【前編】大阪南港セル石攻略!?目印落とし込みイガイウチオモリスライダー釣法

2022年は6月14日に梅雨入りとなり、気候、気温、風、水温、餌、

どれをとっても黒鯛落とし込み釣りには最高な条件が整うことが多くなりました。

岸壁にビッシリとイガイが付き、黒鯛落とし込み釣り(ヘチ釣り、目印、前打ち)最盛期を迎えます。

この記事を書いている途中に異例の早期梅雨開けになってしまいました笑(6月28日)

 

関西では、例年5月のGWが開けて、その翌週あたりから良く釣れ出すのですが、

例年に比べてイガイの付きも悪く、釣れ方も微妙でどうなることやらと思いましたが、

やっとその茅渟の海と言われる大阪湾の状況になってきました。

 

肌感覚的には1ヶ月遅れくらいでどの波止場も釣れだした様に思えます。

そんな最盛期で

皆さんは落とし込み釣りの中で、どの釣り方をしますか??

と聞くと、関西では多くの方が

ヘチ釣り

と答えます。

その次に目印落とし込み釣り、最後に前打ちとなるのですが、

目印落とし込み釣りでもヘチ竿に目印を付けてするいわゆるメジヘチ(目印ヘチ)

そしてヘチ釣りで付ける餌をウチオモリにしてやるいわゆるヘチスラ(ヘチ釣りスライダー)

と言う釣り方が多く、

 

純目印落とし込み釣りをされている方をあまり見かけません。

 

が、しかし、だがしかし、

目印落とし込みの聖地セル石に行けば、そんなガチ目印落とし込み師の方たちが関西だけでなく、中京やその他の地域からも来られる方が多くいており

とても勉强になると同時に、とても楽しい釣り場なのです(個人的に笑)

大前提で言葉を選ばずに書くと、

この最盛期の大阪湾。それなりにしっかりと落とし込み釣りをされている方であれば、もしくはされてなくとも、ある程度の釣果を出すことが出来る。というのも大げさではありません。

 

また、初心者にとっても比較的容易に釣りやすい時期でもあります。

 

そんな中で、何に拘って、この黒鯛落とし込み釣り(総称)をするのか?

数なのか、仕掛けなのか、釣り方なのか、場所なのか、、、

更にはアタリなのか、掛ける時なのか、引きなのか、、、

竿を出して、黒鯛をタモ入れするまでのどの部分に萌えるのか、

それとも一連の動作全てに全身全霊をかけて楽しむのか、、、

黒鯛落とし込み釣りという1つのジャンルだけでも

捉え方によって、様々な楽しみ方があります。

 

今回は目印落とし込み釣り、その中でもイガイウチオモリ(イガイスライダー)で

その聖地と呼ばれる、南港のセル石の(あくまでも私なりの)攻略について書いてみようと思います。

 

変鯛
変鯛
上層での目印に出る様々なアタリに萌えるんです

 

※いつも、記載していますが、私が書く釣り方なんてものは、数多くある釣り方のごくごく一部であり、それが全てではありません。同じことをやったからと言って必ずしも釣果を出すことが出来るわけではありません。ここに書く全ては私自身の経験を元に書き上げた文章となりますのでご理解ご了承の上お読みくださいませ。

 

目印落とし込みの基本的な事は下記リンク、もしくはGoogle先生に聞いてみる事をオススメします。

下記リンクの記事の中にあるリンクも為になるものが多いので、もしよければ参照してみてください。

リンク先のリンクも為になるものが多いです( ̄ー ̄)ニヤリ

 

私が何度も読み返している記事↓

 

 

セル石の記事

今年のセルのマル秘攻略も出てました

全てはこういった、私達よりも、もっと以前から発信して来られた諸先輩のおかげで今の私があります。

なので、私の記事を読む前に、ぜひ先輩たちの記事も読んで頂けるとより為になるのかなと思っています。(要するに、ところどころパクって参考にさせていただいてます)

 

書きたいことが多すぎて、結局前編後編に分けました。

それでも1万文字オーバーのグダグダ記事になっていましました^^;

やることが無くて、どうしようもなくて、読んでやっても良いかなと思った濃厚ファンと、濃厚アンチの方だけ読んでください(;・∀・)

 

大阪南港セル石

セル石

大和川河口南西に面する全長約1.4kmの半円状の護岸で全体的にオーバーハングになっている釣り場で、目印落とし込みウチオモリ(イガイスライダー)の聖地と言われいます。

