【テトラ前打ち】おチヌ様ゲットは棚を見極めろ!ディープなテトラのワカメ攻略。カンダイは釣れたんだけどね(;^_^A
あれ?先日も行った様な希ガス・・・
今日はみんな、釣り行ってたんですね!
私は今日1日釣具屋さんに行ってました_(┐「ε:)_ pic.twitter.com/L8RqXGVITF— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年3月26日
あれ?以前にも1年近く前にも行ったかな( ^)o(^ )
渋いのもありますが(言い訳)どうやら、あまり相性が良く無いらしい(笑)ある意味相性が良いのかも・・・
どないやねんww
という事で神戸沖堤のディープテトラへと行ってきました!!
リベンジ釣行!?
濃霧
霧の夜明け前、釣りに向けて出発です。
今回の霧は前日の気温も高かった事から、(霧には何種類か発生するパターンがあります)比較的温度の高い雨が降り、その雨粒から蒸発した水蒸気で空気中の水蒸気が飽和状態となってしまい余分な水蒸気が粒となって霧が発生します。
前日も日中は気温が高く比較的湿度も高かったのが、夜になり気温が下がり、更に温度が高い雨も降り気温に対しての水蒸気量がまさしく飽和状態になったんですね。
この状況から言えるのは、
天気予報としては朝イチから晴れ予報でしたが、雨が長引いているという事は前日から予想以上に気温が下がってしまっている、気温が下がる事によって飽和水蒸気量も下がるので、雨がしばらく続くとよそうされます。後に日が昇り、気温が上がると次第に雨も上がっていくのではないでしょうか。(気温が上がると同時に飽和水蒸気量も上がるので)
この状況がおチヌ様釣りにどういった影響を及ぼすのでしょうか??
はい。すみません。
話しを戻して、
Re. over 10 battle
今回はリベンジover 10 battleという事で神戸沖テトラへと行ってきました。
つい先日のシャローテトラ釣行ではウハウハパターンだったので、ウハウハな気持ちでリベンジへと望みます。
いつもの神戸渡船さんにお世話になり、7時の便で沖堤へ向かいます。
が、結果はと言うと
8時~16時釣行でレッドモンスター2枚。カニグシャや素鈎が10回ほど、ハリス切れ1回(このハリス切れもレッドモンスター)
そしてover 10 battleの優勝者は
ギョエー(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎) pic.twitter.com/DfUEqqkZRL
— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年4月9日
優勝!!
フカセ最強説ですな!!
そして兄貴ももちろん。。
私はおチヌ様ボーズですた(´;ω;`)
red monsterは、おチヌ様が1枚でも釣れているなら、引きもすごく、やり取りも楽しいので、嬉しい釣果なのですが、おチヌ様が、、おチヌ様が、、釣れてないと・・・・
ムキー( ゚Д゚)
よーへいさんはフカセでつ抜けってましたので、おチヌ様はかなりの数が居てると予想できます。
では何故私はred monsterしか釣れなかったんでしょうか?兄貴はおチヌ様をしっかりとゲットされてます。
それには秘密があったのです…
という事で兄貴から理由を聞き、
ロレやん、こういうのをブログに書かなぁ!
と言う訳でそ理由を書いていきたいと思います。
カンダイ釣れましたw
先日の気温上昇、そして水温上昇があったので、今回は活性が高いだろうと予想し餌はカニさんと黒いダイヤモンド。
流れとしては、とりあえずカニさんでおチヌ様を上げて、イガイでもいけるか確認しようという魂胆(イガイでアタルなら楽しい釣りが出来るからw)
という事でカニさんからスタート。
潮は透け気味。
そしてこの時期、ここらへんの釣り場にはテトラや際にワカメが付いています。
そして、やはり狙いどころは有無を言わさずワカメ下
ワカメによって、おチヌ様の餌となるものも豊富になるし、身を隠すのにも最適なこのワカメ下は絶好の狙い目となります。
もちろん狙いどころとしてはワカメが無い所もありますが、特に今回の様に透け気味の時は警戒心等も考慮してやはりワカメがある方がおチヌ様が居てる確率は高いのではないでしょうか?
