【落とし込み(前打ち)】脱初心者必見!!ローレル流冬のシャローテトラのタックルと狙い方

 

 

黒鯛の落とし込み釣りには大きく分けてヘチ釣り、目印落とし込み、そして前打ちの3つの釣り方があります。その3つを比較して一番マイナーなイメージが強いのが前打ちなのです。しかーしマイナーですがおチヌ様釣れます前打ちを細かく分けて行けば、駆け上がり等を狙う前打ち、テトラの穴を狙う前打ち、超前打ち.etc....落とし込み釣りの中でも特化して色んな狙い方が出来るのが前打ちの良い所なのですが、なんせ、やる人が少ない(笑)私のブログを読んでいただいてる方の中にも前打ちなんて、やった事もないし、ヘチ釣りと違って難しい...

 

テトラのおチヌ様は、この時期(2月位)でも掛けたらガンガン引き、カイデーヌーチーパワーゴイスーなあん畜生が多いです。

何度も何度もこの時期でもテトラでおチヌ様は釣れる!

今こそテトラ前打ちをやるべきだ

と謳ってきた私ですが、

言っても真冬。

アタリが多い時もあればアタリ極貧な時もあります。

そんな中で

 

 

せっかく掛けたのに、針のチモトから切られた

とか

ハリスがズタズタに切られた。

タモ入れの時の針が外れた、、

等と、悔しい思いを幾度となくしてきました。

 

そして、今でこそ釣り場によって、竿も仕掛けも少しは使い分ける様になりましたが、

基本はシャローテトラ際穴狙いでは太仕掛けのパワータックルでやる様になりました(笑)

今回は、そんな私のシャローテトラでの仕掛けと、落とし方を書いて行こうと思います。

※仕事がヒマだからっていうのは内緒

この記事に記載するメソッドは今まで私自身が諸先輩方に教えて頂いたものを基準に

テトラに通いまくって経験し、発見し、出来上がった方法です(2020年2月現在)

なので、上手い人、熟練者の方とは理屈が違うかもしれませんし、前打ちをされておられる方からしても、狙い方、落とし方が違うかもしれません。

そして、これから先にまったく違う事をやっているかもしれませんし、ここに書いた事が

より精度を増しているかもしれません。

やり方なんて人それぞれの中、私流のシャローテトラに対する攻略を書いております

そして、気になったのなら、先ずは竿を出してみる事が重要です。

落とし込み釣り(総称)に限らず、釣りというものは

暗黙知な部分が多いので、文章ではなかなか伝えにくいニュアンス的なところも多いです。

 

そして、上手い人と一緒に行く、そして見る。

 

やってみる前の机上の空論よりも、いざやってみてからの疑問方が

ずーっと自身の為になると思います。

 

後、これは神戸~泉南の大阪湾での事なので、他の地域に当てはまるかはわかりませんので

ご理解ご了承くださいませ。

 

冬の前打ちはフィネスな釣りが良い?

冬の寒い時期は、おチヌ様もなかなか口を使いません。

そんな時はフィネス(繊細)な釣りでおチヌ様に口を使わせる事がよかろうもん。

分かり易く言えば、柔い竿で細く、軽い仕掛けでおチヌ様に口を使わせる

掛けてからもおチヌ様を怒らせずにテトラの穴から出し、

正に繊細な釣り方です。

おチヌ様の警戒心を和らげる細い軽い仕掛け、

餌を咥えても違和感を感じない竿。

私ももちろんそのフィネスな釣り方をやった事もあります。

SMT-T(そもそもこの竿フィネスなのか?)に2.5号(テトラなので流石にこれくらい)のライン、1.7号のハリス。

竿が良いので、アタリがでます。

しかーし!!

仕掛けが細い(自身にとって)ので

切られまくります(笑)

 

そう、まだまだ経験不足の私の技術では

ラッキー

が無いとテトラの穴からおチヌ様を出し、タモ入れまで出来る事はできませんでした(*´Д`)

上手い人はそういったタックルでおチヌ様を怒らせず、おチヌ様を量産するのです、、、

もちろん、その釣り場のテトラの並んでいる形状にもよりますが、、

私はシャローテトラでは、餌となるような付着物(フジツボや牡蠣等)が水面から底までガッツリと付いている事が多いので、切られまくっていました。(言い訳)

 

そんな事が続いた私は繊細な仕掛けは諦め、太いラインに太いハリス、しっかりとした針を使い

パワー勝負をする事に決めました(笑)

シャローテトラでの竿と仕掛け

竿

SMT-T52TLcustom( SMT)

