第6回落とし込み考察 今までバラしが多かった理由。初心者が故の結果。考えればわかるやん。文章ばかりで面白くないです(´・ω・`)
先日の神戸第5防波堤の釣行で意識してやり取りする事によってバラシが格段に減りました。
今まで竿や、鈎や、なんやかんや言ってきましたが、結局自身の腕の問題でした(笑)
もちろん、経験を積んだ上でバラす原因となると鈎や竿が、、となりますが私の今回の理由はそれ以前の問題でした。しかしこれはおそらく始めたばかり(ほかの釣りを含む)の初心者(もちろん私も含む)なら気づかないのかもしれません。
技術的に経験者と比べ初心者である事でバラす確率はもちろん高いですが、今から書く理由を実行するだけ。
たったこれだけの事でバラシが少なくなるなんて、しかも周りの方々はそれを普通にやってる事であり、それに気づいた時やっぱりまだまだ初心者な自分を再認識しました。
備忘録の意味も含め順に追って書き記して行きます。
今回は文章ばかりなので、多分いや確実に面白くないと思います。。。
そして、あくまでも私が感じた結果なので間違ってるかもしれません。それはご了承ください。
それでもよければどうぞ( *´艸`)
おチヌ様を掛けたのにバラしが多かったのはなぜ??
落とし込み(総称)を始めた時から格段にアタリを取れるようになり(まだまだもっと修行が必要ですが、、このアタリを増やす方法も違う機会に考察で記したいと思います。)おチヌ様を掛ける機会も多くなりました。
しかし、それに伴ってバラす事も増え、悩み、先ずたどり着いたのがおチヌ様と直に接する鈎でした。
鈎が悪いんじゃね??
アタリはあるのに上手くフッキングしない。はたまたフッキングしても鈎はずれ、若しくはチモトから切られる。
この原因は鈎しかない。そう思い鈎について色々と調べてみました。
一般的に?(勝手なイメージ)へち釣りをする場合はおチヌ様だけにチヌ鈎を当然のように使用していました。一番汎用性のある?(勝手なイメージ)チヌ鈎3号をメインに4号、5号、たまに2号を使用しそれにガン玉をつけてカニ、若しくはイガイの繊維掛けで落とし込み(へち釣り)をしてました。
このチヌ鈎もメーカー等にはこだわっていなかったのでチヌ鈎なら何でも一緒だと思い使っていたのですが、調べると色々なメーカーから出している色々な鈎がありました。
先ず色。金やら銀やら黒やら、、はたまた白とか、捻りの入ってるやつとか、カニ専用とか、etc..
考えた末、黒、そして艶の無い銀色の2種類。(これはおチヌ様から見えにく色と判断w)そして、掛かりが良くなる様に先のより尖ってるタイプを探して
いかにも鋭く刺さりそうなこの2種をチョイス更にO氏はグレ鈎を使用してるとの事で
こちらも購入。
そして更に、鈎とハリスの結び方が下手なんじゃね?と思い何回も何回も結び方を練習しました。プラス鈎とハリスの結束をより強めるために結束箇所にコーティング剤を塗ってみたり。
もう。これでもかっていうくらい対策して準備万端です。
そして、いざ実釣。
(´◉◞౪◟◉)
やっぱりバラシが減りません。
しかし、良い釣り場に連れて行ってくれる諸先輩方のおかげで釣り上げ率は低いものの10掛け7バラシなど、約1~3割程度でおチヌ様を上げる事ができるようになってきました。
そのバラシが無ければもっと釣れてるのに・・・
バラシてしまう自身に腹が立って仕方ありません。
そして原因が鈎ではなかった(今のところというかそれ以前の問題)ことによりさらに困惑していきました。ここからしばらくこの迷走が続きます。。。
鈎も経験を積んでからの原因であり、もっともっと底辺の理由で私はバラしていたのです。。。
竿が原因じゃね??
