【後編の後編】ある土日の黒鯛落とし込み釣り。黒鯛工房第19回大阪湾落し込みトーナメント決勝に出場してきました。
※写真は黒鯛工房様のページより引用
長くなりましたが、この記事で大会記事は最後になります
新波止を後にし、船着き場へと戻ってきます。
この後は、ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺で成績発表、懇親会があります。
とにかく暑かったので、ダッシュで着替えてそのままホテルへ直行します。
(涼むため笑)
大会結果
今回の決勝参加者の皆さんと雑談をしながら、結果発表が始まります。
大会詳細は黒鯛工房様のページにてご確認ください。
ここでは、私の心情を書きます笑
今大会1位は初日強かったIさん。2位はOさん。3位は二日目同じパターンで釣り膜っていたS君。
やはりというか、初日に釣果を出した方が上位に食い込まれてるかたが多かったです。そして、やはりみんな黒鯛落し込み界隈では名の知れた方々の名前が連なります。
今思い返しても、初日のIさん、Oさんのデッドヒートは、
同じ選手として、同じフィールドに立っているにも関わらず、私とは違う神がかり的な存在でした。
それを目の当たりにして、
上手い。ではなく
強い
という言葉が出てきたんです。
私自身その状況に興奮して、後に、Iさんには直接凄いって伝えましたが、
そんな褒めてもなんもでーへんでー
って軽くあしらわれました笑
それでも、めっちゃ称賛の言葉を伝えました。そして自分でも恥ずかしくなるくらい感動を伝えました。
Iさんに忖度して、そういう言葉を伝えたのではなくて、伝えれずにはいられませんでした。本当におめでとうございます!!
そして、2位のOさんもすごかったです。
Iさんが釣ると、Oさんも釣り返す。
周りの竿が曲がっていない中、Oさんの竿が曲がる。
あのデッドヒートは現場にいた人にしか分からない、興奮がありました。
おめでとうございます!!と伝えたかったのですが、あまり面識がなく、恥ずかしくて言えませんでした笑
そして3位のS君。落し込み釣りを始めた時期は私と変わらずですが、
あの観察力、動き(チョロQみたい)、パターンに嵌めてからの確実に釣果を出す強さ。すごかったです。
途中、似たような釣果だったのに、最後一気に加速して枚数追加していったのは
悔しくもあり、流石って思いました!
4位以下の皆さんも、やはり名だたる人達ばかりで、
はやり上位に行く人達は、釣るべくして釣る人たち。上手さを見せつけられました。
そんな中、私は二日目の釣果のお陰でなんとか14位に入ることができました。

それにしても、せめてあの取れてた1枚をちゃんと取ってたら、、、(まだいう)
やっぱり、悔しいです(笑)
来年からも、また頑張ってまずは予選通過、決勝進出、そして上位入賞
順番に目指して頑張ります。
あとがき
去年の大会の記事にも似たようなことを書いてるのですが、
大前提として伝えておきたいのは、
大会に出場することが全てではありません。大会に参加しないからといってダメでもないし、大会に参加したからと言って、偉いわけでもないです。
その人その人で釣りの楽しみ方は違うからです。
そして、それぞれの環境もありますし、その人のスタンスもあります。
これらは、誰からも強要されるものでは無いですし、強要するものでもありません。
しかし、それでもあえて私が書きたいのは、
黒鯛の落し込み釣りが好きならば、黒鯛の落し込み釣りが上手くなりたいのであれば、
もし、可能であれば、ぜひともどんな大会でも良いので参加することをオススメします。
緊張する、興奮する、ドキドキする。ワクワクする。
そういった、若い時には常日頃味わっていた何気ない感覚、気持ちは大人になった今、なかなか味わうことができません。
しかし、黒鯛落し込み釣りという趣味を通して
それを味わうことができるんです。
普段、釣りをしてて、何気なく黒鯛を釣っていた人が
大会に出た途端、アタリがあっただけでドキドキして手が震えたり、
魚を掛けようものなら、焦って強引なやり取りしていまったり、
餌を針に着ける手が震えたり、針が外せなかったり、
大の大人が、まるで子供みたいになるんです。
そんな中で、お互い競い合って優勝を目指す。
