【黒鯛ヘチ釣り攻略2】舞洲シーサイドプロムナード釣り解放区バリカンでの釣り方

前回の記事では舞洲シーサイドプロムナードの釣り解放区に於いて、ヘチ釣りで黒鯛を釣るための3つの諸条件を書きました。

 

今回の記事では、実際にバリカンで釣る際に、どういった場所を狙えば良いか?

具体的な方法を書いていきたいと思います。

真冬など寒い時期は除くいわゆるシーズン中の諸条件になりますので、

寒い時期にはまた条件が変わってきます。

 

※もちろんここに書く事は、私が諸先輩方に教えて頂いた事や、自身で足を運んで経験したことを元に書いていますので、これだけが釣り方の全てではありません。数ある釣り方の中のごく一部になりますので、ご理解ご了承下さいませ。また、夜のヘチ釣りは私自身範疇外でありますので重ねてご了承下さいませ。

 

このブログを見てくれている方の中でまさかそんな人はいてないと思いますが、今回の釣り場へ車で行き、路駐する人を見かけます。たかが、数百円。ちゃんと駐車場に車を止めましょう。(当たり前)更に、ゴミ、タバコの吸殻、そんなものは捨てないは当たり前です。マナーの悪い方、いや、ヒューマンリテラシーが💩の方は釣りなんてやらないでください。そんなやつは足の爪が伸びておでこに刺さったらええねん。

そして

堤防など護岸での釣りの際も
必ずライフジャケットを着用しましょう

動画もアップしましたので併せて御覧ください

黒鯛ヘチ釣りのバリカンでの釣り方

形状に合わせた狙い方をする

レベル1凸凹の凹を釣る

 

定番中の定番の落とし方

矢印の凹んでいる部分の壁になっているところを狙って落とします。

ストラクチャーに囲まれて如何にも釣れそうな場所ですよね。

更に、左右のストラクチャーで挟まれているので潮の流れが早くても

影響を受けにくく落としやすい場所でもあります。

 

まずはここに落としてバリカンに慣れましょう笑

 

レベル2凸凹の凹の横を釣る

いわゆる凹の横壁の両サイドですね。

この両サイドともに狙えますが、赤の矢印のように顎下へ送り込むように落とすことで釣れる確率があがりますので、

その顎下へと引っ張って行ってくれる潮の流れに合わせて、どちら側の壁を狙うかを考えて下さい。

バリカンはそこそこ潮の流れが有ることが多く、逆側の横壁から落としてもスグに流されてしまい

顎下へと入らない場合もありますので注意が必要です。

 

逆に言えば、流れが有ることが多いので

目印の内オモリで落とさなくても比較的容易に顎下へ入っていってくれます。

 

レベル3.凸凹の凸(バリカン)を釣る

 

これは知る人ぞ知る落とし方です。

凸の部分は垂直ではなく、傾斜になっています。そして図の通り、その延長線上にパイルが入っています。

それを横図のように餌をイガイのあるとこらへんに乗っけて

ずらして落としていく感じです。

潮の流れが緩いときは、

傾斜になっているのを利用し、竿を外向きに払って餌を剥がすようにして落としていくのですが、

潮の流れがあるときは、イガイの層に餌を乗っけて

LET IT BE ほったらかし

でオッケーです。

潮が勝手に下へコロコロしてくれます。

 

これを私は勝手にコロコロ釣法とかほったらかし釣法と言ってます。

かなり昔の記事ではバリカンにちなんで刈り上げ釣法とか書いてました笑

 

※上記リンク記事ではストラクチャーとハングポイントと2つに分けて書いていますが、

ハングポイント→駐車場側のバリカン

ストラクチャーポイント→奥のバリカン

のことを意味します。

このコロコロ釣法には、真ん中のパイルの上に落としていくパターンと

両サイドのパイルの横に落としていくパターンがありますが、

それを意識して落とし分けると言うよりも、

その時の落ち方によって臨機応変に対処していくことが良いと思います。

 

レベル4その他の狙い方

 

赤の矢印のように

バリカンから転がしてその角を狙っておとしてパイルに付いている黒鯛を狙う方法

オレンジの矢印のように

横壁の前の方から落としてパイルについている黒鯛を狙う方法

黄色の矢印のように

横壁の奥の方から落として、パイルの裏の黒鯛を狙う方法

などがあります。

狙う場所は同じでも、どの角度からその場所へ送り込むかの違いで

その時の釣果が変わることもありますので要チェックです。

 

また、直接パイルを狙って落とす方法もあります

 

 

狙い方総合まとめ

皆さんがバリカンで釣りをする場合、どの狙い方をされますか??

一般的に?!バリカンでどこを狙うのか?と言われれば

レベル1.の凸凹の凹の部分を狙う人が多いように思います。

私自身も最初の頃はそうでした。

 

もちろんここを狙って落として、実績もあります。

が、しかし

ここよりもレベル2の横壁ハング

更にレベル3のコロコロ釣法の方が実績がより高いのです。

 

ではそれは何故でしょうか??

