【第1回落とし込み脱初心者への道】ヘチ釣りに使う餌場を確保せよ。イガイ・フジツボの見つけ方採り方。ついでにカニの採り方も
以前初心者手引きの記事の中で落とし込みに使う餌について書いた記事が、あまり人気のない私のブログなかでは比較的まだページビューが多い記事になってる事もあり(笑)

今回は脱初心者向けにもう少し掘り下げて書いていきたいと思います。
※あくまでも私が経験した事を元に書いているので間違っている事もあるかと思います。
揚げ足を取ってやいやい言う人、そんなに真剣に落とし込みをしたいと思わない人、
自身で何もしない教えて君など、落とし込み釣りに対して心頭滅却されないであろう方は見ないでください(笑)
記事の途中、かなりの私見が入った文章もありますのでご了承ください。
後、辛気臭い記事なので見ても面白くないと思います(笑)
(2021年5月10日加筆修正)
落とし込みに使う餌の確保
皆さんおチヌ様の落とし込みに使う餌はどうやって用意してますか??
釣具屋さんで買ってますか?
それとも現地で調達してますか??
若しくはどこか違う場所で取ってますか???
そんなもん、釣具屋さんでカニ買ったらええやん。
ほんとにそれでええんですか??
ほなら、そんなもん。現地で餌を採取すればよいですやん。
そう思われる方も多いかもしれませんが、全盛期ならまだしも、この時期は、例えばイガイを現地で採取しようとして行ったらイガイが全部落ちてた。
そんな事もざらにありました。
地波止ならすぐに移動できますが、これが沖堤防での出来事だったらどうでしょうか
((((;゚Д゚))))
こういった状況も踏まえて、餌を確保してから釣りに臨む事がとても重要になってきます。
そんな中で、やはりというかもちろんの事、
落とし込み歴が長ければ長い人程、何カ所も餌場を確保している人が多いです(多分)
逆に始めたばかりの方や初心者の方は餌場なんてなんじゃらほい?いつも貰ってるしわからんわ。なかったらカニを釣具屋さんで買えばいいじゃん(*´Д`)
という方が多いです。
この記事を書いている10月になると、落とし込みの餌として使われるのは、イガイ、ミジガイ、フジツボ、カニなどがあります。
しかし、夏前と違い餌となるイガイは落ちてしまっている(若しくは下の方に付いていて取れない、とりにくい)為にフジツボやカニをメインの餌として使われる方も増えて来ました。
それに伴って?
チヌ様の食性もイガイからフジツボへと変わりつつある?(一般的に言われている)、所謂餌替わりする時期とも言われています。
どの餌が良いかはもちろん地域にもよりますし、もしかすると日によるかもしれません。
ここ最近テトラではカニ、それ以外の釣り場ではフジツボでの釣果を耳にするようになりましたが、私自身イガイでガンガン釣れているので(釣り場にもよりますが、私の行く釣り場での話)
そろそろフジツボかなぁ?!と思いフジツボも毎回持って行くのですが、
イガイで釣れてしまうので
未だにイガイしか使ってません(笑)
あ、先日テトラでカニを今期初使用しました。
とにかくこの時期は餌の選択が釣果を左右すると言っても過言ではないと思います。
(上記の書いたもの以外にも餌となるものはたくさんありますが、今回はそれは割愛しておきます。)
そんな時に、イガイで釣れているのに自身はカニしか持っていない。
そう言う事を避けるためにも
餌場の確保
はかなり重要になってきます。
落とし込みに使う餌の種類
今の時期、皆さんは落とし込みに使う餌は何を使ってますか??
冒頭でも書いた様に、おそらくイガイ、ミジガイ、フジツボ、カニのどれかを使用している方が大多数だと思います(関西に限る?)
もちろんどの餌をメインとして使っているかは、それぞれで行かれる釣り場や状況で変わってくると思います。
この時期(10月)は大まかに言えば神戸(西)に近ければ近い程イガイの使用率が高く、大阪市内(東)に行けば行くほどフジツボの仕様率が高い?気がします。
知らんけど((((;゚Д゚))))
とは言っても、必ずその餌を使わなければならないのか?と言えば、全くもってそうではありません(あたりまえ)
フジツボメインの釣り場でもイガイを使用して釣果を上げてる方も沢山おられます。
先日もフジツボで釣果が上がっている北港スリットへ行きイガイを使っておチヌ様を釣る事が出来ました。

結局のところ自身の好きな餌を使い落とし込みすれば良いのです。
尼崎近辺(これも大まか)は昨年に引き続きイガイが落ちる時期が他の地域よりも早々にフジツボでの釣果が上がってました。
しかし、イガイでも釣れています。
また、カニでも釣れています。
または同じ場所でも、この日はイガイでアタリがあったのに、また別の日に行くとフジツボでしかアタらなかった。
こんな事もあります。(潮でその場所にいるチヌが入れ替わった?)
