おチヌ様の目印落とし込み教室 10聞いて1を知れ in 武庫川一文字
へち釣り、落とし込みを始めて3か月チョイ、もうすぐ4か月になります。
今回で落とし込み教室の参加は3回目。そろそろ目印でも釣っておかないと。。。
自身にプレッシャーをかけて行ってきましたムコイチ!!
果たして、結果は如何に!?
武庫川渡船さん
楽釣会の方が主催する落とし込み教室に参加してきました。武庫川渡船さんを利用し武庫川一文字3番での実釣講習です。サポートで軟釣会の方もいらっしゃってます。
今回の落とし込み教室は無料で、渡船代金(2200円)のみでOK!
受付を済ませ、レクチャーがある会場へ向かい挨拶します。
色々とお話を伺ってると軟調竿を使った熟練の落とし込み師達が勢ぞろいしています。
中には女性の方も数人おられて、at homeな感じのクラブです。
本日の教室は9時集合の12時現地解散なので教室が終了してもそのまま残ることができます。
どんな事を教えて頂けるのかワクワクします!!
そして、教室が始まります。
「私たちの釣り方は軟調竿と目印を使ってチヌをつります。」
と言って、めーっちゃ曲がる軟調竿を見せてもらい、
「今なんやかんや言ってもわかり辛いと思いますので、早速一文字にわたって、マンツーマンで指導させていただきます。」
と言う事で渡船してムコイチの3番へ向かいます。
武庫川一文字(通称ムコイチ)3番
全長4433mで1番から6番まであり、武庫川渡船さんは2番から6番までをサポート1番は久保渡船さんです。その中の今回の教室は3番で実釣講習になります。渡船乗り場からムコイチまでは約10分ほどで到着です。
仕掛けの準備
早速、仕掛けを準備します。
仕掛けの準備をしていると、私の使用しているチヌ針2号はデカいので、講師の方が使用しているフライフックをあげるのでそれを使用してみては?
と言う事でフライフックを使います。
ハリスは矢引より短めで1号とか0.8号とかを使うそうです。
私の仕掛けはハリス1.7号のチヌ針2号。本来は道糸も1.5号とかを使うみたいです。
で竿の長さは2.7mでガイドはテレガイドかSICガイドを使い、Uガイドは使わないとの事。
しかし、私はBJコマンダー42UMにBJ75の落とし込み使用。UMだけにUガイド。
全体的に仕掛けが大きいとの指摘。
Uガイドの私の竿を見て
「これ目印ひっかかれへん??」と
えぇ。巻いたら引っかかります(*´▽`*)
巻きません。それについて目印まで巻き込めるガイド使用の軟調竿は準備も前もってできるので、ちょっとうらやましいっす(´;ω;`)
目印は自作したものを見せると、目印の潰しが足りないとの事。しっかり潰して浮力を殺し、発砲シートの巻く方向もあるのだと教えて頂きました。
で私は目印部分に蛍光塗料を塗っていましたがそれもいらないとの事。
今までの仕掛けと教えてもらうすべてが違うので、不安ながらも新しい事に興味深々なんでまずはチャレンジです。
しかし、装備はこれしかないので、とりあえず小さいフライフックにハリス1.7号を巻いて自作の目印。道糸は2号。これでチャレンジします。
ムコイチのイガイ
そうしているうちに、イガイの取り方のレクチャーを受けます。
ゴリゴリっとやってイガイをとるんです。と実践して教えて頂きます。
しかし、ムコイチ3番近辺内向きはチガイは下げ潮で見えてる際部分にたくさんついてますが、良型イガイはあんまりついていなく、取れてもチガイ、フジツボ、パイプの古い奴が混ざったヘドロの様な繊維のやつばかりでかなり質が良く無いかんじでした。
おそらくはついていないというよりも、落とし込み師が多いが為に取り荒れてる印象を受けました。
何とか使えるものを選別し餌入れダイワクールベイト3に収納しますw
外向きは高さがあるので取りにくいですが、良型イガイが量産されてました。(ザクとかジムとかのガンダムの話じゃないよ)
いざ落とし込み開始
3番内向きで落とす練習
先ずは落とす練習をするために内向きで目印を落として行きます。
何回か目印をやっているので何となくで際に行くように落として行きます。
とりあえずガン玉はG1。凪で潮も流れていないので落としやすいですがアタリがありません。
しばらく落とし方を見て頂き、アタリは目印が止まったり、ピッっと引っ張られたり、アタリを見るのは沈んでる目印二つ目くらいを見る事などを教えて貰いました。
3番外向き
そして、次は外向きでやってみようとなり、備え付けられている階段を上り3番の外向きへ
講師の方が先に行き落として見せてくれます。
そのすぐ後ろを私が落として行きます(*´▽`*)
外向きの方が上から見下ろせるので目印が見やすいし落としやすいよ。人好きずきやけど私は外向きばっかりかなぁ。教えて頂きました。
講師の方が落とすのを見ながら真似て私も落としていきますが、なかなかうまくいきません。
すると、目印はこうやってもう少し海面に2,3個つけてても良いよとアドバイスをいただきました。講師の落とし方を後ろから見ていると、目印をほとんど浮かせずに落としていたので、それを真似ていましたので、新しい知らない落とし方だと思い四苦八苦してましたが、
あぁ。いつもの落とし方で良いんだ。
それからというもの、格段に際に落とせる確率が上がり、もうおチヌ様がいつ掛かっても良い状態になりました(笑)
と言ってる間に、先行の講師の方が1枚あげました。
「チヌはいてるよ。釣ってね!!」と
それから黙々と落とし続け、たまに講師の方に落とし方を見てもらいながら、
あっという間に終了の12時になりました。
3番の乗り場に集合して記念撮影をして解散となりました。
解散後一人で黙々と落とし込み
何かと消化不足のまま教室は終わり、現地解散で講師の方は一度戻り食事をとるそうです。その後2時位にまた戻ってくるみたいです。
丁度干潮後なので、潮は止まり潮位はかなり低くなっています。
なるほど。この時間は釣れにくいので一旦休憩ですね。
戻ってくる2時までには!!!