とメタルチューンMS-52TLcustom(メタモン)

この2本がメインです。

 

どちらも穂先にSMT(スーパーメタルトップ)が装備されており、おチヌ様にも違和感をあたえにくく、トルクもあるメタモンと、おチヌ様に口を使わせるために2番も良い仕事をし、且つTにしてはトルクもあるSMT

その日によって、釣り場によって、どんな釣り方をしたいかで使い分けています。

 

最近は昔の名竿

RYOBI J.Tスペシャル40-45UMを手に入れました。

ラインとハリス

有名な方が、ある記事で

テトラでハリスを替えアタリの違いを確かめたところ、

その太さでアタリの数は変わらなかった

と私には嬉しい結果を書いてるのを見つけました。

 

ハリスは細ければ細い方が良いや

太くてがっつりプレッシャーを与えながら釣るのが良いや

ハリスは細い方が魚にプレッシャーを与えない、

いや、潮馴染みが良いのでできるだけ細いハリスを使う。

ハリスは長い方が良い、いや短い方が良い、

特にハリスに対して気にしないから何でも良いや

 

おチヌ様に口を使わせるためには、ハリスはどういったものを使えば良いのか?

ハリス一つとっただけでも色々なこだわりがあり、

人それぞれです。

私ももちろん多少なりともこだわりはありますが、

 

私は、シャローテトラでは

その太さでアタリの数は変わらなかった

 

という言葉の下に

(そんな事いったらハリス10号でもええんか?とか言うア〇もでてきそうですが)

ハリス3号をメインに使っています。(サブで2.5号)

 

ハリスは、前打ちを始めた頃からこのLハード一択です。

コスパも良く

トヨフロンシリーズの中では特に摩耗耐性があり、

コシが強い感じがします。

逆に言えばしなやかさが無いという事ですが、

テトラでは、そのしなやかさはハリスを傷付ける要因になるのでは?と

私見で使っています(笑)

 


ライン(道糸)はハリスにバランスを合わせて4号

フロロや、ナイロンのフロートやサスペンドタイプなどがありますが、

一通り使った後、フロートタイプのナイロンに落ち着いています。

 

フロロラインにメタモン、この組み合わせは感度が良かったのですが、

違和感を感じさせやすく、餌だけやられてしまう事も多かったので、私の技術では難しく、

ナイロンのサスペンドタイプは着底した餌を軽く上げる時に大きく動かしてしまいがちで

フロートタイプはイメージ的にラインが水中の中でホバリングしている様なイメージなので

ライン操作が比較的容易に感じました。

更にサスペンドタイプよりラインでアタリが取り易かったです

という事で視認性にも優れ、且つ1投中に上げたり降ろしたりとする事が多いので

サンラインの磯ビジブルの4号をメインに使っています。

ガン玉と針

ヘチ釣りや目印落とし込みはかなり軽い仕掛けでやったりもしますが、

テトラ前打ちに関しては私は基本、

重いっす

 

この重いというのも感覚は人によって様々ですが、

私はガン玉で言うところのB以上しかほぼ使いません。

カツイチのチヌ専用オモリを愛用しております


このガン玉は柔らかく、下記図の様な形状をしており、指で抑えて針に付けたり、ハリスに付けたりする事が容易にできます。

更に、後ほど書きますが、私の使用方法にはこれが一番使い易かったのです。

 

 

 

そして針は、以前、前打ちしてたら、チモトで切れる事も多いと話をしたところ、

ある方のアドバイスを貰い、

テトラではカン付きの針を使う事が多くなりました。

カンの部分にハリスを通してから内掛け結びをする事でかなりの結束強度が保たれ、

チモト切れがほぼ無くなりました。

私はもっぱら

ササメのカン付きチヌ2号を愛用しております。

 

 

 

※ラインやハリス、針などに関してのうんちくは

ド素人の私のたれ事なので信用しないでください

あくまでも私見です(*’▽’)

 

基本的には、そのシーズンに応じた餌を使いますが、

厳寒期はカニさんか青コガネをメインにたまにパイプを使います。

 

 

また、潮が高い時にはフジツボやロレツボも使います。

特に今シーズン2019年~2020年にかけてはカニさんを使う事がほとんどで

青コガネとの割合は

カニ8に対してコガネ2くらいです。

 

基本、底狙いですが、シャローテトラながら、着水後、中層で食って来る事も多いです。

シャローテトラスタンダード

 

ナイロン4号に3号ハリス、カン付きチヌ針2号に2Bのガン玉

これが私の仕掛けのスタンダードです。

 


そして、餌はこの時期カニさんを使う事が多いです。

(時期や状況で青コガネもイガイもフジツボもパイプも使います)

カニ餌を使った時のオモリの付け方ですが、

色々と試した結果、やはりカニさんが落ちて行くバランスを考えると

針オモリが一番よかったです。

しかし、それだと小さい針は懐が狭くなり勝手が悪いのでは?

