初心者必見!落とし込み(目印)は視覚の釣り。自分に合った目印を作ろう!目印道場 in 神戸湾奥 和田防新波止はBOZUでした泣

先日お誘いがかかり、数人で和田防新波止場へ釣行する事になりました。

和田防新波止はテトラあり、壁ありと落とし込み(総称)するには持って来いの場所で、私がO氏、D氏にへち釣りを教えて頂いた場所でもあります。

 

 

和田防新波止

 

13時の船で新波止に向かうまで時間があるので午前中は一人で目印の練習をしようと思っていたところ、マ氏(公式)より

目印道場つれてったろー

 

と言う事で新波止行く前に道場で修行することになりました。

 

今回は写真少なく文章メインになり私自身の備忘録的な感じもありますが、目印初心者の方(私含む)にはかなり為になるかと思います。しかしながら、目印も奥が深く、色々な考え、やり方がありますので、分かりにくい部分、間違ってる。と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこは個々のやり方と言う事でご了承くださいませ。

 

それではどうぞ。

 

目印道場

 

本日の潮回り

潮回り

若潮で全体的に動きが少なそうで、風の状況も含め夕方が良いのでは。。。

 

結果内湾が良く、沖はスケベ潮だったので読み間違いでしたが、、、

 

 

神戸某所1

神戸湾奥の某場所にそれはありました。

見えチヌわんさか。しかし、へちにつかず、前を悠々と泳いでます。

こんな近くの場所にこんなにおチヌ様がいてるなんて、、、沖堤いかんでもええやんていうくらいいてます。

 

本日の方法は内錘のイガイ・ザ・ドリフターズ釣法。

針に糸錘を巻き、それをイガイの中に入れ目印を捌きながら餌を壁にコンコンと当てながら際ッ際を当て落として行く釣り釣り方です。

 

色々な場所を順に落として行きますが、へちから離れた少し沖をおチヌ様は悠々と泳いでやる気無しです(笑)

 

しかし、ここは道場。練習すべく兄貴の指示に従いながら台船の下や、壁に落として行きます。

 

風も無く、潮も流れてないので緩やか~に仕掛けが落ちて行きます。

見えチヌの居る所にポンと餌を投げ込むと一斉に散って行きます。

 

バレないようにゆっくりと餌を落としますが、それでもおチヌ様はしらんぷり。

 

兄貴も私の竿を使い、色々と試してみますが、おチヌ様は無反応。

 

雰囲気抜群でおチヌ様もいてますが、おチヌ様のやる気スイッチが全く入っていません(笑)

目印道場

 

 

場所を少し移動します。

 

神戸某所2

 

この場所は日陰になってる部分が多く、そのにおチヌ様が付いているとの事。

 

まず、兄貴が私の竿で探り始め、早々に掛けます。

 

そしてその後、今度は兄貴に見守られながら落として行きます。

 

「違う。足を使わな!手と竿だけで捌いたらあかん。動き方よう見とけよ。まず、こう仕掛けを入れるやろ。ほんで足で動いてこう。そう動いたら自然と餌が壁に向かって叩きながらおちていくやろ。やってみ。」

 

仕掛けを馴染ませながらそして、足を使い目印を捌いて行きます。

 

うまく目印を捌けると、餌がコンコン壁に当たり落ちて行く様が目印にも出て気持ちよく落ちて行きます。

 

途中壁についているイガイやそのほかの付着物の上に乗ったりもし目印が止まります。

 

それを軽く引っ張りまた下に落として行きます。

 

「違う!全体的に雑や。ええか、餌を入れるときはこう。ほんでハリスをこうして、ほんで足使うねん。竿を持つ手の向きはこう。ほんで捌いて行って落として行くと壁の付着物や段差に乗る。その付着物に乗ったのをはがしてからが美味しいんや。もっと丁寧にやってみ!」

 

兄貴の激が飛びます。

 

再び意識して丁寧に仕掛けを投入していきます。

 

