フカセ釣りに負けるな!!厳寒期の落とし込み釣りは水温の安定と餌と狙う場所がポイント!
なんでなん?!
フカセ釣りでは釣れているのに、落とし込み釣りでは釣れない。
この時期はしゃーない(仕方ない)よなぁ…
春になったらがんばろ!!
そんな事を言っているYOU!!
なぜこの時期はしゃーないんですか?!
おチヌ様は越冬して深場にいてるからあかんの??
でも、フカセは釣れますやん!!
あれは、だって、、狙っているのは深い所やし・・・・
それって、ほんまですか?!
フカセで深場狙ってるから釣れるんですか?
この時期はしゃーない理由って何ですか??
確かに、際壁の水深からしたら深いかもしれません。
しかし、沖堤防からフカセで狙える場所の水深なんて、深くてもたかだか10m前後でしょう?!
大きな海からすると、たかが程度が知れているのでは?!
(知らんけど)
そして、冬は深場で越冬していると一般的に言われているそうですが、全部がそうではありません。
では、おチヌ様はどこに居てるのでしょうか?
そしてどうすれば落とし込み釣り(総称)でおチヌ様に出会えるのか?
そんな事を私は思いながら、どうやったらこの時期おチヌ様が釣れるのか?を色々な面から仮定をもって考えてみました。
※あくまでも私見なので信憑性も何もありません。全ては妄想です!悪しからずご了承下さいませ(*´Д`)
それとフカセについては知識皆無です(*´Д`)あくまでも私の落とし込み釣り目線です
うだうだいうやつは見るなボンバイエ!!
厳寒期の落とし込み釣り(総称)でおチヌ様を釣る為には
おチヌ様の居てる場所で竿を出す
めーっちゃ当たり前の話ですが、おチヌ様が居てる場所で竿を出すのが一番です。
おチヌ様が居ない場所で竿出しても釣れないですからね(*´Д`)
とは言え、それが知りたいんじゃー!!
と思われる人がほとんどだと思います(笑)
そりゃそうですよね!
当たり前の事ですが、それを見つけるのが
難しいんです。
私が以前から散々言ってきた事ではありますが
手っ取り早いのは、やはり熟練者や上手い人と同行するのが一番です。
その人達は、この時期、どこにおチヌ様が居てるかを見極める力が備わっているので、釣果を出しているんです。
そう。全てのおチヌ様が深場で越冬している訳ではなく、竿が出せる範囲におチヌ様が居てるんです。それを経験と様々な条件を加味してその時のおチヌ様が居てる場所を見つけているのです。
そのおチヌ様が竿を出せる範囲で居てる場所を探す事=釣果を出す
に繋がるのです。
昨年に私自身が言っていた「おチヌ様が居てる場所」の一つの基準として
「風裏」を上げる事が多かったです。
では、なぜ風が当たる場所では無くて、風裏におチヌ様が居てるのでしょうか?
逆なのでは?!そう思う方も多いと思われます。
もちろん、風が当たる方が釣れる場所もありますし、風裏の時の方が釣れる場所もあります。
その違いは何なのでしょうか。。
いや、それが知りたいねんて
そうですよね(笑)
風裏は、その名の通り風が当たらない裏側なので私たちにとって、釣りやすい、竿を出し易いからその分アタリが分かり易いからなのでしょうか?
風が当たる方が釣れる場所はやはりバシャバシャして人の気配が消え、おチヌ様の警戒心が少なくなるからでしょうか?
それはその時の釣り場の条件によって正解でもあり、不正解でもあります(当たり前)
ただ、これだけは言えるのが、おチヌ様の立場になって考える事が正解に近づくという事です。
おチヌ様が居てる場所=おチヌ様にとってその周辺では比較的居心地がマシな場所
それはどういった場所なのでしょうか?
色々な要素はあると思いますが、一番は
水温の安定している場所(タイミング)
だと思います。
その水温の安定している場所を探す事=おチヌ様の居てる場所を探す事となり、おチヌ様を釣る確率を上げる事に繋がるのではないでしょうか?
