超厳しい中でおチヌ様に出会うには?2020年盆明け秋~12月の冬にかけての落とし込み釣り。

2016年3月末日に黒鯛落とし込み釣りを初めて

4回の秋を迎え、今年2020年は5回目の秋~冬を迎えていますが、

 

初めてDEATH

こんな厳しい秋は。

過去4年間は

その時の自身の技術の具合もありますが、

その時に応じたそこそこ良い釣果を得ることができました。

昨年2019年はイガイの不作の年ではありましたが、

その分、餌に飢えたおチヌ様がたくさんいてたことが奏したのか、

どこでも釣れる。

というわけではアリませんでしたが、

場所を絞って狙って行くことで、フジツボを餌に良く釣れました。

 

2018年は北港やテトラ。

2017年、2016年は神戸沖やテトラで。

いわゆる越冬前の荒食いおチヌ様(秋爆)でたくさんの良型おチヌ様と出会う事が出来ました。

しかし、2020年はどうしたんでしょうか。

テトラこそ、最初の頃はサイズは出ないもののそこそこ数釣りは出来ていたものの

時がすぎるとともに、それも厳しく、壁に至っては1日頑張って数枚。

朝練にいってもボーズを食らってしまうこともありました。

 

沖にいけど、湾奥にいけど、テトラにいけど、

とにかく、サイズが出ない。

頼みのテトラはアタリは多いがサイズが全く出ない。

なかなか厳しい現状です。

日を追うごとにどんどん悪くなってきてる感じです。

もちろん、まったくもって釣れないという事ではありません。

私が今まで経験盆明け~冬にかけて

予想以上に厳しい

という事です。

 

そんな中で、如何におチヌ様と出会う確率を上げればよいのか?

データ云々ではなく、自身の経験則から考えて見ました。

 

※この記事は11月中頃に書き始めましたが、釣りにはちょこちょこ行っていたものの

釣果も大して出ず、やっとこさ続きを書くことが出来ました(笑)

厳しい2020年秋冬のおチヌ様と出会う為には

例年釣れている場所へ様子を見に行くと、

おチヌ様はいてるんです。

しかも大量に。

 

潮が透けているから警戒心が強くなかなか釣れないもんだと思っていたのですが、

夕方に風が当たり、潮も高くなり、雰囲気バツグンの夕方日の入り前。

多少当たりは出るのですが、なかなか釣ることが出来ない。

どうやら、潮が透けているから警戒心が強いだけじゃなさそうな感じ。

もちろん、そういった場所は、おチヌ様の姿を確認出来るだけマシで、

例年いた場所でも、今年は全く姿が見えない。反応も無い。

という場所もザラにあります。

名だたる人たちが、今年は釣れん。微妙だ。

と口を揃えておっしゃってます。

 

そんな状況の中、どうすればおチヌ様をゲットすることができるのでしょうか。

もちろん、私の経験則からだけなので確固たるエビデンスはありませんのであしからずご了承下さいませ。

めげずに同じ釣り場で落とし込む

なんと言っても、これが一番堅実確実ではないでしょうか(;´Д`)

 

もちろん、同じ釣り場というのは、

今までの経験から実績のあるポイントで例年ならば、それなりに釣れていた場所の事を指します。

その時と同じように釣れるわけではないが、必ず魚はいてるはず。

私は昨年や一昨年のこの時期の釣れ具合が身体に染み付いておりますので、

今年のこの状況下では、心がすぐにポキ田さんになってしまいますが、

 

その釣り場で例年のように当たりがもらえるもんだと期待せず、

しっかりと丁寧に落とし続けていたら、中にはやる気のあるおチヌ様がいて

食ってきてくれるはずです(笑)

 

※別名ドM釣法

釣れないからと諦めるのでは無く、

釣れると信じて集中して落とすことが肝心でございます(;´Д`)

風を読み潮を読み釣り場を選ぶ(自分なりに)

次にこれ。

いくらアタリが無く、釣れないと言っても

おチヌ様は結構どの釣り場でも見えます。

ということは、何かしらの要因で口を使わないのかもしれません

それは潮や風が原因なのかもしれません。

風が吹き、気温が下がり、それに伴って表層水温も下がり

水温の安定している場所へとおチヌ様は行ってしまうのか、

 