 

という声が聞こえてきそうですし、私自身でもそう思っていました。

 

しかし、先程書いた、カツイチのガン玉は柔らかく、手で抑えるだけで簡単に針オモリにする事が出来ます。

 

ペンチで押さえつけるよりはもちろん装着強度が弱いですが、

それが狙いです。

通常、落として引き上げてと繰り返していても外れる事はありません。

しかし、おチヌ様がカニさんを口の中に入れた際に外れやすくなっているのです。

もちろん外れない時もありますが、

フッキングさせるにあたって、その口の中での針の動きによって、その時によって

必要であればガン玉は外れるし、必要でなければ外れません。

また、青コガネを使う時などハリスに誘導式にしてガン玉を打つのですが

(青コガネを初めて使った時に統括マネージャーに教えて頂きました)

先程のガン玉の形状が役に立ち、指で押さえつけるだけでいとも簡単に誘導式になります。

 

それ以外の餌を付ける際はハリスに固定でガン玉を付けるのですが、

その際もガン玉の爪同士が接地する部分にハリスをかましながら指で抑えつける事で

ガン玉の交換も容易にできるので、ペンチ要らずの手返しが良くなります。

 

これも賛否両論あるでしょうが、

このやり方で釣果が出ているので、今の所問題はありません。

と言いながらもより良い方法は無いかは常に意識してます(笑)

 

シャローテトラでの具体的な狙う場所

基本的にはどのテトラでも同じ狙い方ですが、

潮位や形状などによって若干差はあります。

先ずは下記画像を見てください。

 

 

①テトラに囲まれた穴

②際穴1

③際穴2

④テトラ裏

⑤沈みテトラ・前・駆け上がり等

それぞれの場所に仕掛けを送り込む際は、立ち位置を変えたり、向きを変えたり、竿の長さを変えたり、と調整して落としてください。

 

また、この条件は潮位でかわります。

潮が低いと、沈みテトラだった場所も顔をだすでしょうし、

潮が高くなると、むき出しだったテトラが潮位によって隠れ、絶好のポイントに変わったり、

毎回、その同じ潮位でエントリーするという事は先ずないので、その時に応じた狙い方が必要になってきます。

 

 

①テトラに囲まれた穴

 

 

テトラが綺麗に並んでいる場所での狙い場所は水面が届くギリギリのキワッキワが狙い目ではありますが、

 

乱雑になっている場合、テトラに囲まれた穴を覗くと潮が高い時などは、その場所まで潮が来ている事があります。

そう言った場所は格好の狙い所です。

 

 

そもそも浅いのに、こんな手前の穴にチヌおるんかいな
そう思われる方も多いですが、

 

そう言った穴の下は絶好の隠れ家ですし、餌も付いています。

こんな所で釣れるんかいな!って思う方が多いけど、実際には良く釣れる

典型的な狙い場所だと思います。

 

しかし、潮が低い時はその場所まで潮が入ってきた無いのでおチヌ様はたどり着く事が出来ません。

潮位が高い時だけ、その場所にたどり着けるのです。

の場所は潮が低い時も高い時、どちらのタイミングでも狙う事が出来ます。

の場所は潮が低いと狙う事ができません。

この図の場所が仮に餌場と仮定すると、

の場所はおチヌ様にとって、行ける時が限られているので、比較的餌が多く残っていると言えます。そして、その潮が上がった時に行ける、餌が多く付いている場所を知っているのは

やはり経験豊富な長年生きている(=比較的サイズの大きい)おチヌ様である事が多いです。

しかし、この場所は潮位など、タイミングが難しいですが狙う価値はかなりあります。

 

の場所は干満どちらでもおチヌ様は入ってこれる場所で、こういった潮位がギリギリある場所にもたくさん餌は付いています。

この場所はシャローテトラに居てるおチヌ様にとってはいわゆるメジャースポットなので

多くのおチヌ様がここにやってきます。

今の時期は比較的サイズが大きめが多いですが、

シーズンになるとこの場所はメジャースポットが故、経験不足なおチヌ様も釣れる可能性があります。

そしてこんな穴の場合、問題になってくるのが

こんな場所掛けたらどうやってとるねん。。

 

 

それは掛けてから考えましょう(笑)

前打ちをしている中で、時間が一番長いのはアタリを出す為の動作です。

掛けてやり取りをする時間はそのアタリを出す為の時間を考えると微々たるものです。

そんな中で、他の場所を狙ってもアタリが出ない、、そういった場合はこの場所を狙うという選択肢もあっても良いのではないでしょうか?!

