チヌの落とし込み三昧の連休!大会やら地波止やら沖堤そして釣り仲間との飲み会まで。怒涛の三日間でした(後編)

3連休の最終日の午前中まで、彼はフラストレーションの塊だった。

 

 

それまでの彼のブログを見てみるとどうやら、連休中の釣果は乏しいようだ。

 

7月15、16、17と今の仕事で初めての三連休でした。(自身で決定するのですが)もちろん落とし込み三昧でした(笑)  うんたらかんたら   第18回黒鯛落とし込みクラブ対抗選手権連休初日の土曜日は東京黒友会さんが主宰されるクラブ対抗選手権に私も参加させていただきました。 この大会には落茅奴者と潮友会の合同での参加が恒例となっているそうです。 団体戦と個人戦があり団体戦は上位5名の各黒鯛1匹長寸計個人戦は個人各黒鯛2枚の長寸計で争われます。 懲りずに朝練 de 北港夢洲レーダー&nbs...

 

連休中のそれぞれの釣り、飲み等、その時は楽しかったようだが、やはり釣果がついて来ないとだめなのであろう。

 

しかし最終日の午前中は、前日の仲間との飲みの影響もあってなのか、釣果は芳しくはなかったが、パイル向かって仕掛けを投入し、目印が前方にスススと入って行く様、そしてパイルのチヌ特有のパワフルな引きを堪能したので、テンションが少し上がって来たようだ。

 

それに加えて釣り友のよーへい氏が、これから彼が渡堤する場所へ1番船で先に行っており、

結構な釣果を出している事も彼のテンションを上げる一つの要因であった。

 

この渡堤先は前日にも釣り友の湾岸氏が朝イチから釣行しており、そこそこの釣果を上げている、かなり調子の良い場所なのだ。

 


ここで、一つ疑問に浮かぶ事がある。

彼もよーへい氏と一緒に1番船で沖堤へと渡っていれば、この連休前半のフラストレーションはたまらずに済んだはずなのに何故行かなかったのであろうか。

そして前日にも湾岸氏と一緒に行ける状況であったにも関わらず何故行かなかったのだろうか。

 

その答えは彼を良く知っているものならすぐにわかる事だが、

 

彼は、彼自身で決めた事を覆す事はしたくないのである。

そして、自身で決めた釣り場で釣果を出すことに快感を得ているのである。

 

そんな事を言いながらも、大会の時など、周りの話に影響されギリギリに釣り場を変えてしまうという事もあったり、

 

なかなか一言では表せないくらいのまったくもって自己中な奴なのだ。

 

話しを戻して、何故その日の朝、1番船でよーへい氏と一緒に行かなかったのか。

 

もちろん自身で決めた釣り場に行くつもりもあったが、ただ単に

 

二日酔い

なだけであった。

 

その二日酔いのせいで朝も予定した時間に起きる事も出来ず、結果予定していた地波止にも行けず、よーへい氏と一緒に渡堤も出来ず、

 

体調を戻す為に再び仮眠を取り、結局9時からかがっち氏とパイルストラクチャーフィールドへ短時間釣行しかできずじまいだったのである。

 

だがそこで1枚だがチヌの釣果があり、テンションがあがるという何とも単純な奴だ。

 

そんな自己中かつ単純な彼と一緒に釣行するメンバーはおそらく優しさの塊の様な人たちなのであろう。

 

そんな優しさの塊の一人で、彼の師であるマ氏を迎えに行く為、かがっち氏との釣りを終えた彼は釣りベストを着用したまま車を走らせるのであった。

連休最終日の日差しのきつい午前11時過ぎの事だった。

 

 

本来12時に待ち合わせだったのだが、マ氏より少し早めにいって飯でも食おうという事で、早めに待ち合わせ場所へ向かうもののテンションが上がっているのか、やたら早く着きすぎてしまい、車の中で一人ポコポコというゲームをやりながら待つというなんとも自由な彼であったが、この午後からの釣果はどうだったのであろうか。。

 

神戸渡船 de 沖堤

 

よし。二日酔いも無くなって、パイルのパワーゴイスーおチヌ様も釣って、気分も上がって来たし、先に行ってるよーへいさんも釣れてるみたいやしこりゃぁ午後の沖堤防もウハウハや罠

 

なんとも単純な奴だ。

 

この時点で3連休の乏しい釣果のフラストレーションは少し解消され前向きな気持ちでスタートするのであった(笑)

 

本日のメンバー

という事で本日の釣行メンバーは兄貴、マスター、ふささん、私の4人で朝イチに渡堤してるよーへいさんと合流します。

 

本来後一人、名前誰やったか湾・・・なんとかさんは

前日の釣行で驚異的な日焼けという名の火傷を負って不参加になりました(笑)

