌が不自然に上に行くのは違和感やけど、そこに止まってるのは違和感と違う。波の動きとか、色々な状況を加味して刻んでいくねん。」

 

私「えー!!それやってよかったんですかー!!」

O氏「そうやっていくと、ピーした時にグッとピーにピーするから。

 

それとな、他の人はピーピーでピイーをピーしてるやろ。それはあかん。それは楽やけど絶対ピーはピーピーで見るんや。そうじゃないと、見逃してしまう。

 

ほんで楽な釣り方したらあかん。それで10匹中1枚はつれるかもしれへんけど、ちゃんと釣れるやり方をすればもっと釣れる。

それでもつれへんチヌもおるけど、大会出た時とかそれをもとろうと思えば食わないチヌい食わせるピーピーでピーかけるねん。」
ピー大杉(笑)

 

 

もう。目に鱗無いけど、目からチヌの鱗です。

 

それぞれの意味は何となく分かってましたが、

違和感を与えず自然に餌を落として行くと
刻む事が自身の中ではリンクせず、、

 

 

この度、それをやっと理解することができました。
初心者の方って私と同じ気持ちなのかな?

ずっと一人でやってきて、色々調べて実釣してやってきましたが、言葉だけではわからない事があります。そして何がわからないかもわからない。これが現実だと思います。

 

O氏 格言7「へち釣りは勉強が必要や。調べるだけではあかん。そして聞くだけやなく見ないとわからない事もある。だから出来る人に教えて貰うのが一番の上達方法や。もちろんやる気も必要や。」

 

 

 

 

アドレナリンでまくり

あかん。。ヤバイ。楽しすぐる・・

 

今回和田防に来て、私の釣り人生(短い)の中で一番アタリがある状況でした。
それについて伝えると

D氏「まだまだこんなもんやない。もっとすごいで。今日はかなり少ない方や。」

と。

レベルうp

 

うpに反応した皆さん。私と気が合いますね(笑)

そして目からチヌの鱗の後、その釣法を実践していきます。(おそらく皆さんが普通にしてる方法なのかも。)

落とします。

コツッ!

 

落とします。。

ん?これは岸壁に当たってるな

落とします。

ココッ!
グッ!

パッ!

 

何という事でしょう。

今まで気付かなかったアタリがどんどんわかる様になりました。

上手い人はこんなアタリの中でやってたんやな。いや私でこれだけアタるって事はもっとアタってるのか。

そして、落とします。

そう。私はレベルアップしたのです(*´▽`*)
(多分)

今までコツッっという小さなアタリに対して気づかなかった自分が、そのアタリに気づき合わせにいく事が出来るようになったのです!!

アタリはあるのに

しかし、上手く乗りません。

 

またまたO氏に聞きに行きます。

 

O氏「多分乗れへんのは小さいやつや。貝も噛みきれへん。大きいやつやったらちゃんと乗りよる。これも小さいやつや。」と手にあるイガイを見せてもらうと(すみません写真ないです)イガイにわずかながら凹みがあります。

コツッコツッとアタり乗らないのは小さい奴なのかぁ。。
それもちゃんとアタりを取れてでの話やなぁ。

 

アタリに気づくタイミング遅かったら一緒やもんなぁ

 

私「上には小さいやつしかいないなら、底の方さぐれば良いですか?」

 

O氏「いや、上にも居てる。こんな時は底を探らんでも良い。けどもしこれから底を狙う時にはちゃんと底がわからなあかんねん。

 

底から上ハリス分でアタッて来るときもある。糸のマーキングで見るプラス何秒で底に着くか数えるねん。もちろん風とか波とかの影響で変わってくるから、

 

実際ずれはあるかもしれへんけど、底を取れることと餌がどこにあるかをイメージする事が大切や。それで釣果が変わってくる。

 

状況をみてどこを狙うかも変えていかないとあかん。今は上層やで」

 

 

なるほど。でも今は上層でアタッてるから底は狙わんでいいねんや。

聞いたすべてを忘れないうちに

そしてしばらく落としていないコバ周りの上層を狙って落として行きます。。

すると

ググッ!!

グイー

ッパッ!!!

 

 

そして、

ドーン!!

グググー

スポーン!!!

 

アタリ多数!!

バラシ多数(´;ω;`)

 

二人はちょくちょくと上げています(´;ω;`)
さらにアタリは続きますが

出船間近になったので納竿となりました。

結果アタリ超多数

 

10掛け7バラシ

おチヌ様1枚
コブさん2枚

と言う釣果は残念な結果になってしまいました。

しかし、これまでに無いアタリの数とこれまでに無い経験と知識を得ることができました。

 

バラス数が多かったのですが、これは自身の仕掛けのチェックミスから起こったものとMONSTERが原因でした。

道糸

帰り際に見やすいと思って前日に購入したナイロンのイエローの道糸が使っていてあまり調子良くなかったのでどういったものが良いか聞いてみました。

ナイロンでもPEでも固い奴はあかん。やらかいのを探さないと。

道糸は神戸はオレンジが一番見やすいんちゃう?

 

どこどこの何々は良いけど色落ちするねん。色落ちしたら切ってを繰り返してやるなら良いで

 

釣具屋さんのポイントのオリジナルのPEのオレンジも初めてPE使う入門編としたら良いかもやで。

等、色々と教えていただきました。

 

まとめ

書ききれません

今回の釣行ブログを2部に分けて書いてきましたが、書ききれないほど色々な事を教えていただきました。

レクチャーしていただいたお二人も

「今日の1回で一年分は勉強出来たんちゃう?」

と言ってました。

まだまだ覚えないといけない事はたくさんあるし、
出来てない事がほとんどです。

釣果は大した事はなかったですが、私自身にとってアタリ、掛けた、バラシたが今までで一番多い日でした。

この一日はとても楽しくとても勉強になりさらによりへち釣りにハマってしまい、
一日中釣れる気満々で、ほんとワクワク感でいっぱいな釣行でした。


長文最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日のタックル

竿   がまかつへち探り銀治郎MH300
リール 海将黒鯛KR-87R
道糸  黒鯛工房 黒鯛師 THE 黒鯛 2号 イエロー
ハリス TORAY トヨフロン スーパーL HYPER1.75号 他1.5号、2号
針   ヤイバグレ針6号 他