さらには潮位で餌が変わったりもしました。
そしてカニ餌に関してはほぼ1年中どこでも釣果が出るマルチな餌と個人的には認識してます。
しかも落とし込みを始めたころなんかは、イガイやフジツボでおチヌ様が釣れるなんて思っていもいなかったので
落とし込みの餌=カニ
だと何の疑いもなく使ってました。
しかし、シーズン真っ只中のカニさんは、餌取のフグどん、ガッシー君などの格好の的になります(笑)
一説にはイガイで釣れる時にカニを使うとおチヌ様よりキビレさんの方が良く当たってくるとも言われてます(ほんまか??)
どの餌を使っても釣れるとは思いますが、より釣果を上げる為には
その釣り場、その場所その時におチヌ様が何の餌に、より反応があるかを見極める事が重要となってきます。
考え方によっては
カニ以外の餌(イガイ、ミジガイ、フジツボ)を使い落とし込み釣りをするという事だけでも
脱初心者への道を歩んで行ってるのかもしれません(笑)
その釣り場でどの餌をチョイスするのか?
どの餌を使うかを決める時
先ず最初は
その釣り場での経験と知識、そして情報から総合的に判断します。(私見)
若しくは、自身の拘りでどの餌を使用するかも決めたりします。
たとえフジツボで釣れていたとしても、イガイの内錘でやりたければ、イガイを使いますし、
イガイで釣れていたとしても、フジツボでの上層のアタリを楽しみたければフジツボを使いますし、、
結局のところ、落とし込み釣りをするにあたって、どこに重きを置くかで餌のチョイスが変わってくると思います。
自身の思う餌でおチヌ様を釣りたいのか、それとも数が釣りたいのか、ヘチ釣りで釣りたいのか、目印の落とし込みで釣りたいのか。。。
優先順位の問題ですね(;^_^A
そんな中で、今回はあくまでも
とにかく数が釣りたい
ことを重点に書いていきたいと思います。
餌の得手不得手でその釣り場ではイガイが良く釣れているのだけど、イガイで釣るのは苦手なのでカニを使う。
だからカニの方が釣果があがるねん。
そんな話はとりあえず置いておきます(;^_^A。
得手不得手関係無しに、そこはフラットにして考えます。
その釣り場のおチヌ様がどの餌にいちばん反応があるか。それを見極める事と
その反応のある餌を確保出来る事が重要だと思います。
餌場を見つけ確保する重要性
落とし込みの餌として、一番簡単に手に入れる事が出来るのは
カニさんです。
(写真は野々さんのブログから勝手に引用笑)
餌を扱う釣具屋さんのほとんどが扱っており、わざわざ苦労して餌を探すよりも楽です。
落とし込み釣りに於いて、このカニ餌のチョイスの理由が
脱初心者できるか、そうでないかが決まってくると言っても過言ではありません。
どういうことかと言うと、
他の餌が無いからカニ餌を選ぶのか、
カニ餌が他の餌よりも釣れる可能性が高いので選ぶのか、
結果、カニ餌を使う事には変わりないのですが、
自身の都合なのか、おチヌ様の立場になって考えているのか、、、
という事です。
(ほんま落とし込みヲタクやわ)
まぁ、あくまでも趣味なのでどっちでも良いとは思いますが(;^_^A
他の餌が無いからカニさんを使う。
これもまた
時間の無い中一生懸命他の餌を探したけれど、結局見つける事が出来なかったのでカニさんを使ったのか、他の餌を探そう、採ろうともせずカニさんを使ったのかでももちろん違います。
この考え方、餌の使い方で
数が釣れるかそうでないかの分かれ道だと思います。
私もそうでしたが、始めた頃は
落とし込み釣りの餌=カニ
でした。
しかし、落とし込みを続けることで、分かってきたのは餌の重要性でした。(特にイガイ)