今思えば銀治郎MHなども使用していてもバラシが多かったのでもっと他に原因がある事は明白だったのですが、迷う私は竿のせいにもしました。
ある日、某中古釣り具店へ行くと格安の値段で
BJコマンダーF42UMが格安で売っていたので衝動買いしてしまいました。
それまではへち釣りばかりだったのですが、オーランドの落とし込み(目印)講習会に参加した事もあり、いずれは落とし込み竿もちゃんとしたものが欲しいと思っていたところでした。
そして、落とし込み(目印)竿もゲットしたところで早速この竿を使い釣行に行ってきました。
この釣行は午前中が目印で午後からは前打ちでそれぞれ別の竿でおチヌ様を狙いました。
それ以前には数回テトラでの際穴釣りでの釣行もしました
今思えばテトラでの釣行でもそのバラすヒントはあったのに。それに気づく事はできませんでした。そして目印での講習会以外での最初の釣行ではたまたまバラしも少なくそれに気づきませんでした。
そして、神戸第5防波堤に初めて行った目印釣行ではバラシを多発してしまい。その時に竿が原因ではないかという事になりました。
その時のブログにも書いているのですが、
→コマンダーのFは柔らかすぎるからちゃんとフッキングできてないねん。アタリがあって魚がビックリして口を閉じたまま走るやろ、ほんでその後魚も呼吸せなあかんからエラに海水流すために口を開けるねん。ほんでその時にちゃんと針が掛かってないから外れるんや。沿いういう時は、フッキングしてから余裕見てもう1回合わせたんねん。これ覚えておくだけでだいぶん変わってくるわ。
MSは硬すぎるから、マルチに対応させようと思うならダイワで言ったらTやな。状況に応じてFも使い分けてやったり、Fで楽しむのもありやな。
もうこれでバラシの原因は竿だと確定してしまします(笑)
しかし、これも経験を積んでからの原因であり、もっともっと底辺の理由で私はバラしていたのです。。。
タモ入れ(タモ本体の性能含む)自身の無さがバラしの原因じゃね?
そんなこんなで、掛けてもまたバラすんではないかと言う不安も大きくなり、それが逆の相乗効果でどんどん自身が無くなっていきました。
軟らかい竿でしっかりとフッキングしてない上にタモ入れが下手くそで、タモ入れに手間取って糸のテンションが緩んでしまいバラしてしまうのではないか?
というアドバイスを兄貴からもらいました。
確かに、タモ入れせなあかーん!!バラさないようにしなあかーん!!と意識しすぎて、腰に掛けているタモを取り出すのに手間取り、タモを伸ばすのに手間取り、タモ枠を足で蹴って伸ばしたりともう焦ってハチャメチャでした。
これは自身を持ってタモ入れ出来る様にもっと良いタモを買わなければ・・・
そう物欲魔王の自分をかき立たせる気持ちになりました。
私が使用しているタモの柄は下記で、仕舞寸法500mmの超小継で少し太いもののとてもコンパクトで落とし込みするには持って来いのはず・・これ以上の物だと金額が・・・(´・ω・`)
しかし、このタモも物が悪いのではなく結局自身の使い方が原因で上手くタモ入れが出来なかったのです。
結局全部原因やん(泣)・・いや待てよ!?
ちょっとまて、思い返してみよう。
兄貴にもやりとり下手くそやねん!!ていわれたよな。。
なんで下手なんか・・・
先ず、バラすタイミングっていつ?
思い出せ・・思い出せ・・・
!
今までの経験で言うとバラすタイミングは2カ所。
掛けてすぐ、そしてタモ入れの時や
ほんでテトラの際穴釣りの時はハリスやら道糸やら切られるのはなんでや?
先ずタモ入れの時にバラすのは?
タモ入れの時はタモを出すのにもたついてちゃんと出て行かないのに焦って糸のテンションが緩んでしまうのだけがバラしてしまう原因なのか?テンションが緩んだだけのみでこんなにもバラすのか?
