【目印落とし込み】脱初心者向け?朝練ポイント晒す罠!特別な場所じゃなくてもおチヌ様釣れまっせ~うだうだ編

2017年8月24日

 

ブログやSNSをやっていると、こういったメッセージが来ます。

 

どこで釣ってるんですか?

特別な秘密のポイントで釣ってるんですか?

チヌが釣れる場所教えてください。

 

そんな質問が来ると、こう答えます。

もちろん自分だけの秘密のポイントもありますが

(秘密って言ってもちょっと調べれば出てくるような釣り場ですw)

みなさんが知ってる様な釣り場で普通に釣れますよ。

 

と。

 

と言う事で、今回の朝練はその誰もが知っている様な釣り場でおチヌ様を狙ってきました。

(と言いながら、この場所度々行ってるんですけどねw)

 

※あくまでも私自身の経験と実績のもとに書いた文章なので間違っている事も多々あるかと思います。揚げ足を取ってやいやい言われる方は見ないでくださいね

常吉大橋下釣り解放区

どんな場所?

 

この場所は大阪市が認可する釣り解放区の1つで、足場も良く家族連れで来られる方やルアーマンやサビキ釣りをする方等、色々な釣り方をされる方がおられる有名ポイントです。

 

私のブログでも度々「激流ポイント」として紹介している釣り場です。

 

 

対岸には渡船で上がれる通称ヨットハーバーと呼ばれる釣り場があります。

 

この釣り場は橋より西側の一部が駐車可能で、車を横づけで釣りが出来る事も私としては朝練短時間釣行には持って来いの場所として重宝しています。

橋より東側は駐車禁止です。

 

この釣り場近辺(北港、南港)には他にも大阪市認可の釣り解放区や釣り公園が近くにあり、状況に応じて移動も容易い場所でもあります。

 

※駐車禁止の場所には絶対に車を止めないように!


ほんまにこんな場所で釣れるんかいな?

と言う声が聞こえてきそうですが、

 

釣れます。

 

え?どうせキビレさんしか釣れないんちゃいますのん?

(ここら近辺で落とし込みする人はこの釣り場の事をこう言ってます)

 

もちろんキビレさんも釣れますが

おチヌ様

釣れます。しかもなかなかのグッドサイズが

 

今回の朝練釣行もここで釣れました。

 

 

釣り場情報

この釣り場は比較的浅い釣り場で、私がこの場所に訪れた時の約90%くらいの時間は激流なので、正確に棚を計った事はないですが、

潮が低い時は2.5mの目印を使って落とすと餌が底に着いて止まる位の深さです。

潮位にもよりますが、2~3ヒロと言ったところでしょうか。

 

足場は良く、満潮時で足場から水面まで約1.5m前後で柵もなく竿を出しやすい場所です。

 

しかし、潮の流れはほとんど緩む事なく、かなりの激流で時には2枚潮、3枚潮となり歩くスピードよりも速く上潮が流れる時もあります。

 

もちろん潮が緩んで、ほとんど流れない時もありますが、比較的そういった時も釣れない事は無いのですが、経験上激流の方が良く釣れます。

 

ここの魚は激流の中で生活しているからなのか、かなり全体的にパワフルでサイズも大きいおチヌ様も釣れます。

 

そして、なんと言ってもこの釣り場。落とし込みしている人がほとんどいないんです。

もちろんたまには見かけますが、そこそこ広い釣り場なので、1人2人落とし込み師が居たとしてもさほど気になる事はありません。

 

そう。後は釣るだけです(笑)

 

脱初心者向け浅はかな釣り場攻略法?

玄人の方は見ないでください(笑)

風・潮・時間

私がこの釣り場に来るのは朝だけなので、夕方に通用するかどうかは保証しません(;^_^A

今までの実績を元に書きます。

 

先ず、釣り場自体の水深が浅いので、干潮より満潮前後がおススメです。

特に満潮からの下げはかなり実績高いです。

そして、北東向きの釣り場なので、日が昇り切ってしまうと、がっつり日が当たるので朝イチ。若しくは日が西に傾いて水面が日陰になる時間帯が良いかと思います。

 

実際、朝イチから竿を出していて、日が昇るにつれてアタリが減る傾向があります。

 

そして、もちろん透けているより濁っている方が良いです。

釣り場の向きが影響しているのか、北東の風で他の釣り場が透けていても、この釣り場だけは少し濁りが入っている事も多いです。(これも一概には言えませんが)

 

さらに夏の時期、朝イチは北東の風、午後から南西の風というパターンが多いですが、

この釣り場は北東向きなので、そのパターンで行けば朝は風が釣り場正面から吹いてくるので条件的にも悪くなく、暑さも軽減できるのでおススメです。

 

逆に冬は辛いッス(´;ω;`)

 

 

上記を踏まえて考えると

日の出と満潮が重なる様な潮回りの日が良いのではないでしょうか?