イガイで釣れる事が信じられなかったのもありますし、カニで釣れた事もあり、イガイを使う必要性を感じられなかったのですが、
いざ諸先輩方に教えられ、イガイを使うとカニを使っていた時より明らかに釣果が上がりました。(盛期なのもありました)
その時言われたのが、イガイで釣れるのになんでカニを使うねんと。
落とし込みにおいての餌の考え方として、
イガイを中心にフジツボ、ミジガイ、カニを使います。
これは受け売りですが、
私たちが狙うおチヌ様は、基本的にはイガイを食しており、
その釣り場にイガイが付いていれば、それをメインに食しているはずです。
一見、イガイが付いていない様に見えても下の方に付いていたり、ある特定の場所にだけ付いていたりしていて、その釣り場ではイガイで釣れるんです。
フジツボにいちばん反応がある時は水温が高くなりすぎてイガイの口が開いて腐ってしまいしゃーなしの時かと勝手に考えています。
水温が高くなりすぎ、イガイが腐って落ちてしまいますが、しばらくして秋もふかまり水温も落ち着いてくると再びイガイも着きだすので、それはそれでまたイガイ食べだすのではないでしょうか。
しかし、さらに水温が下がる厳寒期などは水温が低すぎて活性も下がり、そのイガイの層までは上がってこず(上がってこれず?)下に居てるカニさんを食したり、虫エサを食したりしているのでしょう。
そう。基本的にイガイを中心に餌を考えて行くのが落とし込み釣りの基本だと思います。
という事は、
餌場の確保=イガイの付いている場所の確保(自身でそれを採取できる場所)
と言っても過言ではありません。
※写真のJグリーンでは一切イガイが付いてないのにイガイでおチヌ様が釣れます。
その他の餌は確保せずとも比較的容易に手に入れる事が出来ます。
しかし、このイガイの野郎だけは、簡単であるように感じてなかなか難しいのです。
とはいうものの落とし込み釣りに対して真剣であれば比較的簡単に見つける事ができます。詳細は後に書きます。
しかし、このイガイの付いている場所(餌場)の確保が出来る人とそうでない人
要するに釣具屋さんで買える餌以外の餌を使う時にそれを自分自身で用意できるかできないかが
脱初心者となるかなれないかの分かれ道だと思います。
もっと言えばこの先
落とし込み釣りを続ける人とそうでない人の違いはここにあります。
おチヌ様の落とし込み釣りをすればするほど、イガイの重要性が身に染みて分かってくるにも関わらず、そのイガイを自身で手に入れる事が出来ない。探せない。
周りに取って来てくれる人が居てるのでまかせっきり。
もちろんたまにしか落とし込みをやらない人ならそれでも良いと思いますし、
自身も餌場を確保しつつ、仲間同士で餌を用意し合う。それならオッケーだと思います。
じゃぁ、そんなかたいこと言わずに、イガイが取れる場所教えてくれたらええですやん。
なるほど。そうきましたか。
答えは
いやです(笑)
厳密に言えば、具体的な場所は伝えませんが、付いているであろう場所の探し方は伝えます。
この記事を読んでくれているという事は、脱初心者を望んでいる方だと思います。
何度も書きますが、落とし込み釣りを続けて行く上で一番重要な事がこのイガイが取れる餌場を自身で見つけ、確保する事なんです。
その一番重要な事を人任せにしてしまう。そして自分自身は落として釣るだけ。
それでは脱初心者への道は閉ざされてしまいます。
もし仮に私がそのイガイを取れる場所を教えたとしましょう。しかし、その場所でいつまでイガイが取れるかは分かりません。その場所で取れなくなったら、また取れる場所を聞くのでしょうか?