皆さんいきなりの沖堤は今の時期かなり危険なので万全な対策をして渡ってくださいね。

 

という事で弱弱の湾某さん以外は真っ黒に日焼けして沖堤耐性バッチリです(;^_^A

 

出船

 

13時の船でよーへいさんの居てる沖堤へと向かいます。

 

 

よーへいさん情報だと沖堤も濁りが少し入っていて良さげな感じ。

(ちょっとだけマスター)

 

(マスター)

みんな外で風に当たりながら乗ってる中、マスターは一人船内にて携帯を見てます。なんでかなぁ。。と思いながら見てると、、、

 

答えは本日のマスターで(笑)

 

釣り場の状況

心地よい海風と素晴らしいロケーションを堪能しながら到着したのはいつものあの場所。

朝から行ってるよーへいさんに話を聞くと、朝イチから何回か時合いもあり、もうすぐでダブルつ抜けとの事。

それに反して同業者は何人かいたが、ほとんど釣れていないそう。

そして、今は少しアタリも少なくなり落ち着いている感じ。

南西の風が程よく吹いており(若干強め)壁面もバシャバシャして良い感じ。

 

よーへいさんが釣れていて、他の人が釣れてない。

 

この話を聞くだけで大体の想像がつきます。

元々はおチヌ様が居てる棚は浅いのに水面をガン見しながら落としている。

さらにそれによって若干おチヌ様の居てる棚が下がってるパターン。

その中で、上層を意識しながら忍者釣法を駆使して落とすYOーHEYさんだけが釣れているのではないでしょうか?

 

この予想を元に、色々と落とし方をシミュレーションしながら仕掛けを準備します。

 

実釣開始

 

足場は狭いが、出来るだけ水面から離れた場所に立ち、上層を意識しながらも、おチヌ様の居てる棚をきちんと把握するために目印いっぱいプラスバカ糸分で二ヒロちょいまで探ります。

 

風が良い感じで吹いており、その風を考慮しながら仕掛けを投入し足を使いながら身体の範囲で目印を捌ける状態へと持って行きます。

そうしながら、潮の状況、仕掛け目印の馴染み方、際のキープ具合、色々な事を確認しながら調整して行きます。

 

何投かしながら落として行くと

程なくして前方に居てるマスターが早速おチヌ様を掛けててます。

 

そして私も目印が半分ほど入った所で

ツンッ!

アタリからの

うりゃりゃっ!

でフッキング。

マスターと少し離れたところでダブルヒット!!

 

うほほ!めっちゃ引く!ん??カンダイか?

ものごっつい引きを見せます。

しかし、

 

ゴンッゴンッ

と頭を振る動きが竿に伝わり、おチヌ様である事を確信しますが、それにしても凄いパワフル!

 

今回の竿はBJのT40ですが、もうフィネス竿なのかっていうくらい

ブチ曲がります

 

この引きなら確実に年無しおチヌ様クラス!!

そう思いながら上がって来たのは

 


おりょ。引きの割には思ったよりサイズが、、、(贅沢)

 

 

その後もそこまで多くないアタリを拾いながらポツポツとおチヌ様をゲットして行きます

 


 


時合いは来てないですが、丁寧に落とすことでアタリがあり、それをきっちりと取って行く事で釣果に繋がりました。

 

やはり予想通り?!おチヌ様は少しだけ下に居てるのか、

目印半分から入り切った所まで1ヒロから2ヒロの間に居てます(まぁまぁ広い範囲かw)

なんとなくまだ残ってるワカメの下らへんにアタリが集中しているようです。

 

そして

 

愉快なあの人も

バラシまくりのこの人も

 

おチヌ様をゲットして行きます。

もちろんマ氏も良型おチヌ様をゲットされてます。

 

ここで朝イチからのよーへいさんはダブルつ抜けも達成したので、16時の船で上がる事に

 

そう。ここで皆さんお気づきでしょうが、いままでのフラストレーションは完全に吹っ飛んでます(笑)

 

時合い突入?!

そしてその後17時位から時合いが始まり、どんどんアタリがあります。

 


そしてアタリ、素鈎、フッキング、バラシ、おチヌ様ゲットを繰り返して行きます。

 

この時兄貴の落としているのを見るといつもより少しあれがごにょごにょごにょしてます。

!!

 

どうやら兄貴はアタリがあるのを見据えて、ビッグワンを狙う為にそうしてるとの事。

 

それを境に私もしっかりと真似させていただき、ビッグワンを狙います。

 

フラストレーションも解消されたし、自身に

 

つ抜け+年無しおチヌ様ゲット

 

というミッションを設けて落として行きます。

(blackyさんが良くされているミッションをパクりましたw)

 

そして、そのミッションを意識してすぐに

目印なのに引っ手繰る様なものごっついアタリからのどすこいパワーのおチヌ様が掛かります!!