これも私達の都合ではなく、黒鯛の立場になって考えてみましょう笑

餌となるイガイを食べるに当たって、

壁に付いているイガイを食べるのと、バリカンの傾斜に付いているイガイを食べるのと

どちらが楽に食べることができるでしょうか

更に、顎のところに付いているイガイと壁のイガイ

黒鯛にとって、どちらが食べやすいのでしょうか??

そして、黒鯛の縦ストラクチャーを意識する

という性質を加味すると、

必然と答えが見えてきますね。

更に、私達が落としやすい場所はどこなのでしょうか??

その落としやすい場所と逆の場所の方がプレッシャーは少ないのでは無いでしょうか??

 

 

手前バリと奥バリ

舞洲シーサイドプロムナードは釣り場が2つに分かれており

夢舞大橋側の駐車場に面したバリカンと奥(沖側)のバリカンの2つがあります。

そのバリカンに挟まれた間の場所は釣り禁止区域になります。

 

手前のバリカンは図のように足場のスグ下がバリカンになっていますが、

奥バリは

柵があり、その上から竿を出すことになります。


皆さんはこの場所で釣りをされた際、どちらのバリカンで竿を出す事が多いですか???

私が見る限り、奥バリよりも手前のバリカンで落とす人が多いように思います。

 

その理由には何があるのでしょうか??

奥バリは少し歩かなければならない。

柵があるので落としにくい。

みたいな感じでしょうか??

そう。おそらく私達人間の都合がそうさせていることが大半ではないでしょうか??

 

しかし、先程もちょっと触れた、プレッシャーを考えると

 

手前バリより奥バリの方が柵があって、他の釣り人によるプレッシャーを与えにくいと思いませんか??

 

いやいや、、その理屈はわかるけど、、奥バリは全然釣れへんで!!

そうおっしゃる方もおられると思います、、

もちろん、奥バリより手前バリの方が釣れるときもあります。

 

しかし、私自身の実績では、断然奥バリの方が実績が高いです。

それはなぜか??

一番実績のあるコロコロ釣法をするに当たって、

形状的に黒鯛にプレッシャーを与えやすいので

それを忍者でやりやすいのが奥バリなのです。

もちろん、前回の記事で書いた3つの諸条件があったり、

他の釣り人が少なければ、

その分黒鯛へのプレッシャーも少なく出来るので、

手前バリでもガンガン釣れた実績もあります。

 

必ずしもそういった条件が揃うことはありません。

何かが欠けていたり、否、一つも当てはまらない時の方が多いかもしれません。

 

そんな時はあえて落としにくい柵のある奥バリの方が釣果は上げやすかったりもします。

その他にも、足元のバリカンを狙うのではなく、足場より一つ先のバリカンを狙って落とすことも

作戦の一つでもあります。

 

バリカンエンペラータイム

前回の記事で書いた3つの諸条件が当てはまるとエンペラータイムが発動することもしばしばあります。

そういった時は、手前バリだろうが、奥バリだろうが、他の釣り人がいようがいまいが、

ガンガン釣れます。

そんな時は凹の壁でももちろん良く釣れますが、

それ以上にコロコロ釣法をすることで

より釣れるのです。

餌の食べやすさ、縦のストラクチャーを意識する、

他の釣り人は凸凹を狙わないのもあり、濁りが入っていればプレッシャーも少なくなります。

 

しかも、凹の壁を落とすよりも楽。ほったらかし釣法で釣れるんです。

 

そんな状況を夢見て、あーだこーだと理由つけて朝練に行くのです笑

もちろん、条件的に当てはまる日なのでワクワクして行ったとしても

全く釣れなかったりもしますが、、、

 

そうやって、失敗しながらも通うことで見えてくるものもあります。

 

私自身もその釣り場に通って、他の人の落とし方を見たり、教えてもらったり、

自身で色々試してみたりしてコロコロ釣法も出来るようになりました。

 

なかなか釣れなさそうな釣り解放区ですが、

諸条件や狙い方を意識することで黒鯛に出会うことができますよ(^^)

 

まとめ

2回に分けて書きましたが、如何だったでしょうか

釣るために必要な諸条件や

形状を理解した上での狙い方を意識することで、

釣りの幅が広がるのでは無いでしょうか?

 

とはいえ、身も蓋もない事になってしまうのですが、

 

こんな事をガッツリと考えなくても

釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れないです笑

 

しかし、たかが釣りされど釣りで

せっかく始めた趣味の釣りなのだから

真剣にやってみるのも楽しいのかなと思い今に至ります。

 

それを諸先輩方の教えや、自身で追求していくことで楽しさも倍増です笑

 

もちろん、趣味だからこそ、もっとライトな感じでやりたいと言う方もおられると思います。

それは人それぞれなので、もちろん良いと思います。

 

しかし、そういった人であれば、おそらくこの文章をここまで読んでないかなとも思います笑

 

GWが開け、梅雨に入り黒鯛ヘチ釣りもシーズンインです。

沖もびっくりするくらいの釣果が出ていますが、

普段なかなか沖に行けない方、

釣り解放区でも黒鯛は釣れますよ!!