私はその場所でイガイが取れなくなった時の為に、時間を見つけては次の餌場を探しています。
その時、その時期、その環境によって餌場は変わるのです。今年も既に何度も餌場が変わりました。
そしてそれも落とし込み釣りを続けて行く事で毎年、ここには付いているであろう場所をいくつか把握しておき、その都度イガイの付いている場所を確保して行くのです。
だけど心配しないで下さい。
色々書きましたが、イガイは探せば取れます。
そういった意味でも、
イガイが付いているであろう場所の探し方は伝えて行きたいと思います。
(ええ大人がイガイが付いている場所を見つけ選別しながらグヘヘしてる写真笑)
そして、餌場を探し、餌の確保が出来る事で
その場に応じた餌を使い分ける事が出来るので、
数が釣れる様になります。(はずですw)
餌場の見つけ方、採り方。
イガイやフジツボを取る為の道具
餌を採るのにひつようなのは、タモの柄とイガイ取り器、スクレーパーなどがあります。
盛期であれば比較的浅い棚でイガイを採取する事ができますので短い柄でも大丈夫ですが、盛期を外れると深い棚で取らなければならない時もあり、出来るだけ長い柄が良いかと思います。
そして丈夫なものが良いので小継ぎの柄などは細く、柔らかいものが多いので、おすすめとしてはタックルベリーなどで中古の古いタモの柄でしっかりしたものを探すか、
できるだけ長いタモの柄を買い、1番を無視し2番に合う玉枠パイプなるものを取り付けても良いですし(餌を掻く時にかなり負担がかかるので、私は取り付けてから穴をあけビスとナットで固定し補強してます。)
それよりも一番良いのはやっぱりこれ。太くて強い玉の柄でしょう(笑)
5mと6mが出てますが、出来れば6mあればほぼどこでも困る事は無いかと思います。
因みに私は中古のタモの柄や安いタモの柄を買い、すでに壊れて3本目に突入しています。
それを考えると最初から太くて強い奴を買うべきなのか、それとも消耗品と考えて中古で安いのを買い、ダメになればまた買いなおす方が良いかは、、、今使っているタモの柄がダメになった時に再考します(笑)
そして、それに装着するイガイ取り器
この二つを持っていれば先ず間違いないかと思います。
どちらも他のメーカーからも同じようなものが発売されていますが、
ヤマワのこれ二つが間違いないです。
私自身他のメーカーの物も使い、悪くはなかったのですが
上記二つは他の物とは似て非なるものです(経験上)
たかが餌を採る為の道具なのに個人的感覚で言えば少々お値段はしますが、値段が安いので他の物を選択しても結局これを買う事になった私から言わせてみれば、最初にこれを買うのがおススメです。
あくまでも個人的見解なので悪しからずご了承くださいませ(笑)
後にそれぞれの餌の採り方は貝ますが、上のパワフルイガイ取りで壁をガリガリする事でフジツボも取れますのでかなり便利です。
しかし、この取り方だとフジツボは割れてしまう確率も高いので、手が届く場所に着いているフジツボをスクレーパーでサクッと取るのもアリです。
スクレーパーは手が届く場所に付いているフジツボを取るのにとても便利で
幅の広いスクレーパーでサクッとガッツリと取る
という方法も良いのですが、
横幅の狭いもの(フジツボの直径より少し広い位のもの)で一つずつ丁寧に採取したほうが
良い状態でフジツボを確保することができます。
そして、下の熊手の様なイガイ取りは、もさもさっとイガイが付いておらず、硬い場所に着いていて、パワフルイガイ取りでは取りにくい様な時に大活躍です。
ガッツリと採れますよ!
イガイの見つけ方採り方
盛期の時はどこでも採れる
そう盛期であれば大概どこでも視認できるので、それを採りましょう(笑)
上記で紹介した道具を使えば簡単にとれますよ。
もちろんできるだけ、他の方の邪魔にならない様な場所で取る事がマナーです。
下の方を探る
地域にもよりますが、5~6月にイガイが付き始め、8月の水温が高くなりイガイが落ちてしまうまでが落とし込み釣りの盛期と言われています。もちろんそれ以前もそれ以降もガッツリとおチヌ様は釣れます。
それはさておき、そのイガイが落ちてしまった後の9~10月はイガイを見つけるのに一番苦労する時期だと言われています。
脱初心者を目指す方なら盛期に釣りに行った際に岸壁やテトラ等に真っ黒なイガイが付いているのを見た事があるかと思います。
そして水温が高くなり、イガイが落ちてしまうと書きましたが、それはあくまでも
見た目は落ちてしまっている
であって、実際はその下。いままで水面近くに付いていたイガイが落ちてしまっているだけで、その水面下にはまだまだイガイが付いている所も多々あります。
先ずはその盛期にイガイが付いていた場所の下を探ってみて下さい。
私の経験上、その下とは1ヒロ~確認できたのは3ヒロまで(イガイ取りに使う柄が4.5m)しか確認した事がありませんが、釣り場によって、または同じ釣り場でも場所によって棚はバラバラでした。
(湾スパさんが送ってくれた引き上げられた台船に付くイガイの写真)
この写真を見て分かる様に、台船下の方にもイガイが付いているのが分かります。水面らへんに付いているイガイは水温や気温が上がりすぎて落ちてしまっても、下の方にあるイガイは水面よりも水温が高くなりすぎず、また気温が高くなったとしても影響を受けにくい場所だと考えれば、残っている可能性はあると思います。
下に付いているイガイはもちろん目視出来ないので、手探りになりますが、イガイ取りを壁に沿わせながら探って行き、イガイが付いている場所にそれが触ると
もさっ
っていう感触がイガイ取りから柄をたどり手元に伝わります。
もちろんマナーとして、近くで竿を出している人が居てるにも関わらず、ゴソゴソと餌を採るのはダメですよ。
水温が高くなりすぎない場所
イガイが生息するには水温が高くなりすぎて落ちてしまうという事から考えると
その水温にならなければ落ちないという風に考える事が出来ます。(浅はか?)