 

良くも悪くも大和川の影響を受けやすく、ハイシーズンのこの時期であれば、大量に雨が降れば、その川から流れ出る濁りで表層が覆われ、黒鯛の警戒心も薄れ良く釣れる事も多いです。

ゴミの接岸も多いですが笑

 

潮位が高い時はそのハング部分が見えないので、注意が必要です。

 

基本的には、そのハング奥、顎下に黒鯛がいて、岸壁から落ちてくるイガイを待ち受けているので

目印落とし込みイガイウチオモリ(イガイスライダー)で顎下を狙うのが有利になります(そうじゃない時もある)。

※もちろん、ヘチ釣りでイガイの繊維がけで、潮の動きを利用し、その顎下へとイガイを送り込むツワモノも居てます、また状況が良いときであれば、ハングよりも上に魚がいてることもあります。あくまでも、セル石で目印落とし込みイガイスライダーで顎下を狙うのが有利というのは私見なので悪しからずご了承ください。

更に付け加えるならば、目印ウチオモリが良いときもあれば、イガイ繊維がけでふわふわと貝をアピールしながら潮の引き込みでハングに送り込む方が良いときもありますし、

ハングよりも上で食ってくることもありますし、深い棚で食ってくる事もあります。

でかい貝が良い時もありますし、小さい貝が良い時もあります。

何やっても釣れる時もあるし、きっちりと狙わないと連れない時もあります。

 

これをやれば釣れるという確固たるものはなく断定的なことは言えませんので、重ねてご了承くださいませ。

 

このセル石へ渡るには、夢フィッシングさんの船に乗り、行くことができます。

セル石も約1.4Kmと広いので、

セルと宇部の角、セル真ん中、セル先端と3箇所の場所で船を付けてくれますが、

セルの真ん中に関しては、潮位が高いと付けることが出来ないので、これも注意が必要です。

その時によって、宇部角らへんが良い時もあれば、真ん中、先端が良いときも。

例年この時期は比較的先端が良い印象ですが、今季は、今の所そうでも無いですし、

時間帯によってもかわってきますし、こればかりはなんとも言えません。。

が、基本的には、セル宇部角で降りることでセル石がダメだった場合でも宇部側を狙えるので、無難かもしれません。

セル石の形状

半円状(セル石)の護岸が続く場所で、その一つ一つは下記の図様な形状になっています(多分)

 

潮位約50cmを下回る位でハング部分、顎下が見えてきます。(数値は正確ではない)

なので、干潮時にはその顎(ハング)が開くこともありますが、

多くの時間帯では顎(ハング)よりも上に潮が来ています。

 

※洋式トイレではありませんwww

 

私自身、最近知ったのですが(何年やってるねん)

上図の

ハングの長さはセル石のフチの部分

Aの長さ=Bのセルのフチ

だと何も考えもせず、そう認識していましたが、

よくよく見ると

Aの長さ=Bのセルのフチの長さの1/2

=もしくはBのセルのフチの長さの2/3

位だったことに気づきました(目視、私見なので不正確です)

おそらく、そのハング顎下の長さAはセルのフチよりも長いことはないかと思われます。

 

ちなみに、、、ですが、

セル石の水深は??と聞かれることも良くあるのですが、

底まで探った事がないので

わかりません笑

 

同じ大きさのセル石が並んでるわけではなく、

大小のセル石が交互に並んでいます。

 

セル石の狙い方

目印イガイウチオモリでの落とし方は下記リンクを参照してください。

ここでは、落とし方ではなく、いざセル石に釣行した際、どういった感じで

狙っていくのか?を私の経験を踏まえて書いていきます。

 

基本的には、セル石のハング、顎下を狙う事で黒鯛が釣れるということを大前提として書いていきます。

セル宇部角側(右)からセル先端(左)に向かって落としていく場合

手前から

の順番で狙う場所があります。

それらを最初からじっくりと狙って行く方もおられますが、

私の場合は

白もしくは青

→次に黒

→そして赤か緑

1セルに対して3箇所ほど

小さいセルの場合は

先端の黒を含め

潮の動きを考慮しながら

手前か奥のどちらかの計2箇所ほどを

おおまかに探っていき、

魚の反応がある場所を探します。

そして、魚の反応があれば、

じっくりと

 

