【テトラ前打ち】濁ったら貝・透けたらカニ de メタモンブチ曲がり!この時期はヤパシャローテトラでしょう!
2017/11/7に立冬を迎え、暦上では冬が始まりました。
昨年のこの時期、いや、9月頃から?いやいや、もっと前からテトラ前打ちしまくってた気がします。
そう。昨年はテトラがかなり調子が良かったのですが、今年はというと、私たちが良く行っていたどのテトラも全体的に
微妙(*"▽")
釣れるには釣れるのですが、サイズが小さかったり、、と。
そんな中で釣れる確率が高そうな所を探して探して、最近になって行きだしたシャローテトラはまだマシでした。
この時期昨年は良かった釣り場も今年は微妙な所が多いです。
では、何故釣れないのか?そして釣れる場所はどこなのでしょうか??
言い訳と言われてしまえば、そうかもしれませんが
釣れない理由としては、梅雨の時期に降る筈の雨がかなり少なかった事、そして青潮の影響が強かった上に、その後の10月の台風やら雨やらの影響で水潮になったりと
魚にとって居心地の悪い状態が続き、それに伴って全体的に釣果も下がってました。
10月の降水量に至っては前年の300%i以上だとも聞きました。
じゃぁ、今釣れる場所はどこやねん。
それはここ最近で何回か書いてますが、
餌が付いている場所
です。
今年はその餌が付いているはずの場所に上記で書いた悪条件が重なったのもあり、餌が付いてなかったりと、少し状況が変わっています。
関西周辺のテトラは特にその傾向が強く調子が悪いのです。
秋になり水温が下がってくると、おチヌ様は越冬を意識し始め、餌の付いている所を求め荒食いを始めます。
その荒食いをする為に餌がたくさん付いている場所を経験豊富なデカいおチヌ様は知っているんです。
シャローなテトラに餌がたくさん付いている事を
しかし、今年は今まで良く行っていたテトラには餌が付いていない。
/(^o^)\ナンテコッタイ
私たちは慌てました(笑)
しかし、おチヌ様はもっと慌てているでしょう
餌付いてねージャマイカ(*´Д`)
さらに、餌が付いている釣り場でも10月の雨続きで水潮でイマイチだったりと
おチヌ様を釣るにあたって、
かなり厳しい状況が続いていました。
しかし、しかしですよ!
やっと。やっとの事でこの時期マストな
シャローテトラも落ち着いてきたのです(多分)
前置きが長くなりましたが、
それを確認すべく、餌が付いているシャローなテトラへと調査へ行ってきました。
久々にメタモンをブチ曲げたいなぁ~
どっちなんだい?
確認すべき事項は、
越冬を意識し始めたデカいおチヌ様がシャローテトラに入ってきているのか?入って来ていない場合は釣れてもチャイチール君なはず、
逆にデカいおチヌ様だけが釣れると
越冬前のシャローテトラウハウハうきょーんパターン確定
どっちやろなぁ?