それとも単純に潮が透けていてプレッシャーを与えてしまっているのか。。

 

 

いろんな状況を考え、可能性を見つけて行きます。

 

例えば、

風が当たる、比較的水深の浅い釣り場を探し、潮の高い時間を狙って

少しでも濁りが入ってるかもしれない場所を探して釣行する。

雨が降ったあとであれば河川絡みの場所へ釣行する。

もしくは、単純に風が当たる釣り場で、表層がざわついている事で

その透けている状況を多少なりともカバー出来る場所を選ぶのか。

 

透けているということは、人のプレッシャーを与えやすいので、

人が少ない釣り場を探して行くのか。

 

潮が高い時間帯で満潮の潮止まりを避けて

潮の動くタイミングを狙って釣行するのか。

それとも水深のある釣り場で、干潮前後のタイミングを狙って釣行するのか。

経験上、

寒いから風裏(寒い日の翌日朝)

寒いけど風表(日中日が当たる釣り場の夕)

水深が比較的浅い釣り場は潮位100cm前後

水深が比較的深い釣り場は満潮前後より干潮前後の上げ下げ3分(ぶ)

大潮より中潮、小潮。

若潮、長潮はちょい微妙。

 

他にもありますが、注視するのはこんな感じでしょうか。

もちろん、これだけで釣行を決定するわけではありません。

それに加えて気温、天候や、自身の実績ポイントやいろんな方の釣果などの情報を加味して考えます。

 

その為には風がその釣り場にどういった影響を及ぼすのか

潮が、その釣り場にどう影響してくるのか?

などを経験に加え、多少なりとも勉強する事が必要だと思います。

 

そして、それをもとに釣行し、その結果どうだったかを見返しつつ

その経験も踏まえ、釣り場を選択し、また釣行するのです。

 

これによって導き出された釣り場は

いつかきっとおチヌ様をゲットすることが出来ると思います。

だって、それはあなたが必死になって考え、経験から導きだされた釣り場なんDAKARA。

自身の釣り方を見直す

透けている時に重宝される釣り方が

さんざんこのブログで書いてきた

「忍者釣法」

です。もちろん、おチヌ様を見ながらサイトで釣るやり方もありますが、

今年のこういった状況の場合、見るより見ない方が良いと思われます。

 

私もここ最近、釣りをしていて、ほんとにおチヌ様居てるのか?と必要以上に際を覗いてしまうこともあり

都度、その忍者釣法を意識し直しています。

結局、見たらおチヌ様居てることも多く、

機会損失がひどいです(笑)

 

際から離れて落とす、どんどん仕掛けを沈めて行く、

沈めて行くにつれて際に近づいて行く、

そして最終的に竿1本分ほどおとして引き上げる前に際を確認してしまう。

通常の忍者釣法では、これで充分なのですが、

これをしてしまうと、その落とした近辺に居てる(仮定)おチヌ様が散ってしまう事もありますが

ここ最近では、近辺だけでは無く、

その次落とそうとしている

少し離れた場所のおチヌ様も散ってしまう可能性が高いです。

ここで更に上の

「超忍者釣法」で落とし始めから引き上げまで一切際を見ない落とし方の方が良いのかもしれません。

さらにそれでも食ってこないのであれば、

その上の「超忍者釣法極」を発動するしかありません(笑)

kwskは

 

 

「ステイドリーム&刻み釣法」

これももちろん経験則からの事ですが、

落とせど落とせど、アタリは無い。

おチヌ様いてるのに。忍者も超忍者も、極もやってるのに。

why black seabream ??

もしや、、

落ちてるものに反応しないのか?!