と探ります。

魚の居てる宛があれば最初からその目的の場所へ行き、じっくりと探ったりもします。

セル石の潮の動きと狙い方

セル石が均等の大きさではなく、大小交互に並んでいることや、

大和川の河口で有ることや、その他色々な環境によって

潮の流れはその時によって違ってきますが、

 

おおまかに、海を正面として先端(左側)から宇部角(右側)に向かって流れている場合

その逆右側から左側に向かって流れている場合があり

それに加えて正面からあたってくる潮が混ざり合って、その場所場所で様々な動きをします。

また、タイミングによっては、全く動かない場合もあります。

もちろん、それだけではありません。

 

潮の流れも、自然の事なので、確実にこれ。ということは無いですが、

なんとなくそんなパターンがあると言う認識のもと、その状況に合わせて行かなければなりません。

 

一般的には、

セルの先端(黒)よりも左側(緑、赤)から仕掛けを顎下に入れ易ければ、

そのセルに於いては、右側(青、白)の方に潮が抜けて行くので、右側からは仕掛けを入れにくくなります。

これは、セル石という釣り場の全体が同じ向きで潮が流れているわけではなく、

場所や時間帯で変わるので、注意が必要です。

宇部側は左から右に流れてたけど、

真ん中らへんは正面から潮が当たって、

真ん中より先端側は右から左に流れている。など。

さらに、ハング下の潮は外に払われていたり、

下に潜っていったり、

一つのセルでも様々ですし、全体を見ても様々です。

 

そして、それに伴って、どこでも同じセル石が並んでいるので、

セル石全体で、まんべんなく魚が居てる。と考えがちですが、

逆にそういうことは経験上少なく、

多かれ少なかれ当たる時はまとまって当たる場合が多いので、

まずは、上記の狙う場所を大まかに探って魚の反応がある場所を見つけるのです。

 

また、場所によって大きい魚が集まっていたり、チャイチールが湧いていたり、キビレゾーンだったり、ということもあります。

 

 

その時、先程書いたように、

明らかに潮が吐き出されてくる場所からのイガイの顎下を狙うのは難しいので、一旦は避け

送り込み易いポイントからの投入にまず全力を尽くし、

進んで行くうちに潮の動きが変わったりするので、途中それを確認しながら投入出来る場所を潮の状況に応じて変えていきます。

アタリがあれば、その場所周辺をじっくりと探るのですが、

進むにつれてアタリが減ってくる事ももちろんありますので、

そういった場合は、アタリが良くあった場所に戻るか、

最初探っていた方法と同じで、おおまかに探りながら新たな魚の反応がある場所を見つけるかになります。

 

この時、アタリが良くあった場所に戻って落とす場合、

先程は潮が吐き出される場所はスルーしていましたが、

そういった場所も落とし方を変えて狙って見るようにします。

 

もちろん、右から左、またはその逆など、素直な潮であれば問題ないですが、

下の潮がもやもやして顎下に入ったもののすぐに吐き出されてしまったり、

潮が動かずだったり、正面からの潮で、壁にあたり跳ね返り、どの位置からも顎下に入れる事が難しい事もあります。

そういった場面での顎下に餌を送り届ける方法はありますが、経験則の部分もあり難しさはありますが、必ずどこからか顎下に送り込めるタイミングがあるので、それを注視してください。

それでもどうしてもだめな場合は、無理に落とさずとも、その場所は避けて、入っていくセルを探してください。まずはそれからです。


あくまでも、私の普段やっている狙い方ですので、

いや、その方法はあーだこーだ、こういった方法のほうがウンタラカンタラと言う意見も当然ありますので、お好きに狙うことが一番です。

 

仕掛け

私の仕掛けを紹介します。

 

竿は3.5m~4.0mのズーム

この仕掛で目印で取れる棚は2m+ハリス(矢引き1m位)

ライン→目印→ハリス、いずれもチチワで結束しています。

垂直に落とすことができれば2ヒロ(約3m)ほど探れますが、

ハングになっている釣り場なので、その分、探れる棚(目印で取れるアタリの棚)は浅くなります。

 

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その他管付きタイプも使います。

しかし、この時期は比較的浅い棚であたってくる事が多いので(下図赤○で囲んだところ)

目印は長いものを使うよりも2mまでの短いものを使用することをオススメします。

 

逆に、これ以上長ければ、目印のアタリを楽しめる棚は深くまでいけますが、

足場と水面の高さや、この時期あたってくる棚を考慮すると、長い目印は少し不利なように思います。

 