去年はもうデカいの入ってきてたからなぁ・・・今年はどうなんやろなぁ
デカいの居てたらええなぁ(*´Д`)
濁ったら貝・透けたらカニ
平日釣行は時間が限られているのでもちろん日の出から。
そしてその後は大阪市内で仕事入れ、少しでも長い時間竿が出せる様に調整します。
休みでも大概日の出からやってますやん
かなり綺麗な朝焼けでした。
夕焼けは翌日晴れる。朝焼けは翌日雨が降ると言われていますが、その通りの天気になりましたな
(どうでもいい罠)
このテトラにはミジガイが付いており、カニ、フナムシなどの生物もいており、おチヌ様にとって格好の餌が付いているので
後はデカいおチヌ様が越冬を意識して入ってきているかだけです。
マッチザベイトとしてはミジガイですが、テトラのミジガイは取りにくいので、保管していたイガイで代用。そしてオールラウンドのカニさんを用意します。
どちらの餌を使うかは潮の色を見て選択します。
これもバス釣りからの応用ではありますが、
濁ってる様な海水では色が識別しにくいのですが、その中でも黒色がくっきりと見えるそうです。
私の勝手な判断では白色の方がくっきり見えそうですが、膨張色でもあり全体的にぼやけて見えてしまうそうです。
という事で、濁りが入っている時は黒い餌(=イガイ、ミジガイ)の方が魚に見つけてもらいやすいのです(魚じゃないので実際の所どうなのかは知らんけどw)
逆に透けていると、もちろん濁っている時よりもおチヌ様の警戒心は強くなるので、如何に気配を消して悟られない様に餌を落とすかがポイントになってきます。
そうなってくると、餌を着水させる所から意識して落とさないと、気配は悟られなかったとしても、その着水音でおチヌ様は逃げてしまうでしょうし、濁っている時の何十倍もの繊細さが求められます。
そう言った時に活躍するのがカニさんです。
どういう事かというと、イガイやフジツボなどの動かない餌の場合は竿やラインメンディングで餌をゆっくり落としたり、刻んだりとアピールしますが、
カニさんの場合はそれ自身が動いてアピールしてくれるんです。
潮が透けている場合だと、そのカニさんを使い狙う穴よりも少し潮上から仕掛けを投入し、狙いの穴までゆっくりと送り込んで行きます。そして、テトラの上にカニさんが乗ったら、少しラインを張り気味にしてステイ。
そして、ゆっくりと剥がし、潮の引き込みを感じながらステイ。
そしてまた入って行く所を探します。
こうする事で、カニさん自身も勝手にアピールしてくれるし、透けている潮で極力おチヌ様に警戒心を与えずアピールする事が出来ます(知らんけど)
もちろん透けてる潮でイガイやミジガイを使ってもおチヌ様は釣れると思います。
しかし、透けてる潮の中で動かない餌をアピールする事は、おチヌ様に警戒心を与える確率が上がり、なかなかのテクニックを必要とします。
その点、カニさんはテトラに乗せてステイしていると勝手に動いてアピールしてくれるので、比較的警戒心を持たせずアピールしてくれるのではないでしょうか?(知らんけど)
要は、テトラ前打ちにおいて、濁りがあるにしろ無いにしろ、
警戒心を出来るだけ持たせない事。
そして餌をアピールし、おチヌ様に餌を認識してもらう事が
重要であると思っています。
それはおチヌ様を釣り上げる確率を上げる為のロジックの一つであり、その他のロジックと組み合わせてよりその確率を上げて行く事を考えるのが楽しいんです(笑)
このカニを使う事に対する考えが、間違ってるか合っているのかは実際の所分かりませんが、
もし間違っていたとしたら、それはそれで気づいた時に修正すればよいですし、合っているならそれをより濃いモノにしていけば良いし、とにかく考えてそれを実践して行く事が楽しく、面白いし、落とし込み釣りの醍醐味だと思っています。
という事で、
濁ったら貝・透けたらカニ
これ重要です(笑)
※視覚メインでの話なので、嗅覚は加味しておりませんので悪しからずご了承くださいませ。その他にもカニを使う理由は多々ありますが、、またの機会に(;^_^A
という事でまたまた長くなりましたが、潮の状況を確認します(笑)
はい。スケスケパラダイスな上に、以前の台風の影響があるのか、テトラ際前面ににゴミがよってたかって漂着しております((((;゚Д゚))))
なかなか落とす場所を探すのに苦労しますが、とりあえず、
濁ったら貝・透けたらカニ
の法則に従ってカニさんで落とし始めます。
さてどんなもんでしょうか?