 

これすぐ北これー!!

 

ギュンギュン唸る引きに腱鞘炎の腕が悲鳴を上げながら上がって来たのは

 


惜しい~そんな上手い事いかへん罠~(;’∀’)

 

その後もビッグワン狙いで落として行くと

 


ビッグワン狙いの仕掛けにもかかわらずチャイチール君も掛かってきますが、サイズ関係無しにギュンギュン引きます。

 


豪快なアタリや、ツンアタリ、ツツツ、ピタ。

色んなアタリを楽しみながら

 


時間が経つに連れてサイズアップして、課せたミッションの内の一つ

つ抜け達成!!

 

そして嬉しさも束の間

その後すぐに今日イチのパワーと重みが竿に乗っ掛かります!

あかん。これはちょっと慎重に行かないと。

そう思いながら丁寧にやり取りして上がって来たのは

 


 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

年無しおチヌ様!!

 

ミッションコンプリート!!

 

そして達成感抜群のその後も次々と落として行き

 


ナイスサイズのおチヌ様をゲットして目印が見えなくなったので納竿となりました。

 

まとめ

沖堤最強?!

この午後からの沖堤は今までのフラストレーションを簡単に吹き飛ばす位のバコバコ状態でとても楽しかったです。

 

結果13枚という素晴らしい釣果にも恵まれ、一緒に行ったメンバー全員がつ抜けという結果に終わりました。

 


夕方にはおチヌ様も浮いてくるのかなと思いましたが、棚は変わらず、目印半分の1ヒロ~2ヒロまででのアタリが頻発でした。

イガイのある層はかなり上層なので、おチヌ様はその層から落ちてくる餌(イガイ)に対して敏感に反応していたのではないでしょうか?

 

 

浮いてないからと言って、水面を見ながら落としているとやはりアタリは減っていたのだと思います。

 

そう上層を意識しているのは私たちだけでなくおチヌ様も意識していたのだと思います。

 

良くも悪くもここのおチヌ様は上層をかなり意識してるため、覗き込んで落とすとなかなか食ってきません。(特別な人は除く笑)

これは時合いだろうとそうでなかろうと変わらないかと思います。

 

 

と言う事なのでしょうか(笑)

 

逆に言えば、それを意識し、出来るだけ覗かない様に落とすことさえできたら今回の様にガンガンおチヌ様は食って来るんだと思います。

 

 

 

しかもアタリは中にはシビアなものもありましたが、豪快なアタリも多く、大きさ関係無しにパワーもかなりのものなので、かなり楽しめる場所だと思います。

 

 

上層を意識しながらも、おチヌ様の居てる棚をしっかりと見極めて釣る。

 

いやぁそれにしても

 

萌えますな

 

3連休中使用のタックル

北港スリット

竿   がまかつへちさぐり銀治郎MH300

リール quapni camellia85

道糸   サンライン(SUNLINE) ライン 黒鯛イズム 落とし込み黒鯛マークウィン 100m #2

ハリス  東レ(TORAY) ハリス トヨフロン スーパーLハード 50m 1.5号 ナチュラル

鈎    がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢尼(黒) 8 6,7

 

セル石、神戸沖堤防

竿    ダイワ ロッド ブラックジャック スナイパー 落シ込ミ T-40UM

リール  ダイワ(Daiwa) リール 13 BJ 75D

道糸   サンライン(SUNLINE) ライン 黒鯛イズム 落とし込み黒鯛マークウィン 100m #2

ハリス  東レ(TORAY) ハリス トヨフロン スーパーLハード 50m 1.5号 ナチュラル

鈎    がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢尼(黒) 8 6,7

餌    イガイ1枚内錘、ダンゴ

目印   25cmピッチ2.5m

 

朝練地波止

竿    ダイワ(Daiwa) ロッド ブラックジャック スナイパー MS-42UMテレガイド仕様

リール  ダイワ(Daiwa) リール 13 BJ 75D

道糸   サンライン(SUNLINE) ライン 黒鯛イズム 落とし込み黒鯛マークウィン 100m #2

ハリス  東レ(TORAY) ハリス トヨフロン スーパーLハード 50m 1.5号 ナチュラル

鈎    がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢尼(黒) 8 6,7

餌    イガイ1枚内錘、ダンゴ

目印   25cmピッチ2.5m

 

本日のマスター

 

マスターが何をしていたかと言うと

お肌に気を使ってクリームぬりぬりマスター

 

笑顔でぬりぬりマスター

 

 

ウキウキマスター

 

 

 

おまけのおまけ

 

ズバちゃん

 

あ、アイキャッチ画像(よーへいさん撮影ありがとうございました)