ちゃんとタモ入れ出来た時を思い出せ私。
ん・・
そういう時はしっかりと空気を吸わせて、おチヌ様の体力を奪って動きが鈍くなってからタモ入れしてる。
バラす時はバラさないように早くタモ入れせなあかん!!と思って空気をちょっと吸わせただけですぐタモを出そうとしてるから、その間におチヌ様が暴れたり、力が残って下に突っ込んだり、、、それで取り込めずさらに焦ってその間にバラしてしまうんや。。。
という事はおチヌ様にしっかりと空気を吸わせてから落ち着いてタモ入れすればええねん。
ほんでタモ出すのに手間取るのはなんでや?
タモがちゃんとシュルシュルッってなれへんのはなんでや。
考えろ。。考えろ・・・
!そうや。タモの柄の一番タモ枠側についてるタモが伸びるのを止めてるEVAの栓をちゃんと外してないのに無理やり出そうとしてるからや。それを軽く指で押すと外れる様にしておけばええねん。
タモを取り出し、部屋の中で試してみます。
お!上手く出せるやん。
けど、シュルシュルーっていけへんなぁ。。なんでや。。
考えろ・・・かん
!そや。角度や。
自分以外のタモ入れしてる人の場面思い出せ!!
出来るだけ手前でタモ入れしてるし、その分角度がついてるからシュルシュルーってなってる。。
自身はどうや?・・思い返すとちゃんとやり取りをしておチヌ様を手前に寄せる前に掬おうとしてるから、際から離れた沖の方で角度をつけずにタモ入れしてる。
それを思い出し、外にでて少し高さのある場所からタモに角度を着けてタモ出ししてみると
シュルシュルーってなるぅ!!
しっかりと空気を吸わせて、出来るだけ手前に寄せて、角度をつけてタモを出す。
これだけタモ入れ時のバラし減るんちゃうん!!
ほな、掛けてすぐバラしてしまうのは何で??
バラしのタイミングはこの掛けてすぐが一番多い。もちろん上手くフッキングできてなかったのもあり鈎外れもあるのですが、圧倒的にハリスやチモトから切られる事の方がほとんどです。
それは今まで鈎やらなんやら書いたけどチモトからハリスから切られるって事は鈎じゃない。しっかりフッキングしてるって事。
ハリスやチモトから切れるという事は結束部分が弱い??これも散々練習してきっちりやってる。ではなぜなのか?
ハリスや鈎チェック忘れの場合・・
これは完全なるミス。きっちりそれはチェックしていかないとダメ。
しっかりチェックしてるのにも関わらずそういった事が起こるのは、、
自分の行動を思い出せ。。。
・・・
・・・
( ^ω^)・・・
!
掛かってすぐのおチヌ様の動きは
グンッ
と力いっぱいに潜ったり、沖へ逃げたり、横へ走ったりする。
主役はおチヌ様
これを元に考えると。。
おチヌ様はつかまったーって思ったら
一番最初に最大限の力で逃げようとするはず、その時にかかる瞬間加重を考えれば相当なもの。その一番力を出してるおチヌ様に合わせて私自身も逃げないように!!と焦って同じ力かそれ以上の力で道糸を出さずに耐えてしまってる。。
テトラ際穴釣りでのバラしは道糸やハリスがテトラで擦れてそれが切れてバラすのは別として、スポーンッてバラして道糸がビヨーンってなって戻ってくるのは、なんでや。。
テトラではしっかりフッキングしてるのに、こういったバラしがあります。
これは兄貴曰くフッキングしたけど鈎がおチヌ様の唇から力で外れてしまってる場合があるとの事。若しくは力が掛かりすぎておチヌ様に鈎がついたままチモトから切れてしまう。
なぜ力がかかるのか。。
テトラではおチヌ様をこれ以上奥に行かせないよう道糸を出さずに耐える事が多々あります。
それも上手くなれば、微妙なやり取りで回避できる様になるみたいなのですが、それでも兄貴もテトラではフッキングの後バラス事があります。
一番パワーのあるおチヌ様にこちらもパワーをかけてやり取りをするので瞬間加重はそうとうなものだと思います。
その癖?反射的なもの?で私は壁で障害物が無いのにもかかわらずおチヌ様が逃げると同時に力で抑え込もうとして結果ハリス切れやチモトから切れてバラす・・・
あ!!これや原因!!