まともに落とせるのは、10mに1~2カ所あるかどうか位ゴミが大量に漂着してます。
とりあえずは、それを探しながら落として行きます。
ゴミも大量ですが、若干水潮な感じも見受けられます。
おるかなーデカいのいてるかなぁ。。。
それ以前におチヌ様いてるかなぁ・・・
不安を感じながらも、落とせる穴を丁寧に落として行きます。
狙う穴よりも少し潮上からと書きましたが、そんな事が出来ない位にゴミがあります。
とりあえず目視して落とせる所は全て落として行きます。
ラインを張らず緩めずで落として行き、何かに乗ったらステイして少し引き上げてまたステイ。
潮の引き込みを感じ、また落として行きを繰り返します。
そしてもうこれ以上落ちて行かないというところで、若干ラインを張り気味にしてステイ。
その後少し聞くようにしてカニさんを剥がします。
そして剥がしてからそのまままたフォール気味に誘いをかけるとラインがふけたままで落ちて行きません。
(。´・ω・)ん?
違和感を感じゆっくりと聞き合わせる様に竿を上げると
ドーン!
乗りました!!
ギュンギュンと首を振って逃げようとする引きからおチヌ様と確信。
しかし、パワーが物足りない。
けど、めっちゃ元気(笑)
引くし動き回るので、水面に浮かぶゴミにラインが擦れるので苦労します(´;ω;`)
それでも竿で溜めながら徐々に穴から引き摺り出します。
そして上がって来たのは
ゴミの中から
グッドモーニングおチヌ様( ° ʖ °)
おはようございます😃 pic.twitter.com/DQS7xaCZ5K— ローレル@目印最強 de 最高 (@piryofu) 2017年11月6日
40㎝あるかないかのおチヌ様
よし。これでとりあえずおチヌ様が居てるは分かった。
けど、サイズが微妙。やはりまだデカいおチヌ様は入ってきてないのか??
そんな事を考えながら再び落として行きます。
すると
コッ!
とか、
クンッ!
とか、
落としている途中に穂先が
グググッ
アタリはボチボチあるのですが、サイズが小さいのか、なかなか乗りません。
それとも濁りが無い透けている所では私の実力が足りなく小さいおチヌ様しかアタリが取れないのか、大きいおチヌ様は見切って食ってきてくれないのか、、、
そしてゴミの中、一通り釣り場を落としていくと、先端の方は潮が動いておりゴミも無く、濁りも入っています。
ぐへへ。かなり良さげやな(*´Д`)
その場所で落とせる穴を探し、少し潮上からそーっとカニさんを着水させ、潮の流れと竿の動きで穴へと寄せて行きます。
狙いの穴まで来たら少し竿を下げてカニさんを送り込んで行きます。
スパコーンッ!!
一気に竿が持って行かれます!
腕を引きラインを巻きながらテンションを掛けると手元に一気に重みが乗ります。
そして片手では無理だと思い両手で竿を持ち、耐えます。
ぐへへ(*"▽")
来た。北で。デカいのん。
穴の入り口で掛けたので、奥へ入られない様に耐えます。
耐えます(笑)
メタモンがブチ曲がりながらも徐々に姿が見えます!
よっしゃ!デカい!!
強引に引き上げ空気を吸わせます。
しかし、吸わせた後も再び突っ込まれを繰り返し、なかなか観念しません。
何度も繰り返し空気を吸わせ、やっとの事でタモ入れして上がって来たのは、
ごっついのんギター!
ギリギリ50cm
年無しおチヌ様( ° ʖ °)
メタモンブチ曲がり( ° ʖ °) pic.twitter.com/N4Jiho3XX5— ローレル@目印最強 de 最高 (@piryofu) 2017年11月6日
かなり分厚い50㎝ジャストの年無しおチヌ様!
あかん。。
嬉し過ぎる(*"▽")
このおチヌ様を釣った事で、考えてた半信半疑な色んな事がクリアになります。
やっぱテトラおもろいわ(*´ω`*)
そして、続けて濁っている場所を落として行きますが、濁ってる範囲も狭く、先ほどの格闘?があったからなのか、アタリませんでした。
戻りながら再びゴミの合間を縫って落として行きます。
すると、また乗らないアタリがボチボチとあり、
やっとの事で掛けたら、メタモンのパワーでそのまま簡単に抜き上げる事が出来そうなおチヌ様。
さっきのはタマタマやったんかな
チャイチール君 pic.twitter.com/NtXWgyBSWz— ローレル@目印最強 de 最高 (@piryofu) 2017年11月6日
またまたチャイチール君でした。
やはり、たまたまデカいおチヌ様が居てただけなのかとも思いましたが、
今までの状況を加味して考えます(浅はか)
濁っている所にデカいおチヌ様が居てる。
そして、濁りが無い所にはチャイチール君が居てる。
若しくは、先ほども書いた様に透けている所では私の実力ではデカいおチヌ様に見切られてしまい、チャイチール君しか当たってこない。
という事は、濁っている所を探してその場所を落とせばええんジャマイカ???
