(前編)ある日曜日の黒鯛落し込み釣り:黒鯛工房第19回大阪湾落し込みトーナメント予選

ローレルブログファンの方々(極少数)

お久しぶりです。

2023年。今年もやってきました

黒鯛工房大阪湾落し込みトーナメント予選。

昨年に引き続き、私も参加させていただきました。

 


昨年の予選もこうやってブログとして書き

予想以上の反響をいただき、それにあやかって、

今年も調子にのって記事にしてみました。

(最近更新をサボっているので、そろそろとは思っていました笑)

昨年書いた記事がきっかけ?!で、大会に参加してくれた方もいて

とても嬉しかったです。本当にありがとうございます。

 

 

みなさんは、釣りの大会や例会、交流会って参加されたことありますか??

私は落し込み釣り歴8年生になります、

それまで何度か色々な大会に参加してきましたが、

数年前から真剣に?!大会に積極的に参加するようになりました。

 

 

真剣に、っていうのは、

なんていうか例えば、USJに行ったとして、

ええ年した大人がそんなキャッキャ楽しめないよと

一歩引いた感じで、1日を過ごすのではなく、

 

せっかくだから、頭にエルモのカチューシャつけて、

Tシャツも着替えて真剣に楽しむみたいなイメージです。

 

 

大会に参加するのだから、一生懸命それに対して向き合って、楽しみ、釣りしようっていう感じです(笑)

 

すでに何度か参加されている方は、

その雰囲気や、緊張感が好きだと毎年都合さえ合えば躊躇なく参加される方も多いのですが、

未だ参加したことのない方は、なかなかその第一歩が重く

なかなかエントリーまで進みません。

しかしながら、その一歩を踏み出し参加すると

その魅力に取り憑かれてしまい。

参加せずにはいられなくなりますよ(笑)

この記事があなたにとっての、

そういったきっかけの一つになれたら嬉しいです。

※もちろん大会に参加することが全てではないので、あくまでも釣りをして行く上での、一つの楽しみ方として捉えてもらえたら嬉しいです。

武庫川予選

2回ある予選のうち、1回目の武庫川予選は4月9日に行われ、

天候の都合もあり、多くの方が、ほとんど下見のできない状況の中、

場所にも左右され、粘りの釣りをした人が笑う大会でした。

 

 

昨年の経験から、魚がいざその狙いの場所を通る瞬間、その一瞬のため、

これまでにない位の集中力で大会中1枚の黒鯛を狙い、ひたすら落とし続けました。

 

そんな中、大会終了5分前、

ふと後ろを振り返った瞬間、

私と同じ釣果のなかったマコチャンが内向きでスパンッと竿を曲げ

念願の1枚をゲットし予選通過されました。

ギリギリまで諦めず、ひたすら1枚の黒鯛を狙って落とし続けた彼の勝利の瞬間でした。

 

正直な所、後ろを振り向いたときにマコチャンが竿を曲げたとき、

純粋にスゲェ!!って思ったのも束の間、

バラせっ!

て思いました(笑)

 

それくらい、自分が予選通過したかったです。

真剣に望んた大会だからこそ悔しくて

そんな感情にもなってしまった自分がいたんです。

これは本人にも伝えました(^_^;)

 

釣果を出せなかった私には、もちろんその瞬間は訪れず、無念にも当然予選通過することができませんでした。

 

大会が終わり、結果報告の場面で、予選通過者は呼ばれて前に行くのですが、

通過者とそうでなかった人たちとの間には、大きな壁があり、言葉ではほんと表せない悔しさを味わうんです。

 

 

それを去年も、今年も、更に以前にも経験している私は、今までに4回ほど予選に参加したことがあるのですが=未だ通過したことがありません。

 

そうなんです、私は、参加費を払って、ひたすら修行の様な釣りをし続け、

恵まれない。ただ、悔しさが残る経験しかしていないのです。

 

 

 

じゃぁ、なぜそんな大会に参加するの??

と聞かれれば、それは、、

その先にあるものを見たいから。

です(笑)

 

 

そうなんです。予選通過者にしか見えない世界を見てみたいんです。

 

 

昨年、ある大会や例会に参加して入賞することができた時に、

たかが入賞、されど入賞で、やはりその順位がつくということで

見えてくる世界があったんです。

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Aさん

それはどんな世界やねんww

それは、ご自身で経験してください(笑)

大会に参加するだけでも、普段の釣りとは違う雰囲気を味わえ、

経験値も普段よりももっと得ることが出来ると私は思います。

 

その大会や例会も、私自身最初の頃はアタリも出すこともできなかったですし、

それが、何回か参加していくうちにアタリを出すことができ、

更には釣果を出し、

そして去年、入賞することができたんです。

最初の頃は、そんな会に参加している凄い人たちの中、アタリを出せただけで、緊張と興奮で、手がプルプルと震えていたのを思い出します

普段の釣りとは全く違う、そういう経験が出来る世界があるんです。

 