漠然と書きましたが、具体的には
日の当たる時間が短い所かつ潮通しの良い場所
例えば、橋の下やストラクチャー周り、台船周りなどでしょうか。
全て私自身の経験上で書いています(;^_^A
日の当たる時間が短い所というのは、その時間が短ければ短い程水温が高くなりすぎない。
そして潮通しが良い所は、仮に日が当たったとしても潮が常に動いているのでかき回されて温度が高くなりすぎない。かつ酸素が豊富にありイガイが生息するには好条件であると思います。
潮通しが良く、橋の下でストラクチャーがある場所なんかはかなりの確率で付いているのではないでしょうか。
後は係留している台船や船との隙間。これも頻繁に動いているものではなく、ある程度長く係留しっぱなしである方が確率は高いです。
こういった場所は、船が係留している為比較的日が当たりにくく、台船が潮の満ち引きで動いてバシャバシャしているので比較的好条件であるかと思います。
しかし、湾奥では気温、水温が上がりすぎて赤潮や青潮になってしまうと一気に落ちてしまいますので注意が必要です。
こればかりは、その都度確認しないと何とも言えませんので足を使って探すことが近道だと思います。
時期にもよりますし、一概には言えませんが、日差しの強い午後から日が当たる所よりも午前中のまだ日差しが弱い時に日が当たる東向きの方がイガイが付いている確率が高かったり、逆に気温水温が下がる時期になるとその逆の方が付いている確率が高かったりも可能性としてはあります。
上記で書いた事はあくまでも私の経験上での話なので、それ以外にもイガイが付いている、残っている為の条件というはまだまだあるかと思います。
それを踏まえて色々なその条件を模索して見つけるのも脱初心者への道の一つだと思います。
因みに私は今の所、この条件で運よく見つける事が出来ています。
もちろん立入禁止区域には絶対に入ってはいけません。
ルール、マナーを守って探してください。
仲間同士や釣り場で情報交換
同じ落とし込み釣りをする仲間がおられるのなら、みんなで手分けして探したり、それぞれ人脈を通じて情報収集するなりして餌場を見つけ出すことが手っ取り早いかと思います。
周りにそういった仲間が居なく、単独釣行の方(私も最初そうでした)は釣り場へと通い、その釣り場で出会った方と挨拶からはじまり、情報交換する事が良いかと思います。
もちろん分かってるかと思いますが、初対面で
イガイどこで採れますか?
とかあきまへんで(笑)
マナーです。何においても先ずはマナーだと思います。
私もおかげさまでこのブログを書き出してから、朝練へ行くと色々な方に話しかけて頂く事も多くなり、その釣り場におられる同業者の方と色々情報交換させてもらってます。
その同じ釣り場で竿を出しているという事は、その釣り場でおチヌ様が釣れると思い来ている訳ですし、落とし込みをしている同士ですから、礼儀礼節さえしっかりしていればコミュニケーションは比較的簡単に取れると思います。
(写真は意味なしw)
そして、これは当たり前かと思いますが、
マナーの悪い人は
相手してくれませんよ。
典型的なのは教えて君ですかね(笑)
もちろん落とし込み釣りをしていれば
どこで釣れるのか?
