おチヌ様の乗っ込みってなんじゃらほい!釣れるのかい?釣れないのかい?どうやったら釣れるのか考察独り言
はいっ!
おチヌ様落とし込み釣りが大好きなみなさん。
乗っ込みシーズンですね!
落とし込み釣り(総称)を長くされてる方や他の釣りを経験されてる方なら、
乗っ込み
って分かり切った話だと思いますが、
私。わかりませんですた。
ただ、イメージ的には
乗っ込み=釣れる
だったのです。
しかししかし、だがしかし。
最近(3月になってから、この記事を書いている4月上旬)はかなり渋い状況でございます。
皆さんはどうですか?バクバクですか?
釣れたら大きいサイズが多いですが、食いは渋いし、アタリも繊細やし(笑)
朝イチ釣れた!っておもったらおチビさんやし(;’∀’)
そして私は思いました。
釣れませんやん(´・ω・`)
乗っ込みって釣れるんちゃうの??
乗っ込み乗っ込みっ!釣れまっせ釣れまっせ!!!とメディアや釣果情報などに書いてるので真に受けてます。
最近あんまり釣れないから必死です(笑)
知らないなりにトーシロのワタクシがおチヌ様の乗っ込みという事について、調べたり、実釣経験を元に記事を書いてみました。
という事はですよ。内容の全てが間違い!って言う可能性が大ですので悪しからずご了承くださいませ。ツッコミどころ満載の記事かもしれませんが、誹謗中傷は受け付けません。要するに、色々わからないなりに考えてるんだよ~という事です。間違い、正解に関わらずこうやって考える事が釣果に繋がると思ってますので、、それを全うし、知らないなりに色々考えてます。
なので、これから書くことは自身が乗っ込みというモノを自分自身が理解するのに分かり易く書いているので、細かい所は突っ込まれてもわかりません。悪しからずご了承ください(笑)
え、最近あんまり釣れてないからネタが無いからこんなん書いてるんとちゃうんて?
そ、その通りです
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
かなりの長文でしかも文章にまとまりが無いので読んでもしんどいだけです。それでもよろしければどうぞ
( *´艸`)
おチヌ様の乗っ込みってなんですの??
おチヌ様の乗っ込み
そして調べました。すると
おチヌ様の乗っ込みとは要約すると
越冬の為に沖の深い所で過ごしたおチヌ様が、春に近づくにつれて産卵の前に体力をつける為に浅場へとやって来て荒食いをする事
を言うそうです(知らんけど色んな所にそう書いてる)
さらに、その乗っ込み時期は場所(釣り場や地域)によって差があり、すぐ近くの釣り場同士でも時期がずれる事があります。
そうなんや。ほな今まで冬のシビアな釣りを強いられていた1月2月と違ってめっちゃつりやすいやん。
そう思うのが当然ですよね。
そしてその通りに、2月末から3月頭にかけて、乗っ込みらしき荒食いバクバクに遭遇しました。
もう、棚であたるや、底やら、食いが浅いけど当たってくるやら、ガツンと来るやら色々でしたが、それこそ短時間でウハウハパターンでした。
おしりも赤い個体が多いのもあり、これが乗っ込みか?!と一人納得してました。
しかし、パターンにハマれば数釣り出来るかと思いますが、そこまでガンガン釣れたって話もあまり聞きません。それよりも盛期(梅雨爆)の方が釣れるイメージがあります。
あくまでも、落とし込み釣り経験1年なので、乗っ込みと言われる時期は今回初体験です(笑)
そして、それ以降もちろん釣行を重ねますが、上記のこの時をピークにどんどん下降線をたどっていきました
(-_-;)
あれ?乗っ込みって釣れるんちゃうの??
さっきの乗っ込みの要約を思い返します。
産卵の前に体力をつける為に浅場へとやって来て荒食いをする事
ん??
確かに荒食いしてたからウハウハやった。サイズもデカかった。
産卵の前に
ん!
という事は荒食いが終わって産卵してるって事か!?