 

そして、意外に取れるもんですよ

網がギリギリ水面近くまで入るのなら、竿を立て、手でラインを掴みタモまで引き入れる方法

サイズが小さければ手でラインを掴んでそのまま抜き上げる事もあります。

 

そう言った、テトラに囲まれた穴を狙わないといけないような釣り場、

またはプレッシャーで、そういった場所しか当たらない場合(大会など)では

30㎝枠のタモ網を使用する事もあります。

②③際穴

 

②は複雑な穴、③はオープンスペースの穴、どちらが落としやすいかと言えば

もちろん③です。

②は落とすと、その下にはテトラがあり、少し引き上げて潮の引き込みなどを利用して、更に下へと落として行きます。

落としてテトラの上に乗り、少し引き上げて、また落とすとテトラの上にのり、また少し引き上げて落とします。

③はオープンスペース的な穴で、落とせば②との違いはすぐわかりますが、比較的底まで何の障害も無く落ちて行く事が多いです。

 

おチヌ様の立場になって考えてみると、

どちらの穴が良いかは一目瞭然だと思います。

潮がスケスケであれば、この②③の違いは分かり易いのですが、そうでなければ実際に落としてみないと分からないですし、②と③の中間の様な穴もありますし、

最初落とせば③の様な穴だと思ったら、それは上の方だけで、下はオープンな感じだった、、等色々なパターンがあります。

 

アタリの多さで言えば、どんな状況でも②の方が実績はありますが、

濁りが入った時などは③の様なオープンスペースな穴でもガンガン当たってきます。

むしろ、オープンスペースの方が色んな方向に居てるおチヌ様に餌を見せる事ができるので、

虫エサなどの動きが強い餌を使う時などはより効果的かもしれません。

 

テトラ前打ちをしていて、一番多く狙う機会が多いのがこの際穴です。

竿が長いので、際穴なんて落としにくい??

立ち位置を変えれば済む事なのです(*’▽’)

 

落としやすい場所は他の人も落とすし、魚もそれを知っています(笑)

落としやすくない場所を落とす事が基本となります((((;゚Д゚))))

 

④テトラ裏

ここも②③についで良く狙う場所です。

狙うタイミングとしては、透けている時、潮の低い時、際穴でアタリが無い時などです。

テトラはストラクチャーの集合体なので、もちろん壁よりはプレッシャーは与えにくいですが、

それでも何らかの気配を感じるのがおチヌ様です。

 

そう言った場合、テトラが壁になって、私たちの姿が隠れる位置、私たちから見たテトラの裏におチヌ様が潜んでいると仮定して落とします。

テトラ裏を狙う場合は直接その裏に落としても良いのですが、

慎重に行くのならば、

その狙うテトラ裏よりも潮上に餌を着水させ、潮の流れと竿先で狙いのテトラ裏へと餌を誘導する方法もあります。

これは際穴でもアタリが無い場合にも有効な落とし方です。

⑤沈みテトラ・前・駆け上がり等

ここを狙うタイミングは

潮位が低すぎる時、際でアタリが無い時、等、様々です。

潮位が高くても、ここでしかアタリが無い場合も多く、重要な狙い場所です。

 

冬のこの時期は特にこの場所を狙う事も多く、

理由は水温が低い為、際周辺が波風でバシャバシャしている事はおチヌ様にとって居心地が悪い場合もあります。

特に厳寒期などは、そういった理由から、この位置で釣れた実績が多いポイントでもあります。

沈みテトラを狙う場合は偏向グラスは必須アイテムで、透けていればその沈みテトラを見る事が出来ますが、

濁りが入っている場合はまったくもって見えないので、普段からそのテトラに通い潮の低い時、高い時などの状況を把握する事をお勧めします。

 

竿下でその沈みテトラや駆け上がり等を直接狙える場合はそのまま落としますが、

竿の長さよりも先にある場合は、狙う場所よりも少し沖に仕掛けを投入し、カーブフォールで寄せてくる狙い方や、沖に餌を投入し、ラインを出してフリーフォールさせる狙い方、

スピニングリールなどを使って、遠投する狙い方、等その釣り場によって色々やり方はあります。

 