道糸やハリスに書いている耐用kgって言うのがありますが、google先生に聞いたところによると分かり易く言えば、そのkgまでにきれちゃいますよ~って意味らしいです。
しかも結び目に関しては自身で自身を締め付けるのですからその場所はさらに弱く、負荷がかかればその結び目から切れてしまうのも必然と言えます。
その結び目の強度は??
アメリカでの糸の表記はその結束部分の耐用kgで表示しているので日本の同じ耐用kgの糸と比較するとアメリカの方が太くなります。日本の糸は表記の耐用kgの約7割が結束強度だと思ってください。。
ふぅ・・・
答えがやっと出ました。
掛けたおチヌ様をバラさない為には。
おチヌ様を掛けた後、おチヌ様は力いっぱい逃げます。
その時に壁でやっているのであれば、障害物は無いので
迷わずリールから道糸を出してください。
これが意外と難しいです。私は魚が引くと反射的に綱引きの様に引っ張ってしまうのです。
それを逆に道糸を出すなんて。。。めっちゃ意識してやりました。
その結果
道糸を出し、おチヌ様が走ったとしても大丈夫です。必ず力は弱まります。
その弱まった時に糸を巻いてください。それでもおチヌ様が力を出して突っ込んだりしたらまた道糸を出してください。そして力が弱まったら巻いてください。
何も最大限力を出しているおチヌ様を無理やり引き留める必要はありません。
じゃぁスリットやテトラではどうなの??
耐えてください(笑)
耐えられなければ、ほんの一巻き糸を出してまた耐えてください。
おチヌ様は引っ張られる力と逆の方向に行く傾向があります。
糸をちょっとでも出してテンションを緩めてやるとおチヌ様の勢いは思った以上に緩まります。
引っ張るからおチヌ様は逃げようとするんです。
勇気を出して、いや道糸を出してください。
え、オーバーハングでおチヌ様が逃げ込もうとしたらどうするの??
この場合のバラシはおおまかにいえばハングになっている角に糸がすれてそれが原因で糸が切れてしまう事がほとんどです。
そういった場合は道糸を出さずに耐えるんですが、それだとやはり瞬間加重がかかりこれもまたバラす確率が上がりますので、テトラやスリットと同じようにちょっとだけ道糸を出してテンションを緩めたりしてください。
そして、それでも足りない場合は、ズームの竿であればそれを最大限に伸ばし、竿を水面に突っ込んでください。
そうすることによってハングの角にすれる抵抗を少なくします。その状態でやりとりすればバラス確率も下がるかと思います。
これもまだ私は経験不足。もう少し経験を積みます。
初心者の方、または今まで道糸を出さずに耐えていた方。これで、たったこれだけでバラす確率が格段に下がります!
もちろんそれだけではどうしようもないバラしもありますが、それは私ももう少し経験を積んでから・・・
まとめ
実際に先日釣行に行きこれを試してみましたところ、格段にバラしの数が減りました。
たったこれだけですが、絶大な効果です。熟練経験者の方でなくても、ちょっと考えればわかる事だったのですが、私は長い間わかりませんでした。
周り上手い落とし込み師の釣り方を見ていると、出さずに耐えてる人もいますがそれは竿を動かしたり、自身が動いたりと少なからず糸のテンションを緩めている場面がありました。
今回の答えが他の方から正解とは思えないかもしれませんが、私自身経験し、感じたことは、無理におチヌ様の引きに対抗せずとも緩急をつける事によって確実にバラしが減りおチヌ様を上げる確率が上がったという事でした。
次はよりアタりを出すためにはどうすれば良いかまた経験をつんで勉強していきたいと思います。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] […]