という事でワカメ下を中心にさぐりワカメが付いていない所もテトラ際を狙いながら落として行きます。基本のテトラと狙い場所は同じです。
数投後にワカメの隙間を狙いながらカニさんを落とし、ワカメにひっかかると、竿を上げて落ちていく所を探し、少し落ちるとまた竿を上げて落ちる場所を探します。それをくりかえしていくと、スッと落ちていく場所を発見。すかさずその場所へカニさんを送り込んでいくと、
コンッ
早速のアタリに合わせきれずにカニグシャ。。
しかし、居てる事が分かったのでテンション上がります。
いや、SMTで手元にアタリ来たら遅いやろw
しかし、落とせど落とせど、たまにアタリはあるものの餌のカニさんを確認して初めて分かるという、かなり繊細なアタリで、おチヌ様を上げる事ができません。
そうしているうちに兄貴がおチヌ様をゲットします。
そして、ここで私は兄貴に1つの間違いを指摘されました。
ええか、いくらテトラ、ワカメやからと言って、こんな透けた潮の中、マスターもロレやんもそんな派手な格好しておチヌ様に丸見えの場所で落としてたら、せっかく上にいてるおチヌ様も逃げていくわ。俺がチ●カ●の君らと離れて落としてたのはそう言う事や。わかるか!ボ●カ●!俺が上げたのは棚やで、それがアタらんようなるやんけチ●カ●!!!
((((;゚Д゚))))
もうテトラに慣れ過ぎていて、忍者意識をまったくもって忘れてました。
そう。おチヌ様が釣れないのは自業自得です。
ワカメのおかげでおチヌ様から姿が見えない為、辛うじてアタリがあったに過ぎないのです。
とはいっても、ワカメがある場所ばかりではないので、ワカメ周りにいるおチヌ様にはもちろん姿が見られ、おチヌ様を散らしていた事が予想できます。
それからというもの、餌を送り込む位置からは極力姿が見えない様な場所に立ち落とすことを心がけます。
そして、ワカメの密集している場所に餌を入れ、ワカメに乗れば竿を上げ下げし、少しずつ送り込み、スゥッと潮が引き込む?ワカメを抜ける位置を見つけ、餌を奥の奥へと送り込み、
底付近でやっと
コツン!
うりゃッ!
からの
ドカーン!!
でやっとの事フッキング!
とてつもない引きで、グッとこらえながらやり取りしやっと上がってきたのが
red monster !!
RED Monster 降臨
╮༼;´༎ຶ.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨ ༎ຶ༽╭ pic.twitter.com/tz7hBQzXwC— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年4月9日
とりあえず、おチヌ様ではないですが、釣れた事に一安心。
よーへいさんは粉巻きドーピングでおチヌ様をどんどん釣り上げてます
兄貴も2枚目、そしてカンダイと着実に釣果を上げていきます。
しかし、状況を考えると、フカセで釣れているし、しかも潮も透けてるし、落とし込みはかなり厳しそうな感じ。
さらに意識して忍者にならないと。。
より丁寧にそして気配を消す事を意識しながら落として行きます。
すると、甘噛みで潰されたカニさん。そしてアタリが分かったものの合わせが遅いのか素鈎という状況が続きます。
ここでやっとわかったのが、ワカメ下に餌を送り込むときに、ラインがワカメの間を縫って落として行く事と、竿を上げ下げしながら落ちていく所を探すので、ラインが張った状態である事が少ないのでアタリが分かりにくいんです。
という事で、極力ラインが張る様にするために、
竿の上下でワカメ下に出た時に、いったんラインを張る事を意識して餌を奥まで送り込む様にします。
ワカメ下まで出ると、竿を少し上下させ、ラインを張り直し、送り込んでいきます。
そして、着底すると少し餌を上げ、更に下へと落ちていく所を探し、餌を送り込んでいきます。
完全に着底すると、2,3秒待ってから餌のカニさんを軽く上げ、カニさんの脚がバタバタするイメージをしながらまた着底させる。という事を数度繰り返し反応がなければ餌を引き上げ、次の穴へと落として行きます。
その中で、やはりアタリはあるもののフッキングまでは至らず、かなりストレスフルな状況になってきました。
そしてこの時点で私は2つ目の間違いをしていた事に気づいていなかったのです。
そんな事は全く分からず、なんとしてもおチヌ様を上げたい私は、
午前中は潮が高くて行けなかった場所が午後になり潮が下がり、何とか行ける様になったので、誰よりも先にその場所へと向かいます。
そして、遠目からワカメのある場所を確認し、テトラの陰に隠れ気配を悟られないように、そのワカメを狙って餌を送り込みます。
そして、着底し、カニさんを少し上にあげ、また着底させを2,3度繰り返した後に
ドーン!!
