【黒鯛ヘチ釣り(目印落とし込み)攻略】梅雨爆の数釣りに備えて手返しと下準備
初心者、脱初心者の皆さんは黒鯛の数釣りって
経験した事はありますか??
もちろん、地域差もありますし、タイミングもあります。
※過去画像引用
そんな中でも比較的梅雨の時期は
それまでの状況が嘘みたいに、活性の高い日が突然訪れます。
いわゆる梅雨爆でございます。
雨が振り、河川からの濁りなどが海に流れ込み
産卵から回復した黒鯛の活性が一気に上がり
引きも強いし、数釣りも楽しめる
更に冬のように寒くなく、夏のように暑すぎず、ローライトの日も多く、
しっかりとそういった天候のチェックさえ怠らなければ、雨も避けることができ、
ヘチ釣り師(落とし込み師)にとっては夢の様な時期でもあります。
前回の記事にも書きましたが
諸条件さえ整えば、釣り解放区でも黒鯛を釣ることが出来ると書きました。
釣り解放区でさえこうやって釣れるのであれば、
沖堤防になると、そりゃぁもっと釣ることができるでしょう(私見)
そんな時には私達、初心者や脱初心者は
出来るだけ多くの黒鯛を釣りたいですよね笑
しかし、、
私達よりも、もっともっと落とし込みをされている経験者の方たちは
口を揃えて
数釣りはもうええわ
とおっしゃいます。
なるほど。数じゃなく、その釣るサイズや如何に釣るのか?などの質なのかと。。。
チョ・マテヨ。
初心者、脱初心者の皆さん、いいですか、その言葉に騙されてはいけません笑
数釣りはもうええわ
その言葉を深く読んで下さい。
裏を返せば、
いつかはわからないけど、その人自身
以前に数釣りを経験したことある。
その結果、数釣りはもうええわ
ということなんですよ。
経験したことがある上で言っているのです。
経験した上で、疲れるし、作業になるし、数釣りはもうええわ
と言っているのです。
皆さん、少なからずそういった数釣りを経験しているからこそ出てくる言葉なのです笑
中には経験もしたこと無いのに、数釣りはもうええわ
と言われる人初心者の人もいてますが(;´Д`)
※エビデンスはありません、私がそう思うだけです。
私達も将来、数釣りはもうええわ。
そう言った言葉を発するためには
数釣りを経験しなければならないのです笑
もちろん、数釣りだけが全てではありません。
シビアな時に釣る1枚もとても嬉しいですし、
魚に口を使わせる為にあれこれ考えて、その結果念願の1枚が釣れました。
他の人は釣れてないのに、自身の試行錯誤の結果魚を手にすることが出来た。
そういった喜びは多々あります。
しかし、逆に
周りが釣れているのに、自身は釣れない。
これは嫌ですよね(汗)
みんながめっちゃ釣ってるのに、
自身は納得のトータル釣果2枚。
これも私は辛いです笑
せっかくなので、数釣り出来る時はそれに乗っかりたい。
そう思ってしまいます(汗)
そんな数釣りが出来る状況は、タイミング的に
今のこの時期に訪れやすいのです。
その数釣りが出来るタイミングは、この時期であれば、ある程度予測は付きますが、
それでも波はあります。
前日までとは状況が違い、イマイチな時もあれば、
情報通り良く釣れる時もあります。
逆に、前日を大幅に超える釣果を叩き出す事もあります。
私自身は、いつ何時でも朝イチは数釣りモードに入るスイッチに手を置いて釣行します笑
朝イチしか釣れない場合もありますので、数釣りモードになると仮定して、
いかなる時でも最初の1時間は特に集中します笑
そんな、突然やってくる数釣りのタイミングの為に
いつでもスイッチが押せる様に、前もっての準備や
私自身が経験した手返し等について書いていこうと思います。
※数釣りが全てではありません。あくまでも数釣りを経験したことが無い方のための、数釣りをしてみたいという方向けの、とても偏った記事になります。
それはある日突然やってくる
前準備
前日までの釣果や情報を考えながら
釣れそうな場所を選んで釣行していると
それがうまくマッチして
バコバコな状況に遭遇することもあります。
それはある日突然やってきます。
しかし、そんな時に限って
ハリスが傷ついてバラシを頻発してしまったり
針が網に引っかかって手返しが悪くなったり
そうしているうちにジアイが終了してしまった。
そんな経験、有るかと思います。
私は今までそういった事が多々ありました。
そんな経験を踏まえ、沖堤防で釣りをする時は
前もって準備をしっかりとするようになりました。
針やハリスの号数ごとに分けて、仕掛け巻きに予めハリスと針を巻いていきます(笑)
年をとってくると、朝イチに限らず老眼で
針が上手く結べなくなってきます(笑)
そういった年齢的な事もそうですが、
風が吹いていたりして
釣り場で針を結んだり、ラインと針を結束したり、
目印を付け替えたり
そういった作業が困難な状況もありえます。
さらにその釣り場のパターンがある程度わかっていれば
貝も前日までに準備し、サイズまで仕分けします(笑)
※手がかなり汚い((((;゚Д゚))))
数が釣れている時、最初は容易にその使いたい貝を見つけることができますが、
それが続くと
その使いたい貝をエサ箱の中から選び出すのにも時間がかかるようになります。
↑これは究極ですが、本当にバッコバコの時はそうなります。
入念に準備をして、しすぎることはありません。
せっかく準備したのに、全然バコバコちゃうかった。
そういったパターンは良くありますが(笑)
更に、沖の堤防では釣り場も広く
荷物置き場から離れた場所で釣れていると