解散後。なにかモヤモヤしており、とてつもなく悔しい気持ちになりました。
上手く際に落とせているし、目の前で講師の方が釣り上げてるし。
渋いながらもおチヌ様が居てるはずなのに・・・・
絶対に釣ってやる!!
何としても彼らが戻ってくるまでに釣り上げたいと闘争心に火がつきました。
釣ってやる!釣ってやる!!いつもにも増してなぜか釣りたい感が半端なく大きい自分がいます。
そして、外側の3番から2番に向かって落としていきます。
途中数人の落とし込み師の方とすれ違い話を聞くとアタリは無いとの事。
しかし、私には何故か根拠ないアタル感がありました。
皆が釣れてない、この時間。絶対上げてやる!!
もう、独りよがりのおチヌ様好きヲタクですな(*´▽`*)
ポイントが絞り切れていないのでケーソンのつなぎ目間隔くらいで落とし、潮が良くアタッテる場所をさらに追加して、神経を研ぎ澄ましながら餌の落ちていくのを感じながら丁寧にさぐっていきます。
コツッ!
ふわっ!
2番に近づく度にアタリが増えていきます。
ほれみてみ!!周りがアタリ無いのに私だけある。
やっぱり、落とし方、アタリの見極め方。上達してきてる。
この時点で調子に乗ってます。(そんなんやったら早よ釣れって事ですね)
更に神経を研ぎ澄まし落として行きます。
ヘイBJ!そういえばお前も筆卸しまだだったな!
今日はお前を男にしてやるぜ!!
そして、22番を過ぎカーブに差し掛かったくらいの
数投後目印が一瞬だけ
ペッ
ピッと海中に引き込まれます!
すかさず、手首のスナップで軽く合わせると
グググッ
ギュルッ!!
きた!
BJの実力を見るためにグッと竿で溜めます。
ヘイBJお前ならこれくらい楽勝だろ?
BJに問いかけます(笑)
程よく暴れたあと魚体が見えます!!
お!おチヌ様!だけど少し小さめかな。
そして空気を吸わせ、浮いてきたところを丁寧にタモ入れします。
きたよ
馬場さん35センチ
2番外向き pic.twitter.com/U1tXnGzQ1e— ローレル (@piryofu) 2016年7月17日
よっしゃ!!小さいけど釣れた。しかも周りは全然やのに。。。
嬉しい!!講師の方達が帰ってくる前に釣れた。よしこれで一応面目が立つ。。
小さいけど
とったどー!!
釣れたおチヌ様はパートのおばちゃんが欲しいとの事だったのでストリンガーにつないで再び外向きを落とします。
1.5番くらいまで来て、折り返し再び2番に向かい落とします。
丁寧に際っ際をねらい。アタリがあった場所を重点的に狙っておとします。
そして気が抜けたその時
ハッとしてグッと(;´Д`A pic.twitter.com/EstjhLHc48
— ローレル (@piryofu) 2016年7月17日
アタリに気づいた時には既に遅し(´・ω・`)
めげずに落とします。
そしてポイントを抑えながら
2番を3番に向かってすぐの場所で先ほどおチヌ様を釣り上げてから10分後に
一気に目印を引き込む強烈なアタリ!!
syるしゅるしゅるsyしゅるッッッ!!
落ち着いて腕と竿全体を使い溜めます!!
ギュルッギュルギュル!!
おチヌ様のすごい引きに竿とリールが唸りをあげます!
この感触はカンダイさん!?いやそれ以上!?いや竿が違うから!?
あかん。めっちゃでかい。いけるかいけるか俺、いやBJいけるか!!