上層で当たって来た時の合わせや、タモ入れの際に目印が邪魔になって(目印は巻き込み出来ないため)苦労します笑

とはいえ、取り込みの際、第三者的に見たら、かっこよいですけどね( ̄ー ̄)ニヤリ

※取り込んでる本人は竿を持つ手が大変www

 

それならヘチ釣りの方がやり取りしやすいやん。

→正解です。

あくまでも目印を使ってやりたいが前提となります。

 

その際の竿の長さは3.5m~4.0m

持ち重りはしますが、4.0mの方が目印捌きやかけてからのやり取りは楽になります。

私の感覚ではありますが、セル石のように、足場と水面が近い場所などは

竿の長さの半分の長さまでの目印が比較的やり取りし易いと思われます(私見)

 

 

ローレル
ローレル
目印は2m以下+ハリスで充分

 

 

どれくらいの深さまで落としていくのか?ですが、

基本的には目印いっぱいまで落としていきます(落とせます)。

 

しかし、朝イチや状況に応じて、魚が浮いている可能性が高い、もしくは上層であたった場合は

目印半分までで次々と探って行く場合もあります。

逆に、叩きすぎた後などでアタリが少なくなってきたら

少し深めに(それでも目印いっぱいくらいでシモリ玉が少し沈むくらいまで)仕掛けを入れていきます。

ポイントとしては、

アタリの多くが

上図の赤丸の部分なのです。

ということは、如何に赤丸の上部に貝を送り込むことが出来るかで

当たるポイントに貝を長く滞在させ、魚にアピールすることができるのです。

特に赤丸の顎直下の部分に魚が多くいてアタル可能性が高いです。

その顎直下にイガイを送り込むには、目印を使ったイガイウチオモリドリドリ(スライダー釣法)が効果的なのです(私見)

※何度も書きますが、目印を使わなくても、また、メジヘチでも、上手い人はしっかりとこの顎直下にイガイを届けることができるのです。

良い日なのか、厳しい日なのか見分ける

今の時期の朝イチであれば、ひと流し目は結構当たる事が多い様に思えます。

さらに浮いている魚も居てるので、顎下よりも上であたることも。

餌を着水させた直後にあたることもあります。

しかし、誰かが落としたその後を探っていくと、やはりアタリの数は減る傾向にあります。

 

しかし、良い日だと、釣った後に魚がすぐ戻ってくる可能性が高いです。

叩かれて、多少下に下る可能性もありますが、基本的にはしばらく寝かせれば

魚はまた戻ってきます。

しかし、良くない日だと、ひと流しした後はなかなかあたらず、時間がたっても魚が戻ってこない事もあります。

そういった場合は、地道にしっかりと顎下を狙い、少ないながらも居てる魚に口を使ってもらえるよう

丁寧に落としていきます。

そうすることで、いざ魚が居てたら口を使ってくれるのです。(ふつうのコト書いてしまった^^;)

 

良い日だと、しばらく寝かせた場所を狙ったり、他の人の竿が曲がっている近くを狙ったり

落とし方をあれやこれやと試してみたりと色んな事が出来ます。

 

良くない日だと、作戦を練り直し、

少ないながら竿が曲がって居た場所を覚えておき、人がしばらくその周辺を落としていないタイミングを狙ってみたり、

朝から全く竿が曲がって居なかった様な場所を狙ってみたり、

とにかく、魚は賢いので、なるべく人のプレッシャーがかかって居ないところで優雅に餌を食べてたりします。

セル石の魚は、人の動きを良く知っているのか、

人が居なくなれば浮いてくる事も多々あります。

 

午前は人が多く、朝イチだけ釣れていたという場合だったとしても

アタリが少なく、早々に釣り人が引き上げた11時から、潮も低いのにガンガン浮いてきてアタリだした、ということも多々ありました。

他の人が竿を曲げている場所を覚えておいて、その周辺を狙うのか、それとも人のプレッシャーがかかっていないところを狙うのか?