あれ?乗っ込みってずっと釣れるんではないの??
なんかおかしいなぁ。。
ちゃんと考えてみます。
。。。
。。
!!
乗っ込み=産卵期
って思ってるからおかしいんやん。
産卵期の一部というか始まりの行動が乗っ込みと考えたらええんや。
乗っ込み=産卵期の一部
そう考えると何か少し見えてきた希ガス。
話しを戻して、更に調べていくと、その荒食いが終わったら産卵に入ると良く耳にしますが、
ふささんがアップしたツイートには、
腹パンで抱卵してるのにお尻が赤くないおチヌ様が居てるとの事。
このチヌさん活越して無いのでいつも胃袋には貝殻いっぱいなんですが最近は空っぽ。。。餌食わないんかなー? pic.twitter.com/AJOAugi4X3
— チヌテトリストふさ (@fusa_sakanaya) 2017年3月29日
このツイートのおチヌ様(商品)も抱卵してるのにお尻が赤くなかったとの事。
??
乗っ込み荒食いから産卵までも間があるのかな??
乗っ込みから産卵までのリードタイム
そして、理由をふささんに聞いたのと、自身が釣ったおチヌ様の写真をもとに考えてみると
あくまでも予想妄想ではあるけれど、荒食いの時(乗っ込み時)のおチヌ様のオケツはイガイの殻がはみ出してる個体。オケツが赤い個体が多かった。しかも腹パンなのに、卵はほとんど無く胃がパンパンである個体が多い。(近所の人がおチヌ様欲しいと言ったので持って帰って、捌いた時に胃の中に何が入ってたか、卵あったか等を確認)
この記事を書いている間にふささんが「乗っ込み」についての記事をアップされましたのでご参考ください。
流石魚屋FUSA!!仕事が早い!そして分かり易い!!
という事は、オケツが赤いのは荒食いして、いや、し過ぎて消化が追い付かずなのか、食べ過ぎで殻がそのままいっぱい出てきていわゆる
痔
みたいになってるのかな?と(笑)
生物学的には知らんですよ。自身を納得させるための理由です
そしてここ最近は腹パンで抱卵してるけど胃の中は空っぽでしかもオケツも赤くないという個体が多いと。。
。。
。。
という事は、荒食いの後、産卵までにリードタイムがあるのでは?と考えました。
荒食いして、卵を育てるのに十分すぎる程の餌を摂取し、その栄養を元に卵が育つのと痔の回復の為の時間?
荒食いして貝殻とか消化しきれないものがどんどんオケツから出て痔になった状態で産卵してしまったら、、、想像するとそりゃぁ。痛すぎますね(いや経験してないから知らんけど)
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
という事で、その荒食いから産卵までのリードタイムは。その痛いオケツが回復するまでの時間だと(実際は、栄養を付けて卵にその栄養が行きわたり、身体の中で産卵の為の準備をしていると思われる)
その間は栄養は充分に足りているので、必要最低限の食事しかしない。若しくはオケツが痛くならないように、柔らかい餌を摂取しているのか。。(これがふささんの言うデザート?的なもの)痔やから、硬い餌より柔らかい餌なのかな(笑)
アタリはシビアやけど掛かったらえげつないパワーで引く。というのはこのリードタイム中のおチヌ様ではないか?と考えたら納得できるかも。
そして、そのリードタイム後に産卵が始まるのかな。
産卵が始まれば毎日少しずつ行うそう。
毎日産卵すると考えたらまたオケツは赤くなるのかな??