あまりの強い引きに竿が持っていかれます!!!
ヘイBJ時間空けずに2匹目いけるか?回復してるか?
まぁ若いから2回くらいいけるやろ!!(なんのこっちゃ)
強引な溜めもBJはなんとか頑張ってくれます!!
しばらくのやり取りの後何とか浮かんで来たのを確認すると
どーん!
で、デカい!!タモを水面に入れ掬おうと近づけると私のオーランドの45センチのタモ枠を遥かに超えるデカさ!!やばい。おチヌ様。年無しちゃうか!!!
そして、慎重におチヌ様の顔面頭から掬おうとしたその時
あ!
あ・・・目があっ・・・・
気を緩めた瞬間
ギューン!!
めっちゃデカい(視認では年無し以上)おチヌ様が最後の力を振り絞り海中へものすごいパワーで逃げ込んでいきます。
咄嗟に私はグッっと竿で溜め耐えますぅ
スゥううぅー
プツッ!
やってもたー!!
銀治郎を使う時と同じように溜めてもた!!!
なんでリールから糸だせへんかったんやー!!
もうBJ後悔ち○ぽ立たずです(´;ω;`)
気付けば指、いや腕、身体全体が興奮で震えてます。。
こんな震えるなんてあるんや・・・
あがーん(;´Д`A
タモ枠45を超えるのんばらしつもーた(;´Д`A
またおチヌ様と目があった(>_<)— ローレル (@piryofu) 2016年7月17日
そうです。後悔しても遅いのです。twitter投稿も「しつもーた」とか誤字ってるし・・・今気づきました。
しかし、今まで掛けた中で(3か月チョイやからそんな掛けてない)一番デカかったあれはMΦNSTERや絶対そうや!MΦNSTERに違(いない!ムコイチにもMΦNSTERがいてるんや。。
MΦNSTERやであれは!
(しつこい私)
はい後悔してます(´;ω;`)
その後18時前まで。
その後講師の方が戻ってこられたので、一応釣れたことを報告し、再び落とし始めますが、
先程の興奮でまだ手が震えています。
その後講師の方の落とし方を見学したり、落としたりしますが、気が抜けてしまい釣りになりません。
アタリは少しあるものの掛ける事が出来ません。
講師の方々は皆さんちょくちょくおチヌ様を釣り上げてます。
そして
アタリ、バラシ(;´Д`A
時間切れ(>_<)
1枚のみ、、、あかんなぁ pic.twitter.com/g4HmTcVW70— ローレル (@piryofu) 2016年7月17日
敢え無く納竿。。。
その後片づけをし、楽釣会の方々と雑談させていただきながら帰りの船を待ちます。
カニ桶を見せてもらったり、
BJの写真撮ってみたり。。
釣り上げたおチヌ様の写真をdressアプリで撮ってみたり。。
うほ!!ちょっと縮んでるww
そしてムコイチを後にしました。
気の抜けた夕マヅメに私は外側を落としていましたが、
楽釣会の方々は3.5番や2.5番の内向き。船が係留させてあるとこらへんで釣果を良くあげておられてました。
渡船受付場に戻り色々と話を聞いてみると、最近のムコイチは朝よりも夕マヅメに良く釣れているとの事でした。
まとめ
落とし込み教室について
今回教えて頂いた事が、今までの講習会で教えてもらった事と同じこともありましたが、真逆の事もありました。全てが新鮮で私の釣り方が格段にかわった、と言うよりも当たり前ですがその人その人によって仕掛けから考え方がまるっきり違うという事が分かりました。
あ、これがマ氏が書いておられた、10か条の中の「10聞いて1を知れ」だと思いました。
楽しみ方はそれぞれ、自分が楽しければそれで良い!って事ですね!
今回教えて頂いた教室は「軟調竿を使った目印の落とし込み教室」と言う事でした。
軟調竿は仕掛けがとても細く、繊細なやり取りが必要で竿の曲がり方もとてつもないのでこれは一つの魅力ですね!
反省点
今回の反省点を上げるならタックルバランスが悪かった事です。
2号の道糸に1.5号サスペンドで作成した目印に1.7号のハリスにフライフック。
デカいおチヌ様を掛けた時に、バランスが悪いのでおそらくハリスと目印の間に負担がかかってしまったのではないでしょうか。
また一つ勉強になりました。
また来るぜムコイチ!!
今回使用したタックル
竿 ダイワBJコマンダーF42-U
リール ダイワBJ75
道糸 サンライン(SUNLINE) ライン 落し込み黒鯛 MARK-WIN 2.0号
ハリス TORAY トヨフロン スーパーL HYPER1.70号
針 フライフック小さいのん(何号か聞くの忘れました)
目印 1.5号サスペンド磯に15センチピッチで1ヒロ、17センチピッチで2ヒロ目
おまけ
靴下履いてるみたい。
背中はTバックやし。。