  1. まず丁寧に餌を水中に入れる(雑に入れない)
  2. 足を使いながらハリスを馴染ませて行く(ここでハリスや仕掛けは緩まさせずにある程度張る事を意識する)
  3. 餌が際に向かって落ちて行ってるかを確認しながら目印を捌き方向修正する。
  4. 餌が棚まで行くと抜き上げて次のポイントまで移動(この棚まで行った時少しステイしても良い)
  5. 餌を引き上げるときも一気に引き上げるのではなく、丁寧に上げる

 

 

落として行くと。目印が止まる・・・・

「ほらアタッてる!遅い!!」

 

どうやら私。アタりがあると一瞬フリーズするみたいですww

 

意識してアタリを見極めようとすると、壁の付着物に乗った時の目印の止まりで合わせてしまう始末(笑)

 

そして、しばらく丁寧に落として行きますが、餌が際を離れます。

 

「際がキープできてない。餌見てみずれてるやろ。そんなん落ちて行くの見たらすぐわかる!!」

 

餌を確認すると、針がずれてハリスもずれてバランスがおかしくなってます。

 

全てが要チェックです(´・ω・`)

そんなこんなで色々と意識して落として行くと、

 

やっとの事で1枚ゲットします。

 

きびれさん

そして一通り探り終えたので、また少し場所を移動します。

 

神戸某所3

 

この某所は全て歩いて行ける距離にあり、練習には持って来いです。

 

そしてこの某所3はキビレが多いのですが、本当にたくさんのアタリがあり練習するには持って来いの場所です。

 

「とりあえずここから落として行ってみ、アタるから」

 

もちろん兄貴の言う事ですから、ホントにアタリます。

 

「ほら、アタッてる。遅い。」

 

多々アタリのある中やっと掛けたと思えば、タモ入れ寸前で針はずれ(´・ω・`)

 

「アタり取るの自身無いんやろ。」

 

その通りです。

 

「だからフッキングも甘いし、すぐバラシてまうねん。」

 

その通りです(´;ω;`)

アタリを取る時に不安なので、手首でスナップを効かさず、聞き合わせの様な感じになってしまい、あ、あたってた!!

みたいな感じになります(´・ω・`)

 

「ほんでタモ入れに戸惑い過ぎ。もっとパッとタモも出せる様にしとかなあかん。タモ取るのに意識しすぎな為に、タモ入れするとき掛かってるテンションが緩んで針が外れてバラすねん。手返し良く出来るタモの柄新しく買うか、もっと余裕もってやり取りできる様にならな」

 

そう。ここで私は現実を突き付けられたのです。

おチヌ様釣りを始めて4か月チョイ。まともに釣れだしたのは7月入ってから。

 

 

そう、私はズブの素人だったのです。どれだけ掛けても、余裕がない。またバラスんちゃうやろか。。。という不安が結果バラシの原因になってた訳です。

 

せっかく掛けれてもすぐバラす。この原因は針なのか、竿なのか、色々考えましたが、結果まずそれは、フッキングの甘さと気づき、その甘さの原因は余裕と自身の無さである事にたどり着きました。

 

そして、そう簡単にそれは治るはずもなく

掛けてはバラシ掛けてはバラシを繰り返します(笑)

 

それでもなんとか2枚目をゲット

キビレさん2枚目

 

そして3枚目もゲット。必死に勉強してるので写真はありません(汗)

 

 

 

ここで兄貴より指令が下ります。

「あのコンテナまでで釣らな居残りやなwそこまで潮が当たってるから釣れるでぇ!!」

(コンテナまで残り10m)

 

 

兄貴の言う通り、アタリがあります。

そして、また

「遅い!」

 

不安癖が治りません(´・ω・`)

 

「まぁ人には向き不向きあるからなww」

 

ぎょぇー!!見放さないでくださいませー!!

 

徐々にコンテナが近づきます。

近づいては戻り、近づいては戻りして、なかなかたどり着かない様に落として行きます(笑)

 

そして待望の

 

フッキング!!