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
卵は柔らかいからだいじょぶか(;’∀’)
おチヌ様の産卵
そして今度はその産卵について調べます。
要約すると
産卵は浅場の藻場らへんで行われるが、藻に直接産み付けるのではなく、海中に漂う様に産卵するとの事。しかも夜に。
そしてその漂ってる卵にオッス俺おチヌ様が精子をぶっかける訳でございます。
ふささんのブログによると
メス1尾にオス2~3尾で行動して産卵行動に入るみたいです。
更に、産卵は一気に産み落とすわけではなく、ある一定の個体において、1日に20~30万個を何日にも分けて行われるそう。
そして、リスクヘッジの為か1か所で産卵するのではなく、色々な場所で産卵するとの事。
そうですよね。海中に漂ってるわけだし、その卵はなんの抵抗もできないわけだからその他生き物にとっては格好の餌となるわけですから、色々な場所にそれぞれ何十万個と言う卵を産み分けて、あわよくば藻に引っかかったり、そのまま見つからずに済んだり、他の生物に食べられても食べきれない数を生んで、、と数で勝負ってわけですね。
夜の産卵の後、日が高い時は、ジトーっと身体を休めているそう。そして夜になるとまた産卵し、日が昇ると身体を休め、その繰り返しだそう。それが約1か月続くらしい。
身体を休めている時に最低限の食事はするのかな?
え、オスは関係ないやんとも思いましたが、ぶっかけるのはそれはそれで体力使うよなぁと勝手に納得wそれが何回も続くと考えると
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あ、だから若い時はオスなのか、、、妙に納得(笑)
そして産卵が終わると産卵で体力を使い果たしたおチヌ様は今度は産休に入り、釣るにはさらに厳しい時期約1か月ほどあるとの事。
え?産卵?
産休?
thank you?!!
ありがっとぅ!!
シェイシェイ!
だれが堀内孝雄や!!
ほんまありがとうちゃうわ!!こっちは釣りたいねん('ω’)ノ
話しを戻して、
接岸してきて、荒食いをして体力をつけた後、リードタイムがあって産卵が始まり、
産卵中はもちろん産卵に体力を使うので、それ以外の日中は体力温存の為と休息で必要最低限の餌は食べるが、なかなか口を使わない様である。
それを考えると、アタリはシビアだし、食ったらデカいが引きはいつもよりも弱いおチヌ様と言うのはこの産卵途中のおチヌ様と考えると、納得できるかも。
おチヌ様の産休
産卵が1か月ほど続き、その後に体力回復の為に1か月ほど産休が続き、その後におチヌ様釣りの盛期を迎えるらしい。これが大体が梅雨の時期と重なり、いわゆる梅雨爆と言われる状況になるみたいです。
そういえば、私が人生で初おチヌ様をゲットしたのが昨年6月1日。今思えばガリガリのおチヌ様だったような気がします。
いちど整理します。
沖の深場で越冬したおチヌ様が産卵の為に体力をつける為に浅場にやって来て荒食いをし、そして沈黙期があった後に産卵が始まり、その産卵は毎日小出しに1か月ほど続き、その産卵中以外は体力温存の為にジトーっとしてる事が多くあまり口を使わない。そして産卵が終わると今度は体力回復の為に1か月ほど産休に入りさらに厳しい状況になり、産休後おチヌ様釣りの盛期が訪れる。
そしてこれら一連の流れは、同じ大阪湾でも水温や潮流やその他(それはわからんw)の理由で場所によって時期が多少ずれるとの事。
しかも、居着きのおチヌ様もいれば、上記で書いた様な沖の深場で越冬したおチヌ様や、浅場で回遊してるようなおチヌ様も居てるだろうし、それらの個体の違いで同じ場所でも時期がずれるだろうと予想されます。
さらに産卵は一カ所で行われるのではなく群れで行動しながら場所を転々とし産卵、休息を繰り返している。
とにかく、この記事を書いている時期は全部とは言わずとも一部のおチヌ様の産卵が始まっている産卵期真っ只中なので、かなり厳しい状況だと言えるのではないでしょうか?
この時期(産卵期)は釣れる?釣れない?
この時期はやはり厳しいんやぁ・・・・
|д゚)
ここで私は考えました。
全てのおチヌ様が産卵するわけではない。ぶっかけないオスのおチヌ様もいれば、メスでも産卵しないおチヌ様もいるのではないか?そして、いわゆるおチビさんたちはどこにいてるのか?さらに時期がずれるという事はまだまだ腹パンのおチヌ様が荒食いしてる場所もあるのではないだろうか?