水温の安定した場所(タイミング)
記事の冒頭でも書いた様に、一般的にはおチヌ様はこの時期、深場で越冬してると言われています。
では、越冬していると仮定して、何故わざわざ深場まで行って越冬している理由とは何でしょうか?
諸説紛々な所もあり断定は難しいですが、
その沖の深場は
水温が安定しているからだと思われます。
おチヌ様は水温の変化にとても敏感です。
0.03℃だったかの水温変化を感じ取れるとか聞いた事があります。
以前に何度か書いた事もあるので、細かい話は抜きにして、おチヌ様は急激な温度変化を嫌い、水温の安定している場所を好みます。
そしてこの時期、水温は高いに越したことはないですが、
低くても、安定していればおチヌ様にとっては居心地的にまだマシで、
水温変化が頻繁に起こるような状況はあまりよろしくありません。
寒波が訪れて、水温が下がります。
しかし、その下がった水温が安定してくると、それにおチヌ様も適応し活動し始めます。
そして、その流れから水温が上がるタイミングはもっとも活性が上がるのではないでしょうか?
その水温の変化が少ない場所=風裏なのかな?と
風裏や入り組んだ湾奥等は、水深が浅くても、風が当たる場所や沖堤防と比べると水温がまだ安定している可能性があります。
そう言った意味からも湾奥等の浅い釣り場も狙い目と言えるでしょう。
しかし、逆に言えば、風裏という事はもちろん風が当たらないので水面はバシャバシャしておらず、その分おチヌ様の警戒心は高い。しかも
おチヌ様が居てるから釣れる訳ではないのです。
そんな中で如何におチヌ様に口を使わせるかがポイントになってきます。
風裏ポイントが水温が比較的安定しているから良いと書きましたが、必ずしも風裏だけが良いとはかぎりません。
風表でも水深のある所なら風が当たって水面がバシャバシャしているので警戒心も和らぎますし、その底の方は水温が安定してるならば、おチヌ様を釣るにあたって好条件になる場合もあります。
更に、水深の浅い場所や深くても上層はその環境に左右されやすく、
風が吹けばすぐに水温が下がりますし、
風も無く晴れていれば太陽に温められ上がりますし、
周りの地形、構造物、風等の天候、水深、水温、潮、時間、色々な条件を加味した上での水温の安定している場所を探す所がミソです。
おチヌ様にとって比較的その場所に居やすい場所で
その場所にいるおチヌ様に如何に口を使わせるのか、
かつそれに私たちが釣りをし易いがプラスされれば、より良いという事です。
いくら風裏でも竿は出しやすいかもしれないですが、おチヌ様にとって良くない釣り場なら、竿出しても釣れる確率は少なくなりますよ(;^_^A
風裏やのに、おチヌ様にとって良く無い釣り場はなんやねん?
流れ的には、そう思う方もいてるでしょうが、
それを本当は、あーだこーだ考える事が重要なんです。
風裏だから釣れるのであれば、どこでも風裏バクバクなはず、
しかし、風裏でも釣れない場所、釣れる場所があるのはやはり理由があるからです。
それが何なのか、構造なのか、場所なのか、潮なのか、、
あくまでもおチヌ様をゲットする為の確率を上げる一つのロジックだという事を理解してください。
更に言うなれば、私たちはおチヌ様では無いので、実際の所はわかりません
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
際におチヌ様が居ない理由とフカセが釣れる理由
際におチヌ様が居ない?
全く居ないと言う訳ではないですが、、、、
タイトルに語弊があるかもですが、
盛期と比べると明らかに少ないですよね。
では、何故少ないのでしょうか?
それは上記で書いた
水温の安定に深い関係があると思います。
そう。際(特に上層)は水温が安定していないのです。
なので、際に居てるとしても上層よりも底に居てる確率が高いのです。
また、もちろんの事、捕食する為に際に居てる場合もあります。
これも全てがそうではなく、底よりも中層や上層の方が居心地が良ければその場所に居てるでしょうし、あくまでも仮定です。
更に、その際の底よりも少し沖の駆け上がりになっている場所の方がおチヌ様は居てるのです。
では、何故その沖の駆け上がりにおチヌ様が居てるのか?