 

そして、やり取りしてタモ入れ・・・

 

針外れ((+_+))

 

「はい終了~」

 

むなしく終了のホイッスルが響き渡ります(響いてません)

 

残酷にも針外れで終了・・・

これにて目印道場は終了となりました

 

 

 

兄貴より、まぁ最後に掛けたからあかんけど良しとしとこう

 

と言うかなり譲歩していただいたお言葉をいただき、和田防新波止に行く事を許されました(汗)

 

そして、やりきれない思いを残しながら新波止へと向かいました(笑)

 

和田防新波止

凄いメンバー

 

本日のメンバーは

週4釣行されているtwitter仲間の k.youhei#黒鯛チヌ師さん

BLACK STALKERマ氏(公式)

モモの想ひ。。。 モモさん

そして、遠方名古屋からの参戦

名古屋の目印のトップをひた走るTEAM758の岡崎人さん

 

本当はここに

くろこう.net野々宮さん も参加予定でしたが、諸事情により今回は不参加となりました。次回はコラボレーションしたいと切に思います。

 

という錚々たるメンバーに私ローレルが加わります(プレッシャーw)

 

到着~釣行開始

 

皆さんと挨拶を交わし、新波止に到着するや否やプレッシャーのかかる前に釣ってやろうと急いで仕掛けを用意し(先ずはテトラの際穴釣り)先端のテトラへ向かいます。

 

しかし、見事にスケベ潮で雰囲気はあるものの釣れません。。。

 

ひたすら探りますが、1度明確なアタリがあったのみで、なかなかフッキングにはいたりません。

 

そんな中壁をへち釣りで狙っていたモモさんが1枚を釣り上げます。

 

モモさん

 

私も今度は目印に仕掛けを替え壁を狙います。

 

が、なかなかアタりません。。

 

モモさん

モモさん

 

岡崎人さん

 

岡崎人さん

 

youheiさん

youheiさん

 

マ氏

マ氏(公式)

 

皆さんそれぞれでそれぞれの釣り方でおチヌ様を狙いますが、なかなかタフコンディシンで厳しい感じです・・・

 

そんな中、波が出てきたので仕掛けを替え少し沈む目印に変え、流れに負けない様、錘をガツンと巻き壁にゴンゴンと当たって落ちて行くやり方に変更。

その後1度グインとアタリがありますが、フッキングしません。

 

テトラをやっていたマ氏(公式)とyouheiさんも壁に切り替えておチヌ様を狙いますが、刻々と時は過ぎて行きます。。

 

BJと和田防新波止

 

こうなると、私も釣り上げたいのもありますが、せっかく達人たちが居てるので近くによって各々の釣り方をSTALKINGします。

風があり、波が高い状況でどのように落としているのかを見て覚えます。

 

これはもうピーピーピーですww

 

そして、夕方になりさらに荒れてきます。

 

(写真に写るのはyouheiさん)

 

夕方

 

 

そんな中

 

流石兄貴。貴重な1枚をゲットします!

 

マ氏待望の1枚

 

そして、辺りも暗くなり納竿となりました。

 

和田防新波止暗がり

 

結果モモさんが最多5枚を釣り上げておられました。

 


モモさんに勝因を伺いますと、

最初壁でやっており、途中他の方全員(私を含む)が壁で釣りはじめたので、夕方には逆にテトラが良いのではと言う事でテトラ周りを攻めた結果だと言っておられました。

しかし、テトラ用タックルをもってきて無かったので、壁用タックルの細仕掛けでテトラを狙い、確実に釣り上げる所、そして周りをみて狙いを変更した所、さすがです。

 

目印考察

落とし込み釣りの中の目印と言う釣り

 

テトラでおチヌ様を掛けた時はおチヌ様警戒心も無くガッツリ食ってくる事が多いのですが、壁でおチヌ様を釣る時は、おチヌ様も隠れる場所が無く警戒心をもって餌を食べてくるので、いかに自然に警戒させずに餌を落とし、微妙なアタリをとらえフッキングさせるという非常にシビアな釣りになってきます。

 

そのシビアな釣りに使用する目印ですから、他の人がどんな目印を使って釣ってるのかとても気になる所です。

 

しかし、もしその人と同じ目印を使い、落としたとしても、使用している竿、道糸、ハリス、針、そして目印。全てのバランスが取れてないと上手く落とす事も出来ず、逆に全く釣れなくなるという事もあります。

 

そして、どういった餌を使い、針にどういった掛け方をし、どういった落とし方をするかでも目印は変わってくると思います。

 

と言う事は自身にあった目印を見つけて行かなければならないという事だともいえます。

 

 

自身に合った目印

じゃぁ、自身に合った目印ってどうやって見つけるの?