そして、産卵中のおチヌ様も最低限の餌は食すのでは?
それを考えると、この産卵期と言われる時期でもおチヌ様はどの釣り場にも多かれ少なかれ存在していて、居るという事は釣れるのではないだろうか?
ただ、釣りにくいだけで。。。
そんなこんなで、こんな時期にも釣りに出かけるワタクシですが、辛うじておチヌ様をゲットしております。
その釣り場にはおチヌ様は居てます。そして産卵期のおチヌ様であれ、口を全く使わないわけではなく、ごくごく僅かかもですが口を使うおチヌ様も居てるんだと思いました。
釣れる、釣れない
のどちらかと言えば
釣れる
だと思います。かなりシビアな戦いを強いられるとは思いますが、、、
・・・・・・
という事で、このシビアな状況の中で如何におチヌ様を釣り上げる事が出来るのかを前向きに考えて行きたいと思います。
産卵期のおチヌ様を如何に釣り上げるか?
乗っ込みのムラを考える
先ずはある任意の釣り場でのおチヌ様の乗っ込みパターン(仮説)を立てて考えて行きたいと思います。
乗っ込みに関わるおチヌ様を大まかに図の①~⓹に分類します。乗っ込みに関わらないおチヌ様もいてると思いますが(仮定)、それは後に。今は乗っ込みに関わるおチヌ様だけを考えます。
①に分類されるおチヌ様はその釣り場で言う早とちりなおチヌ様で早めにムラムラしたおチヌ様です。
そして、②、③、④に分類されるおチヌ様は正常?!なおチヌ様。
この②、③、④の荒食いの時がこの釣り場での乗っ込みと言われる時期
⑤は少しのんびりおチヌ様。
要するにその任意の釣り場において、おチヌ様の乗っ込み具合にムラがある事を示しています。そのムラは個体差なのか、居着き、沖チヌ、年齢、潮、水温、色々な条件の下に差があると仮定します。そしてこの釣り場に産卵目的で乗っ込んでくるおチヌ様を100とし、①~⓹までそれぞれ分かり易く均等に20ずつ振り分けます。
そして、最初の方に書いた様に産卵までの流れとして
乗っ込み荒食い→沈黙期→産卵期→産休→盛期
とします。
乗っ込みの荒食いが始まると、ガンガン食ってきますが、①で考えると、割合は20%にしかすぎません。
②、③、④の、その釣り場の乗っ込み荒食い時期だと、多少前後があるとしてMAX60%のおチヌ様がガンガン食ってくるとして、割合は60%です。
そして、⑤の少しずれた乗っ込み荒食いおチヌ様、これも20%
盛期はガンガン食ってくるのが全ての100%と考えたら、乗っ込み荒食いの時にそこまでガンガン釣れたという話をあまり聞かないのも納得できます。
しかし、食ってくれば型の大きなおチヌ様である事が多いです。
上記の事と図を踏まえると、同じ日に釣ったおチヌ様でもお尻が赤かったり、そうで無かったり、めっちゃ引いたり、引かなかったりするおチヌ様がいても納得できるのではないでしょうか???