それは、際よりも水温が安定しているのはもちろん、形状的にもおチヌ様にとって状況の変化に対応し易い場所だからです。
形状的に状況の変化に対応し易いというのは、
潮の満ち引きや動き、風等、色々な理由から同じ場所がずっと水温やその他おチヌ様にとって居心地が良い状況が続くとは限りません。
また、むかーしの記事にも書いた記憶がありますが、
おチヌ様は縦に動くより、比較的横に動く性質(私見)があると考えられます。
そう言った性質(私見)から、今いるその場所から駆け上がりに沿って移動する事で、その場面に応じた居心地の良い層に身を移す事が出来ます(仮定)
仮に際におチヌ様が居る際に、なんらかの変化(潮の満ち引きや風が当たるなど)があった際に、その場所の居心地がよくなくなった場合に、上下に移動するのではなく、横に移動すると考えると、
際のおチヌ様は沖に向かって移動しながら居心地が良い場所を探すのです。
なので、際におチヌ様が居ないというよりも、居てるのですが、何らかの理由でその場所の居心地が悪くなれば、沖に移動してしまうので、
実際にその際に居てる時間は限定的になります。
その、限定的な時間帯に遭遇すればヘチ釣りでおチヌ様を狙って釣る事も出来ますが、
その時間帯に遭遇できなければ、おチヌ様は居ないので釣れない事になります。
おチヌ様が居る理由と反対の居ない理由も合わせて考える事でその場面に応じた釣り場と釣り方、狙い方を意識する事が重要です。
※全ての個体がそうであるわけでは無いので絶対では無いですし、そもそも私の妄想です
フカセで釣れる理由?素人目線
私自身はフカセ釣りを全くもってやった事ないので、偉そうな事は言えないのですが、
周りの人の話を聞くと、恐らくその駆け上がりを狙って釣っているのではないでしょうか?
その駆け上がりに餌を巻いて、餌をじっくりと見せてアピールして
おチヌ様の捕食スイッチを入れる。
そして、その撒き餌に同調させて、挿し餌を忍ばせる。
そんなイメージでしょうか?
まったくもって分からないですし、そんな簡単なものでは無いと思います。
これを見て、そんな簡単なもんじゃないわ。
って思った人。
それくらい私もわかっとるわ(笑)
書いていて、自分でもこんな簡単なもんじゃない事って思いましたよ。
色んなロジック、テクニック、経験をもってしか分からない事が沢山ある事なんて、百も承知です。
分かってるから、前以て分からないし、落とし込み釣り目線て書いてるんです。
それでも何か否定的な事思った人。
色んな意味で素質有りますよ(笑)
話を戻して、
フカセ釣りでは、そのおチヌ様がその周辺では比較的居心地が良い駆け上がりの場所(おチヌ様が居てる場所)を狙いながら、撒き餌でおチヌ様を寄せて、アピールし、捕食スイッチを入れ、おチヌ様を釣っているのかな?と思います。
なので、群れでおチヌ様が寄ってきたら連発であたるでしょうし、
ぽつぽつと釣れるのであれば、群れは寄ってこずに単発のおチヌ様が撒き餌に寄せられて食っているのかな?と思われます。
いいですか、あくまで
仮定です!