餌はどこで採れるのか?
という事は誰でも知りたいと思います。
しかし、それを知っている。または情報を持っている教える側は何故公開しないのか、、
それは、
マナーが悪い人達を警戒しているからです。
落とし込み釣りに対して真剣で、一生懸命。心頭滅却されている方(笑)とは、出来うる限り情報交換して、このおチヌ様の引きを味わい共感したいと思っている方が多いですが(多分)
SNSで絡んだだけで、その人がマナーのある人かも分かりませんし、同じように釣り場で初対面でその人が良い人かそうでない人かもわかりません。
公開してしまうと、そうで無い方(マナーが悪い方)にも知られる事になります。
そうなるとどうなるかというと、釣り場は人で溢れ(それは仕方ないと思います)それだけでなく、イガイを根こそぎ取られたり、採ったイガイの残りをそのままにしていたり、ゴミが放置されたり、更にはそのマナーが悪い方がその釣り場を拡散し、またマナーが悪い方が増えるマイナスの相乗効果がおこります((((;゚Д゚))))
。
こうなってしまうと、今までしっかりとマナーを守ってやって来た人達にも迷惑が掛かりますし、釣り場を荒らしてしまう事になります。
公開する事で後悔や悪い事はあっても良い事は一切ありません。
ほとんどの人がマナーを守り釣りをしてくれるとは思いますが、一部のマナーを守れない人がいるが為に情報を公開する事ができないのです。
これは落とし込み釣りに限らず全ての釣りに対して同じことがいえると思います。
フジツボの採り方
これは大概の釣り場や岸壁に付いてます。
イガイが口を開いて落ちだす頃にはそのイガイの上からフジツボが付き始めます。
イガイを取ると一緒にフジツボも取れる事も多いです。
岸壁に付いているフジツボは手の届く範囲であればスクレーパーなどで取っても良いですし、
先ほど紹介したイガイ取りでガリガリやっても良いかと思います。
壁に付いているフジツボは硬く取りにくいので、タイヤやロープなどに付いているフジツボを軍手を付けて怪我をしない様にして取るのが一番きれいに取れるかと思います。
そして、採った際フジツボは泥まみれである事が多いので、海水で何度か米を研ぐ様に洗います。それを繰り返すことで、中身の入っていないフジツボやバラバラになって使えないフジツボを取り分ける事が出来るし、きれいになるし一石二鳥です。
もちろんマナーを守って採ってください。
カニの採り方
これは比較的簡単です。
ゴロタ石があるような場所を探してください。
これを見つけるのはgooglemapの航空写真とにらめっこしてください。
そして、干潮前後を狙って行ってください。
石をひっくりかえせば大から小までワラワラ出てきて捕まえる事できますよ。
もちろん場所により捕まえる事が出来る数は多少前後しますが(;^_^A
まぁ、面倒くさければ釣具屋さんでお買上いただくのが良いかと思います(笑)
まとめ
長文読んでいただきありがとうございました。
少しは餌場の確保の重要性を分かっていただけましたでしょうか?
脱初心者を目指すのであれば、この餌場の確保は本当に大切だと思います。
そして、それを自身で探し見つける。これだ大事なんです。
今回書いた記事はあくまでも私が経験した事を書いただけなので、もっともっと良い方法があるかと思いますし、まだまだ私自身も模索中で、自身に言い聞かせる為の記事でもありました。
餌場を確保し、その釣り場に応じた餌を使う事が、釣果を上げる秘訣だと思います。
今回書いた餌以外にもミドリイガイやパイプ虫、へらへら、フナムシ、カメの手、牡蠣、アオサ。釣具屋さんで扱っていない様な餌も沢山あります。
私はまだ使った事ない餌ばかりですが、どの餌もその場所その時、そのタイミングでアタリ餌になりうるものだと思います。
とにかく、先ずはイガイが採れる場所を確保し、それ以外の餌も探しながら情報を収集し、一つ一つ試して行く事が大切だと思います。
落とし込みに使う餌はイガイを中心に考え、何故イガイではなく他の餌で釣れるのかの理由を考える事で、より釣果を上げる事が出来ると思います。
(おチヌ様の立場になって考える事が重要)
みんなで心頭滅却しましょう(笑)
だれがこんな辛気臭い記事みるんやろか(笑)
ほんで、脱初心者記事でもなんでもないような・・・・