まぁ、ムラがあるって事ですよね。
知らんけど(笑)
産卵期に実際におチヌ様をゲットする方法
その任意の釣り場で釣れる日、釣れない日の差がある事が分かりました。
ではそんな中で実際にどうやっておチヌ様を釣り上げるかを考えます。
一番は乗っ込み荒食いに遭遇する事が一番だと思いますが、産卵期に入ったおチヌ様の場合はそうはいきません。
という事で、荒食い、産卵時期など、色々なパターンのおチヌ様をゲットする為の方法を総合的に考えていきます。
情報収集
答えは簡単です
毎日その釣り場に足を運ぶ
です(笑)
そうすればいずれはその乗っ込み荒食いパターンに遭遇する事が出来るでしょう(笑)
いやいや、そんなん誰でもわかるわ。
そりゃそうですよね。
では、実際問題どうすれば良いか。
一番は、その釣り場に来る方と仲良くなって情報の共有する事です。
当たり前の事ですが、もちろん教えて君ではダメですよ。自身も情報を提供する事が前提です。
前情報が少ない場合に
仲間同士何人かで同じ釣り場で同時に竿を出す時、餌の選択肢があるならばそれぞれ違う餌を使い当たり餌を分担して探したりします。
広い釣り場であれば、左右端から真ん中に向かって落として行き、アタルポイントを探したりもします。
それが一人で行く場合はその限りでは無いので、そういった場合は自身で全てするしかありません。
しかし、任意の釣り場に何度も通って行く内に顔見知りが出来たり、話しをするようになると思います。そういった時に自身が落とした状況などを話しながらその相手からも状況を聞くことによって、釣れるポイントであったり潮であったり、時間であったりをある程度絞る事ができます。
それをする事によって、
毎日釣り場へ通うという行動が随分楽になりますよね。(当たり前かw)
もう一度言います。教えて君はダメですよ。
情報収集を元に釣り場へ通う事である程度釣れる時期を見極めて釣行する事が出来ます。
しかし、ピンポイントでそれを見極める事が出来るかと言えばそうではないので、やはり釣れない日も出来るだけその釣り場へ足を運ぶ事も重要だと思います。
釣り場を変える
最初の方にも書きましたが、
その乗っ込み時期は場所(釣り場や地域)によって差があり、すぐ近くの釣り場同士でも時期がずれる事があります。
同じ大阪湾でも水温や潮流やその他(それはわからんw)の理由で場所によって時期が多少ずれるとの事。
さらに産卵は一カ所で行われるのではなく群れで行動しながら場所を転々とし産卵、休息を繰り返している。
これを元に私自身の経験を思い返すと、
この何日かウハウハだったのに、次の週に行くと全く釣れない。
という状況がありました。
まぁ、これは普段からもそうなのですが、潮や風、天気、水温、色々な条件が重なり合ってそういう風になってしまうのですが、
その普段の条件プラス産卵時期には、その産卵時期のおチヌ様の行動パターンを加味する必要があります。
それは後に書くとして、とりあえず乗っ込み荒食いに焦点を当てて考えます。
先ず、一番早くAの釣り場で乗っ込み荒食いがあり、
次にBの釣り場で荒食いが始まる。
そしてCの釣り場で始まる。
という様に地域差があるのでそれを利用し、そのタイミングで釣り場を転々とする事でそこそこ釣果を得る事が出来ると思います。
だからこそ、色々な釣り場で同じ様に情報収集、交換が重要になってくると思います。
もちろんネットで釣果情報を見るのも一つの手ですね。
そして、出来ればその転々とする釣り場は、狭い範囲ではなく、少し離れている方が効果があるのではと思います。
大した理由ではないですが、狭い範囲の釣り場であれば、大体乗っ込み期は同じような時期なのかなという事だけで、例えば、南港、北港、西宮などでそれぞれ釣り場を見つけておく事が良いのかもと思います。
そんなん無理やわ。
そうですよね。その場合はあきらめてください笑
水温、潮、風、天気等の情報を元に釣行する
普段私は釣りに行く時にいつ何時でもそれを元に釣行する事が多いです。
この時期はそれに産卵期を加味しなければならないのですが、
良く言えば、その乗っ込み荒食いになれば、多少普段の条件が悪くても食ってくるだろうし、悪く言えば、普段の条件が良くても、産卵期でほとんど口を使わない。
という事はですよ、条件も悪いし産卵期に重なるようであると、かなりシビアな釣りを要する事が想像できます。
しかし、その中で前向きに考えると、
産卵期で口を使わない状況でも水温が高ければ多少なりとも口を使う確率があがるのではないでしょうか?
濁りが良ければ、普段より少しは口使ってくれるのでは??