とにかく、言いたい事は、おチヌ様が居てると予想出来る駆け上がりを狙う事でおチヌ様を釣る事が出来ている。
おチヌ様は際に居てる個体数よりも、少し前の駆け上がりに付いているので、その場所を狙う事が出来れば落とし込み釣りでもおチヌ様は釣れるはずです。
フカセで狙っている場所に仕掛けを送り込めさえすれば、フカセでも落とし込み釣りでも同じであると思います。
しかし、もちろん場所にもよりますが、落とし込みタックルではなかなかそのフカセ釣りで狙ってる場所に餌を送り込む事は難しいです。
更に、このフカセ釣りが釣れる理由?として、フカセ釣りがフカセで釣れる状況を向上させているのかも?という事です。
フカセで撒き餌をして、例えばその餌のオキアミをチヌが食べ、そのオキアミを巻いている場所にチヌが付き、人も集まる、
更に撒き餌がされ、オキアミが撒かれ、おチヌ様の主食がオキアミになる。
大量に撒き餌をする事で、おチヌ様にアピールし捕食スイッチを入れるので、
それを覚えているおチヌ様は仮に際によっていたとしても、フカセ釣りの様に餌を撒く訳でもないので、アピールは少なく、餌を落としてもなかなか口を使ってくれず、しっかりとアピール出来るようなカニさんや青コガネなどを落として、しっかりじっくりアピールして食わせる事がこの時期には重要になってきます。
もちろん、何らかの条件が揃えば上層でフジツボやイガイを落として食って来ることもあります。
フカセ釣りに負けない為には、
おチヌ様が居てる場所にどんな餌をどの様に届けるのか
そのおチヌ様が際でも居心地が良い居い場所はどこなのか、如何に考え予想し狙って行くかが重要です。
おチヌ様を釣るには餌と場所
おチヌ様がその場所に居てる一番の理由は水温の安定している場所(タイミング)だと書きました。
フカセ釣りにしろ、落とし込み釣りにしろ、そのおチヌ様が居てる場所を狙う事で釣果を出す事が出来ると思います。
しかし、そのおチヌ様が居てる場所というのは、水温の安定している場所だけでしょうか?と言われれば、決してそうではありません。
何度も言いますが、一つのロジックにすぎません。
では、その水温の安定している場所(タイミング)以外でおチヌ様がその場所に居てる理由は何でしょうか、、
水温の安定している沖で越冬せず、その場所に居る理由
沖で越冬するおチヌ様が居てる分、狙えるおチヌ様の個体数は物理的にも少なくはなりますが、
それでも、フカセ釣りや落とし込み釣りで狙える場所におチヌ様は居てます。
では、沖で越冬しないおチヌ様は、駆け上がり等比較的おチヌ様にとって居心地の良い場所で
ジトーっとしているのかと言えば、そうではありません。
なんらかのきっかけで捕食行動をしていると思います。
良く分からなくなってきたのでまとめると、
越冬しないおチヌ様は、任意のその周りで比較的居心地の良い場所に居てて、
なんらかのきっかけで捕食もしている。
そのおチヌ様を釣ろうと思えば、
所詮低水温なのでなかなか口を使わないので
その捕食する為に餌をアピールしてその
スイッチを入れ食わせる。
そんな簡単な事では無いですが、それをする事でおチヌ様の口を使わせるのです。
そう。2つ目に重要なのは、
餌
なのです。
越冬しないおチヌ様は、盛期に比べると活動的とは言えませんが、餌を食べ、元気なおチヌ様も居てるんです。更に、その近くには比較的居心地が良いとされる場所もあるんです(多分)
その居心地が良い場所と餌場を何らかのタイミングで行ったり来たりしているのかと思います。
何も知らない若いおチヌ様は、本能に従って沖で越冬するのですが、
ある時、仲間の先輩おチヌ様から
おーいい!なんか知らんけど、沖でじーっとせんでも
食べもんもあるし、沖ほどでは無いけど過ごすのにええとこあるで!!
せっかくやし、一回そこで冬過ごしてみーひん?!
嘘やん?!でじま?!そんなええ場所あるんやぁ
ほな行ってみようかな
とか会話しているのでしょうか(笑)
長年生きているおチヌ様の中には沖に行かずとも過ごせる場所、餌が付いている場所を経験から知っており、この厳寒期でも捕食しながら生活をしているのです。
だからこそこの時期に釣れるおチヌ様のサイズは大きいのかもしれませんね。
餌は青コガネとカニカニがメイン
とは言え、水温の低い厳寒期、そう簡単に口を使いません。
だからこそ、この時期の餌は
青コガネとカニさんなのです。
それでは、この二つの餌に共通している事は何でしょうか?