それって、普段の生活してるだけでは味わえない感覚です。
もちろん、そんな事を望まず、普通にのんびり釣りをしたいという方もおられます。
それはそれで、その人のスタンスなので良いと思います。
私も、そんな考えの一人でした。
しかし、なんとなく、ほんとなんとなく参加したこの黒鯛工房の大会
最初、予選も通らず以前に1枚も釣れず、
まぁ、大会ってそんなもんだし、大して面白く無いわ。
それだったら人の少ない所で、好きな時に好きなだけ釣りたいわ。
そう思っていました。
しかし、参加を続けて行くことで、その気持に変化が出だし、大会で釣りたい。勝ちたい。に変わっていったんです。
そんな気持ちになって参加した、昨年の予選、そして今年の一次予選。
とてつもなく悔しい思いをし、
次こそは通りたいと、プレッシャーを感じながらエントリーし
二次予選で念願の決勝進出を果たすことができたときは、文章で表現出来ない位、嬉しかったです。
他の人達が、どんな気持ちで参加されているか?は、その人に聞いてみないとわからないことではありますが、
少なくとも、色んな気持ちの中の一部は、そういった喜びや緊張、興奮を味わいたいからだと思います。
大人になると、なかなか新しい事を始めるのも億劫になりがちだし、
始めた所で、成長できるかは分かりません。
しかし、黒鯛落し込み釣りという趣味は、何歳から始めたとしても、成長出来るんです。
そして、日々その成長が実感できるんです。
それが楽しくて、気づけば落し込み釣り歴8年生になりました。
真剣にやればやるほど、真剣に楽しめば楽しむほど
昨日より、今日、今日より明日、1mmでも成長することが出来るんです。
そして、大会に参加すれば、その成長した自分がどれくらいのものなのか?が順位という結果となって知ることができるんです。
黒鯛工房大阪湾落し込みトーナメント決勝大会に参加してきました
上手いを超えた強い!を目の当たりにし、より一層この釣りが好きになりました真剣に燃え沸るこの大会を肌で感じ、この年でもまだ伸び代が見えた瞬間でした
黒鯛工房関係者の皆様選手の皆様、渡船様楽しい時間をありがとうございます pic.twitter.com/9QsVJkMWPi— ローレル@ 黒鯛落とし込みヘチ釣り (@piryofu) July 30, 2023
そして、結果がどうであれ、まだまだ自分が成長出来ることを知れるんです。
そんな落し込み釣りをいう趣味を通して出会った人は
年齢、職業、関係なしに、趣味(釣り)仲間としてつながることができます。
そして、年齢や普段の立場関係なく、
黒鯛が釣りたい。
もっと釣りたい。
と、ええ年した大人が、子供のようになれる最高の趣味なんです。
、、、これ去年も書いたな(笑)
そんなとてつもなく楽しい黒鯛落し込み釣りを
趣味だからこそ真剣にやって来た結果、
もっともっと上手くなりたいと思ったその先に、大会というものがあったんです。
もし、参加出来るタイミングがあるなら、ぜひとも大会に参加してみても楽しいと思います。
ここまで書いて何ですが、
私のブログは、黒鯛落し込み釣りがもっと上手くなりたい。もっと釣りたい。真剣に楽しみたい、という気持ちで書いているので、
そういった事を望んでいない人には
全くもって響かない記事だということも承知しています。
しかし、上手くなりたい、もっと楽しみたい、趣味だからこそ真剣にやりたいと望んでいる人にとっては
多少なりとも共感してもらえる記事なのかなとも思っています(笑)
ここまで読んでくれた方なら、、多分そう思ってくれているはず(^_^;)
そして、私が書いている事なんて、黒鯛の落し込み釣りという釣りの中でも
ごくごく一部の事です。
この釣りは、もっともっと色んな可能性があります。
そんな黒鯛の落し込み釣りをこれからも楽しくやっていきたいと同時に
この釣りが末永く出来るように、自分のできる方法で発信していきたいと思います。
最後に、
黒鯛の落し込み釣り最高です!!
長文、駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
前編からここまで読んでくれた方は超絶アンチか濃厚ファン確定です。
これからもご贔屓によろしゅうオネシャス\(^o^)/