どちらも正解になりうるし、不正解にもなりえます。

 

そう、まさにどっちやねん。

が正解なんです笑

 

顎直下へイガイを送り込む落とし方

さて皆さん、遅くなりました。上記までは、狙い方であって、

ここからが攻略の部分、、、なのかも。。

狙い方は分かったと。

でも、顎下に貝を送り込まれへんねん。それが知りたいねん。と

 

細かい落とし方などは、冒頭の私のリンク先の記事や他の方の記事を見ていただくとして、

その中にも書いている事なのですが、

結論から言えば、

しっかりとハリスを馴染ませる。すぐに目印を水面に浮かべない様にすること

比較的顎直下に貝を送り込み易いです。

 

そのやり方のイメージとして(これは実際に私がやっている方法です)

貝が着水後、(貝は壁に当てる位でもオッケー)

落ち着いて、ハリスを壁とは反対側(外向きに)軽く引っ張る様に(貝の引っ張りを感じながら貝の引っ張りを殺してしまうくらいは引っ張らない)馴染ませて行くと

推進力を利用して貝が壁の方に向かって進んで行きます。

その時、一気に目印を水面に浮かべるのでは無く、

その潮の効き具合や、流れなどを見ながら、ハリスを馴染ませた後、

目印に到達したとしてもハリスを馴染ませるのと同じ様な方法で馴染ませて行くのです。

 

この時、しっかりと潮が効いていれば、そんな事をせずとも、すぐに目印を水面に浮かべても入って行きます。

逆に、イマイチ潮が効いて居ない時などは、少し腕がだるいですが、上記の方法をし続ける事で、

顎下に向かって貝が進んでいきます。

それは、自身の目と、貝が壁を叩きながら顎下へ向かって行くイメージを持ちながら

ちょうど良いところを見つけてください。

 

どうでしょう、、イメージ出来ましたか?

文章を読むだけで、やったことなかったらなかなかイメージはしにくいかもですが、

実践を重ねていく上で、少しずつイメージ出来るようになってくるかと思います。

 

このやり方を覚えるだけで、格段に顎下への貝の送り込める割合が変わってきます。

ちなみにですが、このやり方は、潮が出てくる側、顎下を狙いにくい潮の場合でも比較的効果的ですので、覚えておいても損はしないかと思います(私見)

より詳しく落とし方を見たい方は

↓リンク先の記事も参考にしてみてください。

 

目印は外に払って浮かべるものだと思い込んでいる人も多く見受けられます。

 

たしかに、ハングの釣り場でイガイウチオモリ(スライダー)をなんとなくでやってみても、

なんとなく着水させて、なんとなく目印を外に払って、なんとなく落としていたら

なんとなく顎下に入っていくので、

そういうもんだと思って、何の疑問も持たずでやり続けている初心者も多くいてます。

そういう私もそうでした。

 

もちろんそれでも釣れる時は釣れるし、

爆釣もありえますが、

おそらくその場面に、より上手い人がいると

その上手い人は、何気なく落としている人の倍はアタリが出るし、釣れると思います。

それほど、顎下上部に餌を送り込むか否かで変わってくるのです。

倍アタるから何やねん。

って昔の私ならそう思ってましたが、

 

その顎直下にイガイを送り込み、アタリを出し、釣果を出したときの喜びを知ってしまったら

やらざるを得なかったです笑

貝が壁を叩いて、顎下に

スッと入っていく動きが目印を通してわかるんです。

その直後にツンッ!!

目印萌え男
目印萌え男
これはかなり萌える

 

 

とはいえ、それを知らなくとも充分釣りとして成り立ちますし、

自身のスタンスで釣りをすることが一番なので、

知ることが良いとは一概には言い切れません。

いずれにしても、

貝がどういった動きで、どの様に顎下に入って行くのか?

そしっかりとイメージすることが重要です。

調子良いときなんかは、

顎直下の一番奥に貝がアタります(あくまでもイメージ)

 

 

あとは、自身だけでなく

他のウチオモリをされている方の落とし方や貝の軌道もじっくりと見てみるのも良いと思います。

上手い人の目印の軌道、貝が顎下に入っていく様を目の当たりにしたとき

おそらく、驚愕します。

私は驚愕しました笑

そして、それを自分のものにしてやろうとやり続け、今の自分があります。

 

何度も言いますが、私が書いている事なんて、沢山ある釣り方のごくごく一部だけなんです。

もっともっと色んな方法がありますし、どれが正しく、どれが正しくないなんてものもありません。

一番は、自身が楽しめるか否かだと思います。

 

雨跡に接岸する天敵のごみ

大和川河口に面するこのセル石は

雨後などに、河口からの濁りの恩恵を受け、爆釣することもしばしばあります。

※冬の雨跡は川から冷たい水が流れ込むのでよろしくないとされています

 

もちろん、武庫川や淀川でも同じ傾向がありますが、

 