物凄いパワーで引き込まれ、その瞬間これはまたカンダイである事を確信します(笑)
この場所は、後ろが高い壁になっており、みんなが竿を出してる場所で喋ってる声が反射し、
お!掛けたで!
みたいな声が聞こえるんです。
私は竿を両手で持ちながらやり取りしながらも
違うんですぅカンダイなんですぅ(´;ω;`)
と心で叫びながら、やっとの事でタモ入れして
やはりカンダイ(50㎝オーバー)をゲットします(笑)
re red Monster orz. pic.twitter.com/ktQYsLyIT2
— ローレル@ロレヤン (@piryofu) 2017年4月9日
そして、それ以降も微妙なアタリに翻弄され、結局おチヌ様をゲットするには至らず納竿となりました。
その後、やっぱりというか、やはりというか、弄られ、悔しい釣行となりました。
ほうほう、これが噂のボウズキャップか…私も持ってるけど、よーかぶりませんbyマ氏 pic.twitter.com/ApKMNkHivN
— k.youhei#黒鯛チヌ師 (@kurodai_39) 2017年4月9日
ムキー( ゚Д゚)
結局イガイは使う事はありませんでした(´;ω;`)
二つの大きな間違い
では、何故私たちはおチヌ様をゲットする事が出来なかったのでしょうか。
原因として、上記にも書いたように間違いポイントは二つ。(細かい間違いは多々あるますが)
一つ目の間違い
先ず一つ目は答えは先に書きましたが、
透け潮でおチヌ様の警戒心もバリバリであるにも関わらず、それを意識する事なくおチヌ様に丸見えな場所で落としていた事が上げられます。
これの解決方法としては、立ち位置もそうですし、餌を着水させる場所も出来るだけおチヌ様から離れた(落とす場所におチヌ様が居てると仮定)場所から静かに餌を送り込む事である程度は解決できます。
二つ目の間違い
しかし、一つ目の間違いもかなり重要なポイントですが、それ以上にもっと重要なポイントが二つ目の間違いだったのです。
これは帰り道で兄貴より聞き、目から鱗だったのですが、思い返すと所々にヒントがありました。
それを私は全く感じ取れてなかったのです。
もう全く意識してなかったです(´;ω;`)
そのヒントとは
このブログの文章を抜粋すると
ワカメによって、おチヌ様の餌となるものも豊富になるし、身を隠すのにも最適なこのワカメ下は絶好の狙い目
甘噛みで潰されたカニさん。そしてアタリが分かったものの合わせが遅いのか素鈎という状況
餌のカニさんを確認して初めて分かる
俺が上げたのは棚やで、それがアタらんようなるやんけチ●カ●!!!