そして、干潮より満潮の方が良い。
とも聞きますが、経験と情報収集の結果、ド干潮でも釣果はありました。それよりも、如何に潮が動いているかや、風向き、そして一番重要なのが水温だと思われます。
もちろん、川からの冷たい水が流れ込んでくる干潮よりも満潮の方が沖からの暖かい海水が入ってくるので(場所にもよる)そういった意味では満潮の方が良いのかもしれません。
が、基本的に産卵期のおチヌ様は日中は底の方でジトーッとしているので、干満で移動するというよりも一定の場所で身を隠していると思われるので、
おチヌ様が身を潜める事が出来る様な場所がある釣り場の選択も一つの条件であると考えられます。
・・・
・・・
普段のシビアな釣りと一緒やんww
いや、だから前向き。ま、え、む、き!に考えたらですよ(´;ω;`)
だって、そんな何回も釣り行かれへんやんって声が聞こえてくるから(;’∀’)
とにかく、極力普段通り、潮や風、濁りなどを考慮して良い条件である場所を選択する事がやはりおチヌ様をゲットする確率があがるのではないでしょうか?
普段いかないような場所で釣りをする。
これは、産卵期という事で、こんな場所におチヌ様が!?って言うパターンです。
ある湾奥の釣り場で、普段はキビレさん20に対しておチヌ様が1というような釣り場があります。
その釣り場である方が釣りに行き、キビレさんは全く釣れず、おチヌ様のみ釣れたという情報がありました。
そして、その情報を聞き、数日後に私も同じ場所で竿を出しましたが、おチヌ様は全く上がらず、おチビのキビレさんしか釣れなかった。しかも渋いという状況になりました。
今年の話ですよ!
これを踏まえて考えると、普段いかない様な場所におチヌ様が群れで入って来て、バババッと荒食いをしてその期間はわからないですが、その後また違う場所へと群れで移動して行く。
そのタイミングに遭遇すると普段ではあり得ない、おチヌ様だけが釣れるという状況になるんだと思います。しかし、そのタイミングを逃すとおチヌ様は一切釣れないという、かなりタイミングが重要な釣りになるのも予想されます。
しかし、この産卵時期のおチヌ様の行動から考えると、そういった普段ではあまり入り込まないような浅場湾奥にも入り込むと言う事からも
釣り場の形状は良いけど落とし込みするには浅すぎるか??って言う湾奥の釣り場や普段は大半がシーバスやキビレさんしか居てないような汽水域におチヌ様が入り込んできたり
と、普段ならターゲット外の場所でもおチヌ様が釣れるのではないでしょうか?
釣り場の形状を特定して釣行する
おチヌ様の産卵は浅場にある藻場で行われるとありました。
という事は単純に藻が沢山生えている様な釣り場にはおチヌ様が居てるのではないでしょうか?
さらにおチヌ様が産卵する際には同じ場所で産卵するのではなく、色々な場所を転々とし、色々な場所で産卵するとありました。
先程書いた事とは逆行するのですが、湾奥の釣り場で藻がある場所でもおチヌ様が入り込んで荒食いの後産卵すると思われますが、同じ場所に留まる事はないので、ある一定の期間を過ぎるといなくなります。そうなると、その荒食いのタイミングを逃すと釣れる確率は極端に下がりますが、
その湾奥でも部分的に潮通しの良い場所が近くにあり、そこにたどり着くのに複雑なではなく、辿り着き易い場所であれば、居なくなってもまた新たな群れがその場所に辿りつき荒食いや産卵するのではないでしょうか。
という事は狙う釣り場としては、浅場、かつ藻が生えていて、潮通しの良い場所が近くにあって、少し入り組んだ様な釣り場を探せば良いのではないでしょうか??
そんなん、絞り切られへんわ。という声が聞こえてきますね(;^_^A
そこでもう一つ条件を加えます。
おチヌ様は夜に産卵した後、日中はじっとして休息しているとありました。
休息するという事は、そのおチヌ様が安心してじっと出来る様な場所で休息するはず。
そうなってくると、垂直の壁よりも、スリットやパイル、ハング、テトラ等がある釣り場に絞れば良いのではないでしょうか?