こうった事を聞いたことがあります。

淀川は護岸整備がされており

大和川はそれに比較して整備されていない場所もあるので一気に大雨が降った後などは

大和川のほうが濁りが出やすいと言われています。

武庫川もそういった意味では、淀川よりも濁りやすいのかな?(憶測)

 

なので、雨跡などはセル石に行くこともしばしばあるのですが、

その時に一緒にやってくるのが、

水面を漂うゴミ、漂流物なのです。

これがまたやっかいで

 

目印使いにとっては天敵です^^;

しかし、こういう時にこそ、このゴミの下に黒鯛さんが居てるんです

悩ましいwww

 

普通に落とせば目印にゴミが引っかかるし、

手返しから行くと、この際目印を外して釣りをするのも一つの手段です。

しかーし。

ここは目印で落として行きたいのがメジルシスト(汗)

上記の写真では微妙にしかわからないですが、(わかりにくい)

ゴミが際っきわにひっつく事は少なく、

数センチ、場所によっては数十センチほど間が空いているのです。

その隙間を狙って、先程書いた目しっかりとハリスをなじませ、目印をすぐに浮かべない落とし方でねらうのです。ハリスをなじませ、目印のところまできても、潮が貝を引き込んでいくのを感じながら、浮かべずに入れ込んでいくのです。

何度かやっていくと、たまに目印を浮かべることが出来るスペースがあったりします。

 

Left Caption

落とし込み師

それやったらやっぱり目印なしの方がええやんwww

まさにそのとおりなのですが、

上記で書いた落とし方は、顎下に貝を送り込む練習になるのです。(言い訳)

ゴミと岸壁の僅かなスベースで

貝、目印を捌きながら顎下に送り込む、最初はかなり難しいですが、やっていくうちに

なんとなく感覚が分かってきます。

しかし、あまりにもそのスペースが狭すぎる場合でも

状況によってはどうしてもその場所に餌を落としたい。

そんな事もあるかと思います。

そういった場合は、

 

同じ場所でまってたら、船が通って波が寄せてきたりすると

ゴミが沖へ払われるタイミングがある。

船が通らなくても、潮によっては、ゴミが寄るタイミングと、沖に払われるタイミングがあります。

ゴミがある場所でも、そんな僅かなスペースに落とさなくても、

そういう状況を待つことも一つの手段です。

 

 

私のような探り方をしている人は、ゴミがある場所(落としにくい場所)は

スルーして、パッパッとどんどん探っていくので(朝イチなど)

ゴミが溜まっている場所は

叩かれていない場合も多いのです。

そんな場所に餌を落としたら、、、、

まとめ

いかがでしたでしょうか??

なんとなくですが、セル石の狙い方、顎下にイガイを送り込むイメージはつきましたでしょうか??

色々と書きましたが、

結論を言えば

目印内オモリは簡単です。

とりあえず、針に糸オモリを巻いて、それを貝の中にいれて、

なんとなく、やってみれば、意外と上手く行きます。

このイガイの中に針を入れて、

イガイのその形を利用して推進力をもたせ普通の落とし方では狙いにくいハング奥、顎下に貝を送り込み、そのハングに潜んでいる黒鯛を狙って釣ることができるのです。

それを私達が何も意識しなくとも、その釣り方があって、それを真似るだけで、

ある程度釣果を出すことが出来るのも

これも、その釣法を生み出した先輩のおかげです。

 

しかし、このイガイウチオモリでの釣り方も、

ハマれば沼で難しいです。

やればやるほど、

もっと進入角度を水面と出来るだけフラットに近づけて、顎直下に送り込みたい。

もっと、ふわふわと送り込みたい。

もっと、シューッと送り込みたい。

潮が複雑な時でも送り込みたい。

海が荒れていてもきっちりと送り込みたい。

風が吹いても小さい貝で送り込みたい。

やればやるほど、次々と欲求が増えてきます。

そうなってくると、上手く行かない。思い通りに貝が動いてくれない。

なんで、、、なんでなん。

そしてどんどん沼にハマって行くのです笑

この沼をある程度で止めておくのか

それとも深くハマって行くのかは、その人次第です笑

 

 

前編はここで終わりですが、

後編はもっと具体的な狙い方、

更には精神論的な事も書いていこうと思います(;・∀・)

 

最後まで読んでいただけた方は

いわずもがな、濃厚な方です笑

本当にありがとうございます。

しかし、流石に、今回は読み損になったかもしれませんね笑