 

まずはこの疑問にたどり着くと思います。

 

例えば、google先生に聞けば色々な目印の作り方が出てくるかと思います。

若しくは市販の目印でも良いと思います。

 

そして、それを作り(又は購入し)先ずはそれを使って釣行してください。

それを何回も使って行くと不満が出てくると思います。

 

目印が見にくい。目印の数が多い、少ない。長さはどうだ、沈みが速い、または遅い。

 

次にそれをどうして行きたいのかを考えます。

 

例えば、小さい餌をつけたいのに目印が多すぎてちゃんと落ちて行かない。

こういう場合は錘を大きくするのか、目印の数を減らすのか、はたまた目印に使用する糸を変えるのか、

 

かなり表層でアタルのに目印が長すぎるなら短くするとか、アタル棚をしっかり見極めたいのなら、目印の色の配列を考えるとか、目印間のピッチを変えるとか、

 

波があり、目印がうまく機能しないなら、目印が沈み易い様、浮力を下げるためにパイプに詰める材料をかえてみたり、発砲シートを使ってるのなら、その発砲シートの中に浮力を無くす様な重いものを入れて見たり、

 

と様々な方法で自身に合った目印を作って行けば良いと思います。

 

そしてそれを改良しつつも使い続ける事によって自身に最適な目印を見つけていく事ができるのではないでしょうか。

 

そうなってくると、他の人がどんな目印を使用し、それを知る事によって、なぜその人はその目印を使っているのかが分かってくると思います。

 

基本、目印を使用して落とし込みをする場合、浮力がある方がアタリは取りやすいです。ではなぜ浮力を減らした目印を使用する人がいるのか、その考え方も様々で浮力が強いものは波や風の影響を受けやすいのでやや沈んでいく目印を使用する場合、または、逆に目印の浮力が少ない方がアタリが取り易いという方もおられます。

 

目印は本当に奥が深く、テトラの際穴釣りとはまた違った楽しさがあります。

 

自作目印

 

 

目印釣りは簡単??

 

はっきりいって市販の仕掛けでどんな竿でも釣れる時は釣れます。

以前にもブログで書いたかもですが、100枚いてる中の1枚や2枚は釣れると思います。

 

それを10枚、20枚に釣って行こうと思うとこれはまた別の話。

 

習うより慣れろ

 

で、見様見真似で良いので興味がある方はとりあえずやってみると、その手軽さ、奥の深さ。面白さを分かっていただけるのではないでしょうか?

 

落とし込みは敷居が高いと思われる方も多いですが、決してそうではありません。

むしろ1番手軽に他の釣りより荷物も少なく、大物を釣り上げる事が出来る釣り方だと思います。

 

目印と言うのは奥が深いのでテトラの際穴釣りよりもしかしたらハマるかもですよぉ(笑)

 

 

 

まとめ

目印楽しい

目印道場もあり、錚々たるメンバーと一緒に竿を出すことができ、釣果は・・・ですがとても満足、そして勉強になった1日でした。各々によって目印も違うし、竿も違う。釣り方も違う。その中で自身に合ったものを見つけ出して行くのも一つの楽しさだと思いました。

そういった意味でもこれから作る目印は力が入りそうです(笑)

 

本日使用のタックル

テトラ際穴釣り

 

竿   BJ SNIPER MS-42UM テレガイド仕様 MONSTER対応 BLACK STALKER MODEL

リール BJ75D

道糸  TORAY銀鱗SSアイサイト4号緑

ハリス TORAY Lハード3号

針   伊勢尼6号

 

目印

 

竿    BLACKY THE 落し込み

リール  BJ75

道糸  サンライン(SUNLINE) ライン 落し込み黒鯛 MARK-WIN 2.0号
ハリス TORAY トヨフロン スーパーLハード HYPER1.5号

針   伊勢尼6~8号

目印  25センチピッチ2.5m

 

おまけ

 

ようへいさん

絵になるなぁ

(youheiさん)