ローレル流実践方法

狙い方

上記で書いた通り、狙う場所はほぼテトラ帯全てです。

その中で私は

際穴②③を先ず狙います。

その中でも特に落としにくい様な場所を意識して探します。

 

移動しながらその②③を狙いつつ、数投に1回①や④を狙い、

たまに⑤を狙って落として、潮の動きを確認します。

②③をメインに、それを繰り返しながらアタリを探します。

その後②③でアタリが無いと判断した場合、⑤の可能性も忘れず①や④を重点的に探ります。

 

②や③でアタリがあり、釣れていたとしても、潮位や風、場所など色々なタイミングでアタリが遠のいた場合は

重点的に狙う場所を変える判断力も必要です。

仕掛けは最初の方にも書きましたが、比較的重めの仕掛けで探って行きます。

テトラ初心者として、一番の重要ポイントは

餌が落ちて行く感覚、何かに乗った感覚、それが分かる事です。

 

重めの仕掛けで、何をやってもどこを狙ってもアタリが無い場合や

状況や場所によっては軽い仕掛けでやらなければならない事もあります。

 

しかしながら、私の経験上だけで言えばほとんどの場合、重い仕掛けで対応できました。

もう一度言います。

軽い仕掛けでやらない訳ではありません(*´Д`)

アタリが着水直後やハリス分くらいで頻発するのであれば

軽い仕掛けに変えて、その層を重点的に探ったりします。

 

何れの落とし方もその時に応じて変えれば良いと思います。

どちらの落とし方をしても

シャローなテトラでは上層でも食ってきますし、仮に上層におチヌ様が居たとしても、底までは浅いので、おチヌ様は底まで餌を追いかけてきてくれます。

 

これをどう捉えるかは貴方次第です(笑)

 

また、先程も書きましたが、

透けている時に限らず、アタリが少ない場合は

狙う穴から少し離れたところに餌を着水させ、潮の流れや竿先でその餌を狙いの穴に誘導して

落としてやります。

そうする事でおチヌ様に対するプレッシャーを軽減し、その状況に応じて軽い仕掛けで流しながら落とす事もします。

あくまでも私のメインは重めの仕掛けで落として行く事です。

掛けてからのやり取り

基本的に私はどの位置で掛けても強引に引き摺り出す方法が好きです(笑)

しかし、掛けた直後のおチヌ様の走る方向によっては

強引に行くとラインブレイクしてしまう可能性がありますので、

竿を水面と水平にし、テトラの穴の方向に合わせて調整し、耐えます。

時には一瞬だけラインを緩めて、その直後一気に引き摺り出したりもします。

というより、怒らせずに魚に逆らわず、フィネスな釣り方はどうも難しいです

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

潮が高い時は比較的取り易いのですが、潮が低い時はテトラにつく牡蠣殻などの付着物で

直ぐにラインが切られてしまいますので要注意です。

 

また、これは受け売りでやり続けているのですが、

時にはラインにゴリゴリ擦らせて取るという事もします。

ラインを擦らせない様に上手くおチヌ様を誘導しながら且つ強引に引き摺り出したりもしますが、どうしようもない時もあります。

その為に4号ナイロンなのです(笑)

そして、ハリスは短めなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか??

大雑把ではありましたが、なんとなくシャローなテトラでのイメージは沸きましたでしょうか(笑)

 

仕掛けや、狙い方など、普段私がやっている事を書きましたが、

前打ちに限らずですが、

落としている時間の大半はアタリを出す為の時間です。

アタリが出た瞬間、そして掛けてからのやり取りに費やす時間はわずかなものです。

しかし、そのわずかな時間を作る為に

狙う場所、狙い方、落とし方など、アプローチをしっかりとしなければなりません。

またシャローなテトラでも

潮の低い時でも狙えない事はないですが、

潮は高い方が比較的狙いやすい(狙える場所が多い)です。

逆に沈みテトラが多い場所などは

潮が低い方が狙い易かったりもします。

これも全て私自身の経験の事なので、

本当の事はおチヌ様に聞いて見ないとわかりません(笑)

 

ただ一つ言える事は

シャローテトラは1年中おチヌ様を狙えます。

この厳寒期にもバッチリ狙えます。

他で釣れなくてもテトラでは釣果が出ます。

 

テトラ前打ちを含め、ヘチ釣り、目印落とし込みのオールラウンダーになれば

その時、その場面によって釣り方を変え、おチヌ様の数釣りが出来ます。

 

まぁ、これだけ書いても

テトラ前打ちは

ニッチから脱出できないでしょうが、私はこれからもテトラ前打ちを推し続けます(笑)