それが同じ釣り場にあればなお良しだし、産卵場所と餌場、隠れる場所などが近くにあるような場所でも良いのではないでしょうか
例えば、産卵できる藻が生えている、かつテトラがあり、餌になるものが豊富な河口近くとか。
え?安易ですか(笑)
とにかく産卵するおチヌ様の身になって考えると、全てが近い方が楽に決まってます。
まぁ、藻が沢山生えていれば、その下におチヌ様は隠れる事が出来るので、、、
ずばり、河口近くの浅場で潮通しが良い場所とそうでない場所が隣接しており、藻が生えていて、隠れる場所(テトラやパイルやハング等)がある所
ズバリでもないかww
そこにおチヌ様は居てます。
上記の様な事を踏まえて釣り場を探すと、何も考えずに釣行するよりもおチヌ様に出会える確率は上がるかと思います。
釣る為におチヌ様に口を使っていただく。
今までに書いたおチヌ様をゲットする方法に加え、これが一番重要なのかもしれません。
荒食いに遭遇出来るとこれはあまり必要ないのかもしれませんが、荒食いの後のリードタイムや、産卵時期に入ったおチヌ様などはその釣り場にいるけれどもそう簡単には口を使ってくれません。使ってくれないから釣れないのですが、その口を使わない(使いにくい)おチヌ様に、如何に口を使っていただくか?という事がおチヌ様をゲットするポイントになる事は明らかです。
では、どうすればおチヌ様は口を使ってくれるのか。
これはズバリピンポイントでおチヌ様が居てる口の前に餌を落とす
です。
しかも、臭いや動きでアピールしつつ美味しいですよ~
どぞーっ!
ほらほらほら美味しいぞぉ!!!
と美味しさアピールをしながら口の前まで持って行ってあげる事で思わずおチヌ様も
パクッ!!てしてしまうような餌。動き、または臭いのアピールがある餌
そう、カニさんや青コガネ。今年は探すのも一苦労のパイプ虫などが良いと思われます。
その餌を使って、とりあえず落とし、その釣り場のどこでアタリがあるか見極めます。
アタリがあるとその周辺におチヌ様が固まってる可能性があるので、そこを集中して落とします。
若しくは変化のある場所や藻の下など、おチヌ様がいかにも居そうな場所を落とし続けます。
え?これもいつもと一緒やん。
そうです。同じなんです(笑)
とりあえず丁寧かつ手返しよくどんどん落として行き、おチヌ様の口の前に餌が落ちていく確率を上げる。
という事です。
盛期では、多少離れた場所に餌を落としても、やる気のあるおチヌ様はビューッと泳いできてその餌に食いついてくれます。
元々上から落ちてくるものに異常に反応するのがおチヌ様ですから(笑)
が、この時期のおチヌ様はそんなに泳いでいくほど元気がありません。
という事は、出来るだけおチヌ様の口に近い所に餌を落とすことが重要視されるのです。
いつもより落とす間隔を狭くしこまめに探るのが吉と言えるのではないでしょうか。
若しくはおチヌ様が通りそうな場所にステイするのもありですね。
潮がぶつかってよれている場所だとか、なんやかんやら。。。(*´▽`*)
ヘチコガネで先日上げたおチヌ様なんかは3分程ステイして掛かりました(笑)
粘りの1枚50cmアジャスタブル(c" ತ,_ತ) pic.twitter.com/OrBJD5uDzx
— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年3月30日
で、結局どうよ!具体的な釣れる場所は?
今までうだうだと長文お付き合いありがとうございました。
結局のところどういった場所が釣りやすいか!?という事ですが、イマイチ分かりませんよね(笑)
なので、
答え言っちゃいます!!