それは
柔らかい餌
動きがある餌
です。
水温が低く低活性なおチヌ様は口をなかなか使いません。
フカセ釣りは撒き餌をする事でアピールし、おチヌ様の捕食スイッチを入れるとすれば、
落とし込み釣りは動きのある餌でおチヌ様にアピールし、捕食スイッチを入れるのです。
ワサワサ動くカニさん、うねうね動く青コガネ。
どちらもその動きでおチヌ様にアピールし口を使わせるのです。
どちらも棚でアタッてくる場合はガツンとしたアタリも多く
そう言った時は比較的活性が高い事が多いですが、(フジツボやミジガイ、イガイでも釣れる確率が大きくなる)
大概は、底で待つ(ステイドリーム)釣り方が多い様に思います。
底で待つ場合は動きのあるカニさんや青コガネが最強です。
この時期釣りに行く場合、私はこの2つの餌を持って行く事が多いです。
※朝練短時間釣行の場合はカニさんのみの場合もあります
(´・ω・`)知らんがな
以前の記事でも書きましたが
パイプ虫はこの時期の特効餌と言われていますが、
ここ最近取るのも厳しいので今回も割愛です(笑)
ここで注意しなければならないのは、水温が低すぎるとカニさんは仮死状態になり動きが悪くなります。
これも低水温の目安になり、カニさんが仮死状態になる位の状況であれば青コガネが最強になります。
(そんな寒い時に釣りするんかいって話ですが、、、)
青コガネは低水温でも活発にうねうね動いてくれます。
落とし込み釣りあるあるで、
青コガネは高いし、青イソメや赤イソメとかの虫エサでもええやん!
という話題があります。
それは別にそれでも大丈夫ですよ!人それぞれですから!!
しかし、私は使いません。
何故かと言うと、その低水温での動きが全くもって違うからです。
とは言え、初めに行っておきますが、青イソメでも赤イソメでも釣れます。
しかし、動きに関しては青コガネがダントツ良いので、少しでもアピールがある青コガネを私は使います。
これもおチヌ様を釣る為の確率を上げるロジックの一つと考えています。
以前青赤イソメの両方とも使った事がありますが、
青コガネに比べて動きが悪く、更に低水温では直ぐにその動きも悪くなり、取り替えてまた落とす事を繰り返し、結局その手間とロスを考えると逆に青コガネの方がコストパフォーマンスも良いなと感じました。
落とし込み釣りを始めた時に、何故青イソメや赤イソメがあるのに青コガネをみんな使うのだろうか?と疑問を持ち、何か理由がある筈だと考えました。
そうする事で分かったのは、低水温でも動きが活発だという事と、その動きでのアピール力を大前提とした時の餌持ちが全然違います。
そして、そのサイズもやはり魅力的です。
小さい青コガネの場合は房掛けにしたりして使います。
上記で書いた事は人それぞれの好みではありますが、
私は、この時期のおチヌ様を釣る確率を上げる為には
アピール力が大事だと思っていますので青コガネ一択です。
誤解の無い様に、もう一度言います。
人それぞれ好みです(*´Д`)
この時期のおチヌ様に対しては
アピール力のある餌をチョイスする事が釣果に繋がる重要なポイントであると思います。
何度も書きます、自身で信じるアピール力の高い餌を使えば別に青コガネでなくとも良いです。
結局のところプライオリティの問題だと思います。
釣れるからそれで大丈夫と考えるのか、それ以上に釣りたいと考えるのか、、
値段が安いから買うのか、コストパフォーマンスを考えるのか、餌もちを考えるのか、アピールを考えるのか、、
仮に私が二人いたとして、同じ条件の下餌がそれぞれ青コガネと青イソメを使って枚数勝負したとしたら
間違いなく青コガネに分配が上がると思います。
要するに、脱初心者の私たちは熟練者に負けない為には
実力不足技術不足経験不足を補うために、道具に頼るのはもちろんの事、餌のアピール力にも頼るべきなんです(笑)
この時期の低水温下でのアピール力に関しては間違いなく
青コガネ>イソメ
だと思います。何故、他の餌があるのに、私たちよりも長年落とし込み釣りをしている方の多くは、イソメより青コガネなのでしょうか?その答えや私の主張と一致しなくても良いので、一度考えてみては如何でしょうか?