ならばステイドリーム釣法が効果的かも。

おチヌ様の居てる棚、食ってくる棚がもちろんわからない場合は

少し長めの刻み釣法で、その食ってくる棚を探す方法も良いのかもしれません。

 

忍者で、気配を消しつつステイドリーム。

※しかもちょっと長め

気配や着水音で逃げたとしても、そのまま長~くステイドリームしていれば

もしかしたら食ってくるかもしれません。

 

おチヌ様が見えるのであれば、まずはその棚で少し長めのステイドリームをやって見ましょう。

 

 

餌を変える

この時期のメイン餌はフジツボを使う事が多いですが、

それはあくまでも今までの状況。

今年は、何もかもが今までの方法が通用しない。

ということは思い切って、餌を変えてみても良いのかもしれません。

 

カニさんを使うのか??

それとも青コガネを使うのか??

それともミジガイを使うのか??

いや、パイプか??海藻か?

それとももっと違う餌を使うのか??

おチヌ様が見える場合でおチヌ様が岸壁をハムハムしているのであれば、

何をハムハムしているのかをじっくりと観察しても良いですし、

餌掻きで、壁をガリガリして、何が付着しているか確認して

なにかわからんけど、その付着しているものを餌として使ってみるのも良いかもしれません。

 

どうせあかんやろ(;´Д`)

と思ってしまうこんな状況ではありますが、

何でもチャレンジしてみる事で、

新しい発見があるかもしれません。

 

※ここまでが、11月中に書いた記事でした。

散々あーだこーだと書いていましたが、

なんともコレだ!!という方法は見つからず、

色々と悩んでいました。

そのため、記事は書いていたのですがアップ出来ずにいました。

そして、下記は後付で出た釣行結果の記事になります。

思い切って遠征する

 

ある方が(熟練の上手い人)が

何気に、こんな厳しい今年の状況について

潮が悪い

とおっしゃっておられました。

 

そう、潮が悪い。透けているし、、、

そういえば、今年は赤潮とか青潮?ってほとんど聞かなかったよなぁ

大阪~神戸は潮が悪いからなのか、たいして釣果も上がっていない。

釣れてもストラクチャー絡みや釣り荒れて無い様な場所。

 

ということは、思い切ってその大阪~神戸を離れてみたらどうなのか??

 

で大阪を離れて遠征釣行してきました。

 

釣り場に到着し、際を遠目から見てみると

潮は透けており、

やはりそうか。。と一瞬テンションが下がったのですが、

良く見てみるとおチヌ様がいてます。

しかもまぁまぁいてます。

そして、すぐにテンション回復(笑)

準備をして、落とし始めます。

 

するとどうでしょう。

潮は透けているので、おチヌ様の警戒心は強いのですが、

忍者釣法発動で、アタリが出ます。

この釣り場は数年前にも来たことがある釣り場で

 

サイズはそこまで出ないのですが、そこそこ枚数が出たポイントです。

気合を入れて集中して落としていくと、

サイズが小さいためかなかなか乗らないアタリもありますが、

明らかに大阪でのアタリ方と違う感じです。

 

そして、しばらくすると

おチヌ様ゲット!!

そして、何枚か追加し、念願の

 


久々の銀参郎ぶち曲がりのええサイズのおチヌ様ゲット!!

一緒に行ってくれた変鯛さんも

ええサイズのおチヌ様をゲットし

 


久々にキャッキャ言いながら釣りができました。

 

その後二人共おチヌ様を追加し

 


楽しい釣りをする事が出来ました。

 

 

 


 

まとめ

 

結果論なのですが、

潮が悪い

は、大阪湾全体の潮が悪いのではなかろうか??

ということでした。

もちろん、普段の釣行している場所で

おチヌ様が全く釣れない訳ではないですし、

何か解決策があれば(今はまだわからない)もっと釣ることが出来るのかもしれません。

 

それは、これからめげずに色々と試して行こうと思いますが、

環境が変わればおチヌ様を比較的釣りやすい状況であったのも間違いない事実です。

 

もちろん、今回遠征した場所もスケスケでおチヌ様は天才君でした。

しかし、今までやってきた事を丁寧に実践することで

普段の釣り場とは違い、明らかにアタリの数や釣果は増えました。

 

とはいえ、釣れるからと遠征ばかりも出来ないので

なんとか、今の環境の中で

おチヌ様のアタリを引き出し、おチヌ様をゲット出来る方法を見つけて行きたいと思います。

 

はぁ、、年内にはバコバコ味わいたいなぁ(笑)