喉が乾いたからと、その荷物置き場まで戻る時間もバカになりません。
そういった時は私はワンショルダーバッグに保冷バッグを入れて飲み物を持ち運んでいます(笑)
それに腰にも1本ドリンクを入れています。
もちろん小腹が空いた時様に、薄皮クリームパンも入れてます(笑)
こういった些細な事ではありますが、
いざ、その場面に出くわすと
大きな差に繋がります。
そんな事までして、数釣りしたくないわ。
はい。それはわかります。
それは人それぞれですからね(;´Д`)
そういった方は今回の記事は、全くもって意味がないので
そっと閉じてくださいませ。
今回の記事はあくまでも、
今まで数釣りをしたことない人が、数釣りをしてみたい。
しかし、その場面は突然訪れるので、
そうなっても良い様に準備をしておきましょう的な記事なんです。
数釣りなんてしたくないわ。。
という初心者、脱初心者の皆さん。
ご期待に添えなくてごめんなさい。
手返しはとても重要
せっかく黒鯛を掛けても
やり取り
タモ入れ、
針を外す、写真を撮影、
そしてリリース
この一連の動作がスムーズでなければいけません。
私も最初のころは、否、今でもそういう事は多々あります。
フッキングからのやり取りは強引ですし、
魚を浮かせてから確実にタモ入れすれば良いものを、焦って早くタモを出してしまい
その状態でまた黒鯛に突っ込まれ、やり取り再開。
やっとのことでタモ入れ出来ても
網の中で黒鯛が暴れて針がタモに絡まったり
そして、リリースする時には
黒鯛の歯が網に絡まって、なかなかリリースできなかったりと。
そりゃあもう
下手くその極みでした。
フッキングさせてからのやり取りは落ち着いて、
しっかりと空気を吸わせて、完全に浮いてからタモを出し
タモ入れした後も
網を地面につける前に針が掛かっている場所を探し出し、
地面に網をおろして
黒鯛が暴れる前に針を外してしまう。
網を地面に下ろす前だと、
黒鯛自身の重みで網に余分な隙間が出来ないので
黒鯛が暴れにくいのです。
逆に足元に網を置いてしまうと
網に隙間が出来、黒鯛が暴れてしまう隙間ができてしまうのです。
何度も黒鯛を釣っていくうちに
そういった細かい事まで気づくことができたのです。
※あくまでも私が経験したことなので、この限りではありません。
ハリス、針チェックはしっかりと
また、いくら手返し良くと言っても、ハリスチェックも怠ってはいけません。
目印落とし込みでイガイの内オモリをする場合は得にハリスチェックは欠かせません。
ハリスと針の結束部分(チモト)らへんが
貝と接触する部分で得に傷つきやすくなっています。
また、ストラクチャーであれば気付かないうちにハリスが擦れてズタズタになっている場合もありますし、注意が必要です。
チモトを指で摘んでなぞるようにしてハリスが傷ついていないかを確認し、
その後に、片方の手で針を持って、もう片方の手でハリスをもって
軽く引っ張ってください。
表面上は傷ついていなかったとしても、
チモトが傷ついていて切れてしまうかもしれません。
このチェックをするだけで
ハリスが切れてバラシてしまうというトラブルは格段に少なくなります。
ハリス切れでバラしてしまうことで、手返しはもちろん、
なんと言っても、
黒鯛に針とハリスが残ったままになることもよろしくないです。
急がば回れで
ハリスチェックがしっかりとするようにしてください。
ストラクチャーなどで強引にやり取りをした場合は、
ハリスだけではなく目印や、道糸も傷が付いている可能性があるので、
そういった場合はハリスに加えて、目印や道糸もチェックして下さい。
プラスα
こういった状況に慣れてきたら、更に、これをやってみましょう。
如何に手を抜けるか。。
例えば、ゆっくりと超軽いオモリでバコバコになったとして、
ずっとその軽いオモリでやっていると1投1投がとても時間がかかってしまいます。
ではその超軽いオモリからB位のオモリに変えたら釣れるのか??
攻めるとこまで攻めて見ましょう。
超軽いオモリで落としたら釣れるから、それをずっとやってたとしても
それよりも楽な少し重めのオモリでスッと落としても同じくらい釣れるなら
楽な方が時間的にも釣果数は伸びると思います。
まぁ、これはあくまでもプラスαで
実際はなかなか難しいところではありますが、、、
ボートチヌとかではこういった効率を考えてやることが多いです。
もちろん、黒鯛的にはゆーっくりふわふわと落とした方が効果的ではあるのですが、
少し重めのオモリでスーッと落として
それを数こなして、それに当たってくる黒鯛を掛ける方が
ボートの上でやるには効率が良く
実際にその方が手返し的にも、釣果が上がるのです(私見)
まとめ
アタリマエのことばかり書いて、大した内容ではなかったですが、
そのアタリマエのことをきっちりとするだけで
手返しも良くなりますし、
いざ、数釣りの場面に遭遇した際にもとても役に立ちます。
特に、数釣りの場面では
手を抜いてもそれなりに釣れてくれるので、
いろんな事が雑になりがちです。
今回はそう言った、雑になるという事も自戒の念を込めて記事を書かせていただきました。
余談
本当に釣る人はめっちゃ釣ってるし、
ネットでいくら調べようが、それはでてきません。
それはなぜか。。
ネット上では発信していないからです(笑)
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