この時期、比較的釣りやすいのは
水温が安定している日のシャローなテトラ
ッス
完全に独断と偏見です
独断と偏見ですが、おチヌ様にとっては意外に理にかなっているのでは?と思います。
もちろんテトラでない他の釣り場もありますが、一番狙いどころが分かり易いのがテトラではないかなと思います。
おチヌ様は浅場で産卵するとあります。
浅場のテトラには豊富な餌が付いており、藻やワカメ等海藻も生えています(生えてない場所もあるからそれは却下)。そして、おチヌ様の隠れる場所、休息する場所がテトラの穴の中や藻の下などで、餌場と休息場が同じ場所。さらにあわよくば産卵まで近くで出来ちゃう。
で、おそらくですが、私たちが竿を出す日中には産卵時期のおチヌ様はテトラの中で隠れて休息しているのでは?そして、産卵に関わらないそれ以外のおチヌ様もテトラの穴の中にいて、ハイブリット呼吸してたり、餌を食していたりするのでは?と思いました。
もちろん垂直や、パイル、ハングなど、どの釣り場にもおチヌ様は居てるとは思いますが、上の方で書いた様に、ピンポイントでおチヌ様の口の前に餌を持って行く、という事を考えると、テトラの穴の中を狙う事が一番それを全うする一番楽な方法ではないかと思いました。
そして、ここで一番重要なのが水温の変化と安定をしっかりと加味して、水温が安定している時を狙って釣行しなければならないと思います。シャローであるが故に、水温の変化が激しいです。水温が低ければもちろんおチヌ様の活性は下がりますし、口をあまり使ってくれないおチヌ様がより口を使わなくなります。
水温が高ければ、口をあまり使わないおチヌ様も少しは口を使ってくれる様になるでしょうし、
水温が高いにしろ低いにしろ、不安定であればそれに適応するまで時間がかかるだろうし、、
水温というのはおチヌ様を釣る上でかなり重要な要素だと思います。
という事で実践
してきました。
先日から気温も上がり、水温も比較的上がった状態で安定した二日目に際穴狙いでおチヌ様調査です。
結果、
アタリ多数で、産卵に関わってないであろうおチビさんおチヌ様や、グットサイズのおチヌ様、色んなタイプのおチヌ様が際穴に居てました。
餌はカニでも青コガネでもアタりました。
とりあえずおったんや!
コツコツコツコツやっととれた(о´∀`о) pic.twitter.com/V52XkcZtlR— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年4月4日
もし、水温が低い状態で安定していたならば、際より前狙いも視野に入れるのですが、この実践日は水温も最近の中では高く安定していたので、際穴狙い一本で行きました。
小さいおチヌ様はハリス分くらいでガンガン当たって来て、比較的多きいおチヌ様は少し穴の奥に入れると食ってきてくれました。
鈎外れも多かったので、食いは浅いんだとは思いますが、際穴だけに、あながち間違ってはいなかった様に思います(;^_^A
まとめ
かなり長文になったので、まとめくらいは短くしようかと。
色々な情報や経験を元に自分なりにおチヌ様の乗っ込みについて考えた結果、
この乗っ込み期において、ある特定の場所で、なんの情報も無しに竿を出して、おチヌ様釣ろうと思うとかなり厳しい事が予想されます。
何故厳しいのか。原因は何か。
それは場所によっての乗っ込み時期のずれと水温の変化
だと思います。たまたま行って乗っ込み荒食いに遭遇する事が出来るとそれはラッキーだと思います。
やはりそれぞれ釣り場での今までの実績と情報収集、水温の変化を見てそれによって釣り場を選択し、ピンポイントで狙って釣行する事が少しでもおチヌ様を釣り上げる確率があがるのではないかと思います。
その中でもおチヌ様の身になって考えるとシャローなテトラはおチヌ様にとって過ごしやすい環境なのではないでしょうか??
それに伴って、私たちもこの時期にしては釣果を得やすい場所だと思います。
なぜかと言うと、おチヌ様が居てる場所はテトラの穴の中だから。。。
(水温が低いとその限りではありませんw)
テトラ打ちしない方ごめんなさい|д゚)
追伸
フカセやらエビ撒きやらでおチヌ様が釣れている事は加味してないので悪しからずご了承くださいませ。
あくまでも落とし込み釣り(総称)でおチヌ様をゲットする事についての独り言でございます。
m(__)m