脱初心者必見!真冬の雨も滴るおチヌ様の狙い方はチニング勢を参考に?!
2021年は1月20日に大寒で、2月3日に立春を迎えます。
寒の内は小寒、大寒を合わせて約30日間ほどで
1年でもっとも寒い時期とされ、最低気温を記録ことも多い時期です。
そんな寒の内の真っ只中1月下旬。雨が降っているにもかかわらず
釣りへと出かけるのでした。
冬のおチヌ様の狙い方
天気予報を複数見比べつつ天気図を参考に状況を伺います。
冬の釣り場選択は、釣行当日の状況とその前日までの状況を加味します。
そして、いざ現場に行ってから
その答え合わせと調整を行います。
その際に重要になってくる事があります。
それは、現場についてからの
気温、水温、風向きなどの天候、そして潮位や濁り
これらを再確認します。
これは、予報や天気図、汐見表などを前もって調べては行くものの
実際に現場に着くとその場所の立地などの影響で
予報、予想と違っていることも多々あります。
雨で増水していたり、そのために、水温が極端に下がっていたり、
風裏のはずが、微妙な風向きの違いで、その場所の形状が理由で風を巻き込んで入ってきていたり、
体感温度が寒かったり、雨が予想より降っていたり、その逆も然り。
それらを元に狙い方を修正して行くのですが、
まず最初の判断はその日の釣行において、
風裏が良いのか?風表が良いのか?
これは前日までの荒れ具合と当日の荒れ具合によって判断することが多いです。
シャローな釣り場では特に荒れすぎている事で、水温が下がってしまう
というのは、おチヌ様にとって良い状況ではないと判断し
そんな荒れまくっている日は
風表ではなく
風裏におチヌ様も避難するだろうと仮定します。
しかし、風裏に行けば潮は動いておらず、透けているという状況のことが多いです。
そういった選択肢の中で、どちらを選ぶのか?!
が運命の分かれ道になります笑
前日は大荒れだったが、当日は風が止む
→前日の荒れで濁りが入っていると仮定し、その場所を選ぶ。
→濁りが入っているが、魚っ気がない。
元々気温も水温も低く、魚がいてない感じで失敗しました。
それなら、荒れた日の翌日ではなく、翌々日ならどうなんだろうか??
試しに行ってみよう。
そんな感じで釣行しているのです。
雨の影響
雨と言っても、一言では表すことができないほど、色々な状況があります。
風も吹き雨もガッツリ降ってる状況もありますし、
風は無く雨だけが降る時もあります。
霧雨みたいな雨もありますし、シトシト降る雨もあります。
短時間にザーッと降る雨もあります。
その中で、ポイントを一つ。
雨=私達人の気配を消してくれる
だと思います。
基本的に冬のこの時期は風向きの影響などもあり、透けていることが多いのですが、
雨が降ることで、透けて警戒心が強くなっているおチヌ様にも太刀打ちできる武器の一つとなります。
しかし、先ほどの要件に加えて、
雨にも冷たい雨やそうでない雨、いろんな雨があります。
いくら雨が、人の気配を消してくれるからと言って、
その雨がおチヌ様にとって良い条件でなければ、いくら雨の日に竿を出したからと言って
箱箱釣ることが出来るわけではありません。
あくまでも警戒心をもったおチヌ様に対抗するための一つの武器にすぎません。
しかし、それを上手く活用することで、おチヌ様に出会える可能性は高まります。
濁りは最強説だと思いますが、それは狙い方。
シャローな釣り場であれば、
雨が降ったりした後の河川がらみや、
風が強く吹き、荒れている状況と濁りは密接に関係してくると思います。
ここでポイントになってくるのが、先ほど書いた部分でもありますが、
濁りが入っていても、荒れすぎていた場合はおチヌ様も居心地が悪い場合は、
その影響を受けにくい場所に避難すると思われます。
その避難する場所というのが、
風裏であったり、風の影響を受けない場所として浅いながらも比較的水深のある場所。
シャローテトラで言うなれば、
きわっきわではなく、少し前。例えば、竿2本前とか、それ以上前だとかを狙います。
※際っきわは荒れていればバシャバシャして私たちにしてみればとても魅力的な様に思いますが、
この真冬に限って、おチヌ様にとっては
水温も下がりやすく、居心地の良い場所ではないのかもしれないという仮定。
なので、狙い方としては
荒れる前→テトラの際っきわ狙い
荒れてきた直後→同じくテトラの際っきわ狙い
荒れ続けているど真ん中→少しでも影響の受けにくい比較的深い場所。または風裏
荒れが収まった直後→比較的深い場所。または風裏
荒れが収まってそれが安定し始めた頃→際っきわ+ちょい前
みたいなイメージでしょうか。
それにプラスして濁りがどう関わってくるのか?
が釣果の分かれ道だと思います。
基本的には透けているより濁っている方が良いと思います。
しかしながら、いくら濁っているからと言って、
この時期の激荒れ真っ只中のシャローテトラの際っきわを狙っていても
釣果を得たことはほぼありません。
しかし、濁っている上に、荒れ始めたタイミングであれば、
かなりの確率で食いは良くなるように思います。
濁りはおチヌ様を狙うにあたって、とても重要な要素ではありますが、
その状況に於いて、どういった理由から、おチヌ様がどこにいてるのか?