そんな真剣に望んだ武庫川予選が終わって、通過できないとわかった瞬間、できるだけこの場所から離れたくなり、できるだけ早く家に帰りたかったのを覚えています(笑)

帰りの車でちょっと悔し泣きしたのはここだけの話(笑)

それくらい悔しいんです。

 

2回め予選応募〜下見、情報戦

予選までにやった3つのこと

そんな悔しさも日が経つにつれて薄れては行くのですが、

そうしているうちに、ゴールデンウィークも開け

次の予選会場、申込みが発表されます。

そう、去年の1回目の予選と同じ北港。

それを知った瞬間、ゾワゾワっと身体が震えます

リベンジ。

不安。

期待。

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ローレル

なんとか言い訳して参加せずにまた来年頑張ろうかな。
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ローレル

いや、そんな弱気にならず、堂々と参加しろ。

自問自答が続きます(笑)

 

周りの仲間たちは私が参加するものだと言うていで見てましたが、

内心の私はこんなヘタレだったんです。

真剣に向き合えば向き合うほど、

いろんな感情が湧き、

また通過できなかったら恥ずかしいな。

いや、誰もそんなん見てへんやろ、

いやでも、、、

どんどんヘタレになるんです(笑)

そんな私も覚悟を決めて、応募することにしました(みんなありがとう)

出ると決めたからには、できるだけの事をやろう。

そう思い、

私がまず最初にやったのは、

魚を掛ける、釣る、竿を曲げる感覚を身体に覚えさそう。

という言う事で、ひたすら釣れている場所を狙って釣行しました。

 

そして、とりあえずあれやこれや考えずにひたすら釣りまくりました。

その時わかったのは、今年のチヌは食いが浅いというか、乗らなかったり、掛けてもバレたり、タモ入れ後に魚を見ると針が外れていたりと

少々厄介な状況が多い事でした。

餌の大きさなのか、針のサイズなのか、それとも、、、

色々考えうる事を試したのですが、その中の一つの方法が私には厄介な状況を一気に改善することができました。

次にスリットの釣りに慣れる事

これは最初にやった竿を曲げる感覚を身体に覚えさすのと似ていますが、

進行方向に対して、利き手で順手で落としていく事、逆手で落としていくこと、柱前、間、柱裏、横壁奥壁、テーブル、テーブル穴、etc..

風表、風裏、横風、

北港スリットでの狙う場所、狙い方、釣り方など

様々な状況に対応出来るようにすること。

これを意識しました。

 

そして、最後に釣り場の状況、その場所の魚の状況を知ること

これは、予選直近と予選と同じ潮のタイミングで行います。

朝イチはどんな場所で食ってくるのか?

ジアイのタイミングはどんな感じなのか?

人が多く釣り場に入っている場合はどうなのか??

 

いずれも、ただ釣りに行ってるだけなのです、、(^_^;)

何も考えずに釣りに行ってる風ですが、

せっかくなので、真剣に大会に取り組むのも一つのエンターテイメントだと思い、真剣に考えながらやってみました。

 

情報戦?!

下見に行くことで、釣り場で同じ大会に参加する人たちと一緒になります。

そんな人達と、大会当日、どこに上がるのか?とか

今日はどうだとか、どこで当たるのか、とか

餌はどうだとか、貝の大きさや、1枚なのか、だんごなのか、、

虫エサ??カニ??

些細な事から、結構重要なことまで色々と情報交換をします。

釣りに行けない日は、行った人に連絡して、状況を聞いてみたり、

今回の大会は特に色々と情報交換、収集をしました。

 


また、直近の釣行では、情報を出さないという事もしました(嘘はつかない)

とはいえ、情報なんて当日になれば全てが変わる事も当たり前のようにあるので、どこまでそれを知識として入れるのかは、その人次第です。

更に言うなれば、そんな事を全くしない人もいてますし、

情報に興味のない人もいてます。

私はというと、冒頭に書いた、エルモのカチューシャと同じ理由で、

せっかくなので、一生懸命楽しむ為に色々な人達と情報交換しました。

Right Caption

ローレル

関電はキビレ多いでww

この情報戦の狙いとしては、

色々な人たちと釣り場で話したりすることで、

大会当日の緊張を和らげる効果もあります。

 

知らない人や有名人に囲まれてする釣りよりも

知った人の周りで釣りする方が断然緊張は和らぎます

 

皆さんは情報交換するしない、、どちらを選択しますか?!

 

 

 

さぁ、これで準備とやれる事はやりきった。

ここまでくれば、後は本番に釣るだけ。

気合が入ります。

それに加えてワクワクがとまりません(笑)

 

 

そして、当日を迎えます

 

長いので後編へ続く(笑)