それが大切な事だと私は思います。
※捉え方には個人差があります。
ただ単に私が
青コガネ推し
なだけです(笑)
そして、その動きのある餌をおチヌ様の居てるであろう場所に届けアピールするのです。
おチヌ様が居てない場所でいくらアピールしても釣果には繋がりません。
だからこそ、その餌を落とす場所が重要になってきます。
※ただ、この餌を使って釣りたい!虫エサは使わない等の拘り、若しくはそういった縛りで釣りをする場合はこの限りではありません(当たり前)
狙う場所
それは、様々な要因を加味しておチヌ様が居てるであろうと仮定し、その場所を狙って落とすのですが、それは際なのでしょうか、際でも上層なのでしょうか、底なのでしょうか、底手前なのでしょうか、
落とし込み釣りだと、際を落として行くイメージがありますが、この時期、いやこの時期に限らずそうとは限りません。
もちろん際を狙う事は当然として、際から離れた少し前を狙って落としたり、めっちゃ前を狙って落としたりと様々です。
その為には釣る為に仕掛けを落とすだけでなく、
釣り場の状況や形状を知るために落とす事も必要です。
余談ですが、まだ落とし込み釣りを始めて1年ころにめっちゃ前におチヌ様をポーンとほり投げて中層でおチヌ様をゲットしているヘンタイを。。
という事で、任意の釣り場の形状と狙い方を図にしてみました(笑)
(素材は以前に作っているのでイラレで制作5分)
際っ際に落としたり、少し前、めっちゃ前を落とす事で、その釣り場の形状を把握し、潮の動きを見極め、どの場所に居てるのかを仮定します。
もちろん、落とし込みの竿ではその探る事が出来る距離は限られているので、その範疇でしか無理ですが、その範疇で良いです。
経験上ですが、この時期は際だけでなく、前で当たる事も多いです。
水深が全体的に浅い場所などは特にその傾向があります。
先ずは際を探り、アタリが無ければ少し前を狙ってみたりする事でアタリが出るかもしれません。
何が言いたいかと言うと、
落とし込み釣りだからと言って、際を狙うという固定概念にとらわれず、
際から離れた場所を狙ってみるのもアリですよ!
という事です。(前打ちの要素も取り入れる)
図で示した①~④を意識してみてはどうでしょうか?
それに加えて、ストラクチャー周りなどがあればそれを狙ってみるのも良いかもしれませんね。
シャローな釣り場等では、フカセ釣りで駆け上がり等を狙う様に、前に仕掛けを落として餌をアピールすると、ラインツツツドーン!で釣れる事が多々あります。
落とし込み釣りは基本的には縦の釣りですが、横の要素も入れて考える事で、特にこの時期はおチヌ様の釣る確率を上げるロジックの一つになるかと思います。
乗っ込みと掛け合わせて考えてみる(浅はか)
水温が底をついて、上がり始めた頃
いわゆる産卵期の
乗っ込み
が始まると言われています。
水温で言うと15℃位でしょうか?
2017年

昔の記事で乗っ込みについてうだうだ書いた事がありますが、
その時期にある程度集中するだけで、その時期には個体差があるので、1月や2月、下手すると12月に乗っ込みの気配があるおチヌ様が釣れたりします。また逆に5月や6月にもそういったおチヌ様が釣れたりもしますので、全体で考えると半年くらいの幅があると思います。(魚屋さん談)
その地域や場所により、前後もありますが、15℃という水温でなくとも乗っ込みおチヌ様はいてるんです。
おチヌ様の産卵は浅場の藻場などで行われ、比較的潮の流れの早くない場所が好まれます。
私の記事を隅から隅まで見ている気の毒な方は
あれ?!何かと状況が似ている?!そう思いませんでしたか?!