ワカメ下に餌を送り込むときに、ラインがワカメの間を縫って落として行く事と、竿を上げ下げしながら落ちていく所を探すので、ラインが張った状態である事が少ないのでアタリが分かりにくい
こんな感じでしょうか。
具体的な間違いとは
私は、自身でワカメ下を狙うと言っているにもかかわらず、ワカメの下を通り越して底まで落としていたのです。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そう。おチヌ様は言葉通りワカメ下に居てたのです。
それをワカメ下に落ちた瞬間、餌を引き込んで行ってくれるので、ここぞとばかりに餌を奥へ奥へと送り込んでしまっていたのです。
しかし、ワカメによってラインが張れない状態の時に確実におチヌ様はカニさんにアタックしてきていたのです。
これは、気づかないカニグシャと言う結果が状況を物語ってます。
それをなんでやーなんでやー。アタリがシビアやーとか言ってた私。
結局、私自身が無意識に底まで餌を送り込むのが当然と思いながら落としていた事が引き起こした、自業自得のシビアさなんです(;’∀’)
そう、二つ目の間違いは
自身の固定観念が邪魔し、おチヌ様が居てる場所をスルーしていた事だったのです。
「ワカメの下」は、ワカメ下から更に奥の底の事ではなかったのです。
それを兄貴は
大阪病
と言っていました。
大阪病
具体的には
大阪湾シャローテトラ病
とでも言いましょうか。
最近私が良く行くテトラは決まってシャローなテトラです。
というか、大阪近郊にあるテトラがほぼシャローなテトラなんです。
兄貴がこんな事を言ってました。
チヌが付いているのは餌のある棚や
水深が、深くとも浅くとも基本的に食ってくる棚は同じと考えるんじゃボ●!。
理由は餌が付いている棚はどこも同じだから。要は太陽光の入り具合。
そして、水深が浅ければチヌは底までついてくるけど、深ければ、底までついてこうへん
だからこそ、ディープなテトラでは、如何に餌をチヌにアピールして見せて、居てる棚にゆらゆらさせておけるかが釣果の分かれ目なんじゃチ●カ●!!
それをお前らボ●ナ●はなんでもかんでもテトラやったら底まで落とすんや。これが大阪病や!
ええか、今回の当たりはワカメ直下や。ワカメに引っかかって落ちて行けへんのもそれはそれで餌をおチヌ様にアピールするんと一緒や。ほんであれやろ。ワカメ抜けてスーッと落ちて行ったら、ここぞとばかりに餌送り込むやろ。違うねん。そのスーッてなった所でステイや。
ぐうの音もでません。
そう。私たちはシャローなテトラに慣れてしまっている大阪病だったのです(爆)
もちろんディープなテトラでも底で当たってくる事は多々あると思います、しかし今回のテトラはワカメがわんさか。そのワカメがあるからこそ、おチヌ様は底ではなくワカメ直下に居てる事が多いのです(水温など、色々な影響によってそれは変わると思いますが)
そして、私はそのおチヌ様が居てる場所を通り過ぎ、底まで落とし、底にはおチヌ様ではなくカンダイが居てたので、それを釣る事しかできませんでした。
普段シャローなテトラで底まで落とす癖がついており、テトラの中層でステイする事なんて思いつきもしません。これが今回の敗因となりました(´;ω;`)
ディープテトラ攻略法
上記の経験と教えを踏まえディープテトラを攻略して行きたいと思います。
ワカメ下を攻略せよ
先ずはこの時期、ワカメが付いている場所も多いので、このワカメを攻略する事でおチヌ様をゲットする確率を上げます。
つい最近まで良く知らなかったのですが、ワカメってこんな感じなんですね。
昆布とも違う事を知りました(笑)
で、このワカメがテトラには
絵が汚いですが(笑)こんな感じで生えています(;^_^A
こんなワカメだらけの所、どうやって狙うのか迷いますよね。
ここで、以前兄貴より名言をいただきました。
ワカメ狙いする時は、落ちていく所を落とせ。