(大体の釣り場でもそうかもしれませんが、、、)

 

風向きに関してはさほど影響は無いかと思いますが、たまたまだと思いますが、北東の風でどこの釣り場もダメな時でも、この場所は釣れる。という事もありました。

 

あくまでも経験上の事なので確実ではないので悪しからず。

 

落とし方のポイント

この釣り場は、神戸の激流沖堤防に匹敵するくらいの激流です。

もちろん、最初の方にも書きましたが、潮が緩むときもあります。

そして、激流も一定ではなく、場所や時間でその速さ、上潮、下潮の向きが変化します。

 

釣果を得る為には、この激流を攻略するほかないのです((((;゚Д゚))))

 

その激流攻略のポイントは

流して釣るか、縦に釣るか。

 

です。

先ず流して釣るとは、

大雑把に言えば、餌をそのまま流れに任せて落として行く事です。

もちろん際キープが大前提なので、餌を水面下に入れ、ハリスを馴染ませ出来るだけ際に寄せます。その後ラインや目印を壁と平行にし落として行きます。

この時、落として行くうちに餌が際から離れる事も多いので、途中ラインや目印を壁の角に当て、振り子の要領で際に仕掛けを戻す事も効果的です。そして、流れによってすぐにラインや目印にテンションがかかってしまうと餌が引っ張られている状態になり、動きもおかしくなり、おチヌ様も餌に違和感を覚え食ってこないです。若しくは咥えてもすぐに吐き出してしまいます。それを避ける為に身体と竿を使い捌きながら出来るだけテンションを掛けない様にしながら落としていきます。

目印なら、目印を壁と平行に水面に乗せてしまっても良いかもしれません。

(これも臨機応変に)

この落とし方は目印なら顕著にアタリがでますが、へち釣りの場合は手元や穂先でアタリを取るというより、ラインのふけや動きでアタリを取らなければならないので少々難しいかもしれません。

 

この時重要なのは、その場に立ちすくむのではなく、常に身体の範囲内で竿を捌ける様に流れや餌の動きに応じて足を使う事です。

 

餌がイガイの場合であれば、目印、ヘチ共に繊維掛けにすると良いと思います。

 

アタリの出方としては、流れているのにラインが止まる、流れの早さ以上に早くラインが送り込まれるなどもありますし、

引っ手繰る様なアタリもありますし、全くアタリに気づかない様な事もあります。

 

少しでも違和感を感じたら竿をゆっくりと上げて聞いて見る事も必要です。

 

 

次に縦に釣るとは、

言葉の通り、流れ云々を無視し、重めの錘で際をキープしながら出来るだけ通常の潮が流れてない時の様に下に落として行く事です。

そんな事を言っても流れがあるので、真下には落ちて行きませんが、

それを身体と足を使って軌道修正を加えながら出来るだけ下に落として行きます。

 

目印なら内錘釣法で、へちならツブやダンゴの繊維掛けで刻みを入れながら落して行くのが良いのではないでしょうか、もちろん普段よりも重めの錘を付けてください。

 

目印なら内錘で際っ際に餌を入れ、ハリスを馴染ませながら壁に対して垂直に目印を払います。この時、払ったと同時に水面に目印を浮かべるのではなく、壁に対して常に直角方向にテンションを少し掛け、流れを考慮しながら目印の方向を常に修正して落として行きます。

ポイントは餌が際を落ちて行くのを妨げくらいの微妙なテンションの掛け具合にする事です。

その為には、一定の場所に立ちすくむのではなく、潮の動きとそれに伴って目印も動くので、それに合わせて足を使う事が重要です。

アタリの出方としては、目印がツツツと引き込まれて行くアタリもありますし、目印が沈んで行かないふわっとした止めアタリ、一気に手元に来るガツンとしたアタリ等があります。

 

そして、へち釣りなら、刻みが効果的であるかと思います。

ハリスを馴染ませてステイ。少し落としてステイ。また落としてステイ。(落とす距離は任意)これは誘い効果もあるし、際をキープするにも効果的です。

この激流ポイントでは、全ての潮が一定方向に流れている事は少なく、2枚潮になっている事が多いです。

その為、上潮を通り越して下潮に仕掛けを馴染ませ落として行く事で上潮の影響を回避する役割も果たします。

 