を仮定して狙うことが必要です。
状況は刻一刻と変化していきますので、それに素早く対応できる様になれたら良いですね。
※あくまでも自身の経験を元にした私見なので悪しからずご了承くださいませ
雨✖️濁り✖️風
それらが上手く噛み合い、その現場に遭遇した際。
おそらく、バッコバコに釣れまくるのではないでしょうか笑
日曜日はドシャローテトラ前打ち
ということで、そんなウンタラカンタラを考え持って日曜日も釣行してきました。
先ほど書いた条件を当てはめれば
荒れが収まってから二日後。
雨も降っているが風はほとんど無し。
そして以前に書いたことがある、潮位は100cm前後の法則適用。
これを加味すると、日曜日の釣行は
前々日にガッツリ風表で荒れていたシャローテトラ1択。
濁りも入って、荒れも収まって、少し安定してきた頃合いに加え
雨が降って警戒心を和らげてくれる。しかも潮位100ときたもんだ。
※この狙いのテトラは、何度か偵察に行きましたが、条件がハマらず、ここ最近全く釣果が出ていない場所
しかし、これだけウンタラカンタラ書いて、釣れなければ、今までの自分は何を考えてきたんだ
そう思えるくらい釣れるであろう好条件。
雨の強さ=寒さ
というマイナスにならなければ、釣れるはず。
そう思い釣り場へと向かいます。
荒れが収まってから2日ほど経つので、濁りが気になるところやけど、、、
といざ釣り場で確認してみると、
笹濁り。
ビミョー^^;
もうちょっと濁りあって欲しかったな〜
となると、際っきわの穴奥か、ちょい前か。。
朝イチ×雨
ローライト。マヅメで比較的まだ狙いやすいかも?!
ということで、先ずは際をカニさんで狙います。
しかし、笹濁りという微妙な潮色と、荒れた後から落ち着きすぎてしまったのか、
アタリが出ません。というか、魚雷発射もなし。
しかし、移動しながら探っていくと、パラっと魚が見えた場所が。
その場所周辺をじっくり落としていくと。
雨はヤパテトラやで(;´д`)
おはようございます^ ^ pic.twitter.com/ez2ONySk4o— ローレル@ 落とし込みDO🔥 (@piryofu) January 24, 2021
やぱ食ってきました。
しかし、潮色も微妙でなかなか食ってきてくれません。
そのため、狙いを変え
餌を青コガネにして、
少し前を狙って落としていきます。
すると、それが正解だったのか
アタリが出始めます。
ボロッボロ(;´д`) pic.twitter.com/m5IOTAN6nJ
— ローレル@ 落とし込みDO🔥 (@piryofu) January 24, 2021
しかし、食ってくるのに上手く乗せることができません。
そして、3度目の正直で
三度目の正直でやっと北!
テトラでこのサイズはヤバい
腕もげるかオモタ(;´д`) pic.twitter.com/3wwPqZ0Dcc— ローレル@ 落とし込みDO🔥 (@piryofu) January 24, 2021
今年初年無しおチヌ様をゲットすることができました。
それから数回あたりはありましたが、雨が強くなっていくと共にアタリも無くなり
私自身のパワーも無くなりテトラは終了となりました。
こりゃヤメやな(;´д`) pic.twitter.com/HtrTKSFBqK
— ローレル@ 落とし込みDO🔥 (@piryofu) January 24, 2021
その後休憩を挟みながら、雨の様子を伺いながら気になる場所を何箇所か偵察しましたが、
どの場所もパッとせずな状況に
早めの納竿となりました
残業(;´Д`) pic.twitter.com/3R1JOehqWl
— ローレル@ 落とし込みDO🔥 (@piryofu) January 24, 2021
まとめ
今回のドシャローテトラ釣行は狙いどころは間違いではなかったですが、
特に正解でもなかったように思います笑
それにしても、濁りがもう少し入ってる予想が、
予想以下で苦戦しましたが、狙いを少し前に変えた事でなんとか
満足できるおチヌ様に出会うことができました。
そんな中、潮の濁りは
やはり重要やなーって考えていたら、
チニング界のレジェンドもりぞーさんがこんなツイートをされていました。
やっぱり濁り入るとキビレもチヌも狂うなぁ。水温や潮の動きなんてどうでも良い…とまでは言わないけれど、真冬のキーは濁りだと思います。雨濁りでも風濁りでもOK。ドクリアな状態からほんの少しでも濁度上がれば圧倒的に釣りやすくなります。(※ウネリの底荒れ当日は除く)
— もりぞー (@morizo57) January 25, 2021
チニングと落とし込み、釣り方は変われど、
考え方は似てる部分が多くありとても参考になることが多く、
最近では落とし込みツイートに加えてチニングツイートに目を向けて
ツイッターを覗くことが増えました(落とし込みツイートは最近はかなり少ない)
どちらかと言えば、ここ最近のチニング界隈の方々のモチベーションに感化されることが多いです笑
そんなもりぞーさんのツイートにもあるように、
水温がどうだとか、潮の動きがどうだとか、、も完全には無視はできないものの
濁りが入ることで、透けている状態よりも
魚のスイッチが入るのか、違和感を濁りが妨げてくれるのか、
確実に釣りやすくなると思います。
今回の記事を見返すと、このもりぞーさんが呟いたことに集約される内容をうだうだと書いていたなと
一人苦笑い発動してしまいました笑
逆に言えば、もりぞーさんと近しい考え方ができていたのかと、嬉しさも強かったです笑
とにもかくにも
この冬の落とし込み釣りに於いて、
水温が低いと釣れないだとか、シャローは釣れないだとか、
いろんなセオリーがありますが、
それを信じて釣れないから行かない
というのは
とてももったいない
と思います。
釣行当日の状況はもちろん、その前日、前々日などの状況を踏まえながら釣り場選びをすることで、
比較的おチヌ様に出会える確率は格段に上がると思います。