です。逆に言うと、落ちて行かない所は狙わない。という事ですね。
そう。落ちていく所を探してワカメ直下に持って行くのです。
では、具体的にどこを狙うかと言うと。
一番落としやすいのは①です。
ワカメが密集している中でも、この場所はそれぞれのワカメの先端らへんなので、目視出来る位の隙間がある場合が多いです。
そして、②③は図では少し分かりにくいですが最初のワカメの絵で描いている様に、ワカメの根元らへんは茎は太いが、葉が少ないので、ワカメの生えているテトラの際を狙う事により、餌を落としてワカメに引っかかったとしても、その上でやいやいしていると、下に落ちていく事があります。
④は同じようにテトラの外向きに生えているワカメの根元を狙う落とし方です。
最後に⑤これはワカメが生えているテトラ帯の外側、少し前に餌を投入し、フォールしながらワカメ下に餌を持って行くやり方です。
この⑤のやり方はワカメが付いていないテトラでも良く使うやり方です。
とにかく、餌をワカメ下へ送り込むには、ワカメに引っかからずに落ちていく事はそうありません。
しかし、諦めてはいけません。
引っかかった状態で、竿を上下したり、やいやいしているうちに
スーッと落ちていく所があるのです。
そして焦ってはいけません。
上下したりやいやいしたりしても落ちて行かない時は、そのままでステイしてみて下さい。ちょっと待つ事で落ちていく場合があります。これマジです。
それでも落ちて行かないのなら、後はテトラ2段階右折釣法で
少し餌を上げて引き込む場所を探したり、左右に移動したりして落ちていく場所を探します。
最初の方に書いた様に、ワカメがある事によって、餌が豊富なのと、身を隠す場所になるという事を踏まえると、ワカメがある釣り場では、ワカメが無い場所よりもついている場所の方がおチヌ様が居てる確率は高いはず。もちろん落としやすいのはワカメが無い場所ですが、めんどくさがらずに、このワカメ下に餌を送り込む事によっておチヌ様と出会える確率が格段にあがります。
あ、釣り場によってはカンダイもワカメ下に居てますよ(笑)
棚を見極めろ
今回の当たり棚はワカメ直下でした。
餌も豊富だし、隠れる事が出来るので、水温などの問題もありますが、テトラ底でなくてもおチヌ様にとってワカメ直下は快適な空間なのかもしれません。
しかし、水温など色々な影響により、常にワカメ直下にいてる訳ではないと思います。(ワカメ直下に居てる確率は高いと思いますが、、)
もちろん盛期になれば落としている途中でガツンと来る事もあるでしょうが、
この時期、無意識に底まで落としていると(大阪病)、ディープテトラではせっかく棚でいてるおチヌ様を見逃してしまします。
しっかりとおチヌ様が居てる棚を見つける事が重要です。
では、どうやってそのおチヌ様が居てる棚を見つけたら良いでしょうか?
それは、落として行く際に、その棚、棚でしっかりと餌をアピールする事ではないでしょうか。
先ほど、ワカメに餌が引っかかる事もおチヌ様に餌アピールしてると書きました。
それと同じように、要所要所で刻みとステイを入れながら落として行けばおチヌ様に餌をアピールする事が出来るのではないでしょうか?これは私の考えた方法なので、もっと良い方法があるかもしれません。
とにかくワカメでやいやいしているうちにス~ッと落ちていくからと言って、一気に底まで落とすことはせずに、先ずその場所でステイ。そして、少し落としてステイ。それを繰り返すことによって、おチヌ様が当たってくる棚をみつける事が出来るのではないでしょうか?
そして、その当たってきた場所をしっかりと把握し、その棚前後を重点的に餌をステイさせ餌をアピールし、狙いを定め、手返し良く落として行く事でおチヌ様をゲットする確率も上がると思います。
ここがシャローテトラとディープなテトラでの狙い方の大きな違いだと思われます。
ラインを張れ!?