もちろん、横と縦に釣る方法をミックスして落とすのもアリです。

 

アタリの出方としては、手元に来るアタリもありますし、止めアタリもあります。

 

何れも仕掛けを潮に馴染ませ、軌道修正を加えながら落として行く事が必須です。

その為には何度も書きますが、その場に留まって竿先だけで落とすのではなく、身体と足を使い、常に身体の範囲で竿捌きが出来る様にする事です。

 

 

上記が私の実践上の攻略法ではありますが、その日その時、その場面でどれが正解の落とし方は変わります。

 

落としやすさや流れの早さなどを考慮して上記の釣り方を臨機応変にする事です。

 

そして、こういった湾奥激流の釣り場ではキビレさんも良く釣れます。

その理由は多々ありますが、ここで重要ポイントとして書かせてもらうのは、

 

激流であるが故に、際キープが難しいという所がキビレさんが釣れてしまう原因の一つだという事です。

最初餌を水面下に入れた時は際をキープしていても、沈むに従ってどんどん際を離れて行く事も多々あります。

そうなるとおチヌ様は食ってきませんが、キビレさんは比較的際から離れていても食って来ることもあります。

 

そんなんお前見たんかいっ!

と言う声が聞こえてきそうですが、これも経験上の事ですので確信的なものではありません。

 

信じるか信じないかはあなた次第です。

もちろん完全完璧に際をキープしてもキビレさんも食ってきますが、

この際キープを常に意識する事でキビレさんが釣れてしまう確率が下がり、その分おチヌ様が釣れる確率が上がると思います。

 

これはあくまでもこの釣り場におチヌ様もキビレさんもそこそこ居てるという前提で書いてますが、キビレさんしか釣れない時もありますし、おチヌ様だけ釣れる事もあります。

 

おチヌ様を釣るための1つのロジックだと受け止めてもらえれば良いかと思います。

 

まぁ、揚げ足を取るような人は見ないでくださいって事です(笑)

 

 

色々と書きましたが、あくまでも私自身の経験と実績の元に書いているので、上記の事を実践したからと言って必ず釣れる保証はありません。

 

参考になると思われた所だけをやってみれば良いし、いや、まったくもって違うわと思われるなら反面教師にすればよいと思います。

 

 

後、言葉ではなかなか伝えにくい所もありますし、分かり辛い、または分からない言葉もあると言われる方もおられるかと思います。

 

そんな方はまず

習うより慣れよです

 

実釣してください(^^)

 

と言う事で常吉大橋下で実釣

先ずは西側で


一気に反対東側まで行って


それからキビレさんも含めながら

今回も満潮から下げ始めた頃からアタリが頻発し、目印切れ、チモト切れの人的ミスや素鈎などありました(´;ω;`)

 


アタリ頻発から2枚ゲットした所で時間切れで納竿となりました。

あ、やはりキビレさんも多い釣り場なので、キビレさんは7枚でした(;^_^A

 

 

まとめ

おチヌ様が釣れる場所

いわゆる海と言われる場所ならどこでも釣れると思います(笑)

その釣り場、環境、状況にマッチしたやり方をすれば。

いくら湾奥で、キビレさんが多い釣り場だとしても、時期や潮、天気、色々な条件さえ合えばおチヌ様は釣れます。

もちろん釣り場によってはほぼキビレさんという所もあります。しかし、その中キビレさんだけしか釣れないのか、釣れるのはキビレさんのが多いけどおチヌ様も釣れるのか、

 

そういった場所では実践を踏まえ、いかにおチヌ様が居てる場所を見つけるか、

そして、おチヌ様が釣れる落とし方をするかだと思います。

 

その為の条件が棚なのか、場所なのか、時間なのか、仕掛けなのか、それは自身で見つけるしかありません。

 

キビレさんが釣れようとおチヌ様が釣れようと、どちらでも良いと言う方にはまったくもって私の書いている事は全くもって参考にはなりません、、、

 

釣り方、楽しみ方なんて人それぞれですから。

 

 

本日使用のタックル

 

竿    ダイワ ロッド ブラックジャック スナイパー 落シ込ミ T-40UM

リール  ダイワ(Daiwa) リール 13 BJ 75D

道糸   サンライン(SUNLINE) ライン 黒鯛イズム 落とし込み黒鯛マークウィン 100m #2

ハリス  東レ(TORAY) ハリス トヨフロン スーパーLハード 50m 1.5号 ナチュラル

鈎    がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢尼(黒) 8 6,7

餌    イガイ1枚内錘、ダンゴ

目印   25cmピッチ2.5m