その方が、デカいおチヌ様を釣る確率が上がるのでは?と仮定します。
そして時間も限られているので、透けている所はスルーして、少しでも濁りが入ってる所を探し重点的に落として行きます。
するとその仮定が合っていたのか、たまたまなのか、
濁りが入っている所で
カニさんを底まで落とし、少し引き上げてステイしていると
ググッと穂先がお辞儀し、そのタイミングで合わせを入れると
ズシッ
明らかにチャイチール君ではない重みが伝わります。
しかし、おチヌ様は釣られた事に気づいていないのか、重みだけで暴れません。
そのまま一気に引き上げてやろうと
竿を上げると
ギューン!!
気づかれてしまいました(笑)
その勢いで奥に走られてしまい
ラインがテトラに擦れてゴリゴリ言ってます。
やばい。どないしよ!でも楽しい( *´艸`)
これまた元気なおチヌ様で、先ほどの年無しおチヌ様よりもめっちゃ引きます!
またもや竿を両手で持ち、おチヌ様と格闘します(笑)
ぜぇぜぇ言いながらやっとの事でタモ入れして上がって来たのは
テトラゴリゴリおチヌ様45cm
これくらいが1番引くのかな?!
超パワーファイターやった( ° ʖ °) pic.twitter.com/c1KAo53qJA— ローレル@目印最強 de 最高 (@piryofu) 2017年11月6日
ボチボチなサイズのおチヌ様!!
よっしゃー!!
とったどー!!
そうしているうちに潮が上がって来て漂着していたゴミが沖に出て行き、落としやすくもなり、
この後もまだまだアタリそうでしたが、残念ながら仕事があるので後ろ髪ひかれる思いで納竿となりました。
潮上がってゴミがなくなってきて、今からええ感じになってきたのに
仕事だす(>_<)
おわり pic.twitter.com/hvJBN4HJCi— ローレル@目印最強 de 最高 (@piryofu) 2017年11月7日
あ、イガイ使うの忘れてマスター(*"▽")
まとめ
シャローテトラおチヌ様
テトラで久々にグッドサイズおチヌ様を釣る事が出来ました。
今回の調査の目的は、シャローテトラにデカいおチヌ様が入ってきてるかどうかですが、
入ってきてます(^^)/
がしかし、入ってきてるのは入ってきてるのでしょうが、まだまだおチビさんの方が多いイメージでした。
(まぁ。私の実力が足らないだけとも言う)
予想では、次の大潮くらいでドカッとデカいおチヌ様が入ってくるのではないでしょうか?
そしてもう一つ。やはりおチヌ様は濁りが入っていたり潮の動いている所の方がアタリがありデカいおチヌ様が釣れるのを実感した釣行でもありました。
(まぁ。私の実力が足らないだけとも言う)
あと、餌についてなのですが、
あのアタリの多さを考えると、貝でも釣れてたかもしれません。
むしろ貝の方が掛けやすかった様な気がします。
まぁ、使うのを忘れてたのでたらればですが((((;゚Д゚))))
そして、最後に。
餌の付いている釣り場にはデカいおチヌ様いてますよ!
追記
バス釣りと落とし込みは似てると兄貴やらふささん、よーふんさんより話を良く聞きますので自身で色々と調べ中です。
調べて出てきた内容の中に出てくる
バスをおチヌ様に置き換えて考えると色々とリンクする事がありました。
もっともっと調べてまた記事にしてみたいと思います。
本日使用のタックル
餌 カニ