ワカメ下を狙うと、ワカメの間を縫って落として行くのでラインが張り辛くなります。しかし、ラインを張らないとアタリがボケてしまうので、今回の私の様に、アタリに気づかないという状況になってしまいます。
これも活性が高ければガツンとくるので問題は無いのですが、シビアなアタリであればあるほど、そのシビアなアタリをワカメ下で取る為にはラインをある程度張っておかないとだめなんです。
ワカメのない環境や、底ステイなどでは繊細なアタリがSMTのおかげでおチヌ様に違和感を与えず、見極める事ができるのですが、
ワカメ直下を狙う様な環境では私が使用しているSMTは穂先が柔らか過ぎて、ワカメに揉まれラインが引っ張られて下に落ちていくまでずっと穂先がお辞儀した状態になります。
これではアタリも何も分かりません。
しかし、逆に穂先が硬すぎるとおチヌ様に違和感を与えてしまい、餌を咥えてもすぐに吐き出されてしまいます。
しかし、アタリは分かり易くなり手元に来る場合も多いです。
おチヌ様に違和感を与えない、SMT等の穂先を使い、ラインを常に張る事を意識し繊細なアタリを捉えるのか、それともビンビンの穂先を使い、アタリを捉えると同時に素早く感覚的に合わせるのか、悩ましい所です。
あえて道具のせいにしてみる
こういう場合はSMTよりも少し張りのある穂先で落とすことで、ワカメに揉まれるのと、餌の重みで穂先はお辞儀しますが、
おチヌ様が餌を咥えると、お辞儀している穂先がスッと上に戻るんです。
おチヌ様が餌を咥える事によって穂先にかかる重みが軽減されるのか、そういった動きになるそうです。
SMTも動き的には同じような動きをしているんでしょうが、通常で既に穂先がお辞儀している状態なので、その戻りは少なくこういったワカメに揉まれた状態ではSMTは少し不利であると思います。
かといって、ビンビンなカーボンソリッドの穂先を使うと、先ほども書いた様に、おチヌ様に違和感を与えてしまうので、それよりも繊細な穂先かつ、SMT程ではない丁度良い穂先があれば、、という事になります。
フカセ釣りでは、その釣り場、潮などの環境、状況によってウキを替えると聞きます。
そして
落とし込み釣りでは、その釣り場、潮など環境、状況によって竿を替えると言います。
もちろんフカセも落とし込み釣りも1本のウキ、竿で出来るのですが、その場面により適応した道具を使用する事で他の人より、若しくは今までの自身より釣果を出す確率を上げる最強の手段だと思います。
そして、それは値段が高い竿が常に良いと言う訳でない事をも表します。
なんやかんや、うだうだと言いましたが、
今回はあえて道具のせいにするならば、
私のSMTよりも、兄貴のメガトップがこのワカメ攻略には向いているって事ですー!!