そうです。
厳寒期のおチヌ様の狙う場所の一つにドシャローな釣り場があります。
そして、水温の安定している場所
これも厳寒期に釣れる条件の一つです
それと乗っ込みは浅場(シャロー)におチヌ様が入ってくる
その乗っ込みの時期は個体差があるが、この厳寒期にも乗っ込みのおチヌ様は居てると仮定すれば、、
必然と狙う場所(おチヌ様が居てる場所)が見えてきましたね(*´Д`)
私見ですが、厳寒期のおチヌ様と乗っ込みのおチヌ様を狙う場所って似てると思います。
そんなもん間違っとるわ~って思う人も多いでしょうが、
それはそれで、自身の考えに沿った釣り場をチョイスすれば良いんです。
私の書いている事は妄想であり、仮定なので、本当の所はおチヌ様に聞いて見ないと分からないのですから(´◉◞౪◟◉)
まとめ
こんな事を言えば本末転倒なのかもしれませんが、
おチヌ様はおそらくですが、そんな事を考えなくてもどこにでも居てるのは居てると思います。そして所謂おチヌ様を釣る為の餌であればどの餌でも釣れると思います。
これも確率論で、例えば10匹しか居ない場所で1匹を釣るよりも
100匹いる場所で1匹を釣る方が絶対数が多い分釣れる確率は上がると思います。
そう言った意味でも、こうやって考えておチヌ様の居てるであろう場所や食って来る餌、狙う場所を絞って行く事が釣果に繋がる大きな要因の一つだと思います。
考え方としては、私たち人間の普段の生活の中で、この寒い時期、どういった場所が過ごしやすいのか、どういった状況になれば行動するのか、
それをおチヌ様に当てはめて考えて見ると案外良い答えが出るのかなと思います。
水温の安定を蹴ってでも壁に居たい理由はなんだろうか?
逆に壁に居たくない理由は何だろうか?
風裏が水温が安定しているけど、警戒心が強いので食わないのであれば、
天気予報とその都度にらめっこして
晴れた日の午前中は風裏で水温が安定しており、午後から風が当たる様になってバシャバシャし始めたピンポイントを探すとか
自身で考え、仮定する事はいくらでもできます。
そんなん考えたって、やったかって釣れへんわ。
そんなもん運や運。
↑はいΩ\ζ°)チーン。当たり前じゃボ●ッ!!
そんな事を思う人は釣れないです(笑)
もちろん運要素もあります。しかし、それを含めた上でも
あってるか間違ってるかよりも、考えているか考えていないかで
その先釣れるのか釣れないのかが変わってきます。
余談ですが、私は小学校の時先生に
「私は~」
から始まる文章を書いてはダメです
「楽しかった」「面白かった」
は、その言葉を使わずにその事を書きなさい。
どのように楽しかったのか、どう面白かったのかを表現しなさい。
釣りに行って楽しかった。
ではなく、
釣りに行って、竿を出しながら喋っていたら、餌にいきなり食いついて、びっくりする位大きな魚が釣れました。こんな事生まれて初めての経験でびっくりすると同時に気持ちも昂り、家に帰ってもそれが収まらず、疲れてるのにも関わらず興奮してなかなか寝れませんでした。
その頃からの癖なのか、どういった状況でどういった事がどのように起こった、
結果こうなった。
と頭で思い描く様に文章がどんどん出てきます。
なので、逆の事を言えばまとまりがない文章になってしまう事も多々あります。
話を戻して、
この落とし込み釣りに関してもそうで、
その時起こった状況を一つ一つ細かく文章化する癖がついています。
これは、落とし込み釣りをする上でかなりプラスになっていると自画自賛してる次第です(笑)
それに、なんといっても、そうやって考えて仮定して狙っておチヌ様を釣る事が出来たら
めちゃ楽しいですよ( *´艸`)
そしてそれが経験となり実績となり、時には無双モードに突入して
今まで考えてやっていた事が無心で身体が動く時もあり、
おチヌ様の居てる場所が見えたり、普段では分からない気付かない様なアタリを捉えておチヌ様をゲット出来たりする事もありますよ!!!
その為にはやはり普段から考えて、仮定して、釣りをする事が重要です。
シンジルカシンジナイカハアナタシダイアルヨ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
駄文長文失礼しました(笑)