ムキー( ゚Д゚)
そして、悔しいのでメガトップについて調べてみたら、
常に“最高のテクノロジー”を選択するのではなく、釣りの種類にあわせて“最適のテクノロジー”を選択している
daiwa製品情報より引用
メガトップを加工する事によって、硬すぎず、かつ穂先がお辞儀したままにならない穂先を作り上げ、それが柔らかすぎず、硬すぎず、ワカメに揉まれながらもアタリを見極めるのに最適なテトラワカメ攻略竿となったのです。
いや、もちろん自身の技術の無さもありますよ。
あえて、あえて道具のせいにするならば、、、です。
(そう、これがUROKODO)
ディープテトラ攻略まとめ
結局のところ、如何に自身にとってその時に出来うる一番しんどい事が出来るかが釣果の分かれ道の様な気がします。
どういう事かと言うと、ワカメ下を狙うよりワカメが付いていない所を狙う方が楽です。
落として行くのにガン玉を重くすれば軽くして落とすよりも楽です。
風はあるより無い方が落としやすいです。etc…
しかし、それはあくまでも人間にとって都合の良い楽な事であって、その都合の良い事をしたからと言って、おチヌ様が食ってくる確率が上がるかというとそうではありません。(活性が高ければ別ですが)
おチヌ様の身になって考えてみれば、ワカメが付いていない所よりワカメ下の方が身を隠しやすいし、一気に落ちていく餌よりもふわふわとゆっくり落ちていく餌の方がその餌を把握しやすいし、咥えやすいと思います。風があたって波ッ気が出てる方が警戒心も薄れ、食ってきやすいと思います。
もしおチヌ様の立場ならどこに居るかを考えるんです。
もちろん全てがこの限りではありませんし、状況に応じてその場の最適な落とし方を見つける事が重要です。
いくら軽いガン玉を付けて落としなさいと言っても、アタリが全く取れないG5のガン玉で落としなさいと言われてもアタリが取れなければ無意味です。
自身の中で、その状況に応じてアタリが取れる中での一番軽い錘を選択すればよいのです。
例えばBでアタリが取れるのに、楽だからと言って3Bを使うのはダメですよって事です。
ワカメが無い所を狙っても良いですが、ワカメ下を狙う方がおチヌ様に出会える確率が高いですよって事です。
逆に考えるとその自身が一番落としにくい場所におチヌ様が居てると考えると、その場所を狙って行けば良いのです。
そして、それを自身の技術に加え、道具の性能をも利用する事によってそれが自身の能力アップにつながり、やはりおチヌ様に出会える確率をアップさせることが出来ます。
そうは言っても、簡単に竿を買う事や技術が上がるわけではないです。
与えられた中で最大限出来る方法をする事でおチヌ様に出会える確率は今まで以上に上がると思いますし、それに伴って自身の技術も上がっていくと思います。
結局攻略になってないかw
まとめ
今回私は、アタリがある所に逃げていました。
いや、アタリが欲しかったのでしょう。
底ステイでカンダイを釣り上げたので、ずーっと底だけを意識し、それ以外は意識していませんでした。(底以外で自身で気づかないカニグシャなどがあったにも関わらず)
カンダイが釣れたから、底まで落とせばアタリを貰えるだろうという安易な考えでした。
結局底狙いで釣れたのはカンダイの他にガッシー君だけで、おチヌ様は一切釣れませんでした。
しかし、兄貴はしっかりとおチヌ様の居てる棚を把握し、その場所を狙う事によって、きっちりとおチヌ様をゲットしてました。もちろん、しっかりとおチヌ様が居てる棚を確信するまでは、その棚以外にもおチヌ様が居てるのではないだろうかと、底まで探るはずです。そしてその時にはやはりきっちりとカンダイを上げました。
私はというと、アタリはあるものの、それがおチヌ様のアタリかそうでないかを見極めずに、ただただアタリがあったからと、それ以外何も考えずに底狙いでした。
シビアな時はなんでも良いからアタリを欲します(笑)
しかし、私たちが釣りたいのはおチヌ様なんです。
アタリがないからと、フグさんやらガッシー君やらのアタリを取って喜んでてはいけません。
おチヌ様のアタリを取るんです。その為には、それ以外のアタリは捨てなければなりません。
もし、そのアタリがある場所におチヌ様がいれば、きっちりと餌をアピールし、丁寧に落とすことによって、ガッシー君より先におチヌ様が食ってきます。
他のアタリに翻弄されない事もおチヌ様に出会える確率が上がる一つの攻略だと思います。
あかん、やっぱり攻略になってないかw
本日使用のタックル
竿 ダイワ(Daiwa) ロッド ブラックジャックスナイパーSMT T-52UM
ライン 東レ(TORAY) ライン 銀鱗スーパーストロングアイサイト 150m 4号 ライトグリーン
ハリス 東レ(TORAY) ハリス トヨフロン スーパーLハード 50m 2号 ナチュラル
餌 カニ
ディスカッション
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