【黒鯛落とし込み(目印)攻略】初心者でも出来る?!イガイウチオモリの基本とコツ
2021年5月加筆修正済み
皆さんは黒鯛落とし込み釣りの中で
ヘチ釣り、目印落とし込み、前打ち
大きく分けてこの3つの釣り方がありますが、
どの釣り方が好きですか??
ヘチ釣りにこだわる人もいれば、目印に命をかけてる人、
前打ちしかしない人。
それぞれの釣り方に魅力があり、それぞれに楽しさがあります。
そして、それぞれ拘りを持ってやられてる人が多いと思います。
私はいわゆるオールラウンダーで、
その時期や状況に応じて釣り方を変えるので、
全部の釣り方をガッツリとやっています。
どの釣り方も好きなのですが、今回はその中の
目印落とし込み(ウチオモリ)について私自身が経験してきたこと、教えてもらって実践してきたこと
その中で得たコツなどを書いていきたいと思います。
これは、先日書いた記事にもあるように、
おチヌ様を釣る為のロジックが100あるとしたら、
私のロジックなんてものは10あるかないかなので、その他の方法、やり方というものはたくさんあります。
あくまでも、私はこうやっている、こんな事を教えてもらったというメソッド紹介を
初心者、脱初心者向けに書いた記事なのでご了承くださいませ。
※目印のイガイウチオモリがまったくわからない人は、今回の記事を見てもわかりません。
やろうとしている人よりも、やったことあるけど、良くまだ分かってない人向けの記事になります。やったことあるけど、こういった場合どうするのかな?と疑問に思っている方にはもしかしたら、ちょっとだけ参考になるかもです。
目印落とし込み(ウチオモリ)が楽しくなる為の基本
目印落とし込み(ウチオモリ)の基本
基本の基本、
無風、潮が流れていない条件と仮定します(それ以外の条件の場合は応用編で)
1.針に糸オモリを巻き、それをイガイの中に埋め込みます。そしてその際、貝と針の大きさをできるだけ合わせます。
針をイガイに埋め込む方法は爪で貝の口を広げて針を入れる方法や
上記動画(bkyさん)のように道具を使ってやる方法もあります。
ここでは詳しくは割愛させていただきますので、頑張って見てください(;´Д`)
2.イガイを着水後直ぐに、壁と逆の沖にハリスをしっかりを張りながら馴染ませる
※ウチオモリのイガイが着水した時点では、そのイガイがどの方向に向いてるかわからないので、沖向きにハリスを張りながら馴染ませる事で、イガイの方向性を決めてあげます。
※着水後沖にハリスを払うと図には書いていますが、払いながらハリスをしっかりと馴染ませます
ウチオモリにすると、イガイはその重心と形状的に矢印の方向に進みます
※なぜその方向に進むのか?という疑問はあると思いますが、それはここでは説明しませんので、わからないという方も、そうなると仮定してください。
万一、ちゃんとテンションを掛けてハリスを馴染ませても、その様にならない場合は、イガイ、針、オモリのバランスが悪い、もしくは潮が早すぎたり、動かなさすぎて、そうなっている場合もあります。
その時の状況に応じて仕掛けのバランスを変えるなり、落とし方を変えるなりして、やり直して下さい。
3.目印を海面に浮かべる。
この時、壁に対して直角に目印を浮かべます。潮が左右に流れていなければ、目印を一気に直角に払っても良いですが、潮や風がある場合は、それを考慮しながら最終的に直角になるように落とします。
何れにせよ、最終的に餌の落ちていく向きが壁に対して直角になれば良いです。
※後述しますが、目印は一気に全て浮かべる事もあればそうでないときもあります。
これらが基本の基本で、これから目印ウチオモリをやっていく基準となります。
基準てなんや??
という方は下記記事を参考にしてみて下さい(笑)
数年前の私がうだうだ書いた記事です
初心者が出来てない3つのポイント
細かいことを文章に落とし込むのは中々難しいのですが、
なんとなく基本の感覚は分かって頂けましたでしょうか??
この基本中の基本、色んな人の落とし方を見てきましたが、
意外に出来てない人が多いのです。
その中でも特に出来てなかった3つを紹介します。
1.ハリスをしっかりと馴染ませていない(急ぎすぎ焦りすぎ)
これは特に多くて、私自身もそうでした。
着水させて、仕掛けを外に払うという意識が先行してしまい、
着水と同時に外に仕掛けを払って、そのまま目印を直ぐに浮かべてしまっている人が
めーっちゃ多いです。
更に、外に仕掛けを払うことを=馴染ませる
と、知らずしらずのうちに先入観として、なんの違和感もなくやっている事も多々あります。
基本の基本2番目に
壁と逆の沖にハリスをしっかりを張りながら馴染ませる
と、太字で書いたのはそういう事です。
多くの人がハリスを馴染ませる前に目印をバババって
水面に置いちゃうんですよね(;´Д`)
なぜ、ハリスを沖に向かって張りながら馴染ませるかと言うと、
イガイにテンションを掛ける事で、壁に向かって行く推進力を生み出すのです。
しっかりと張りをもたせて馴染ませて行かないと、
その推進力を得ることが出来ず、逆に際から離れて行ってしまうのです。
最初ハリスを張りながら馴染ませる段階では、
イガイが壁に向かって引っ張って行く力と、ハリスを張る力のバランスが重要です。
引っ張りすぎてもダメだし、引っ張らなさすぎても
ハリスを伝ってイガイの推進力を出すことができません。
しっかりとハリスを張りながら馴染ませることで、その後に来る目印の浮力の引っ張る抵抗がしっかりとイガイに作用して推進力を生み出しますが、
ハリスを馴染ませる事なく目印を水面に浮かべてしまうと、しっかりとその目印の浮力がイガイに伝わらず、結果際から離れてしまうのです。
際から離れながら落ちていって、その間に最終的にはハリスも重みでまっすぐになっていきますが、その時点でまっすぐになっても意味がありません。
最初ハリスを張りながら、イガイの推進力を感じながら馴染ませて行く、
という行動は、ハリスにはもちろん目印がついていないので
いわゆる目印の役割を自身で行うという事です。
2.何でもかんでも目印を全部浮かべてしまう(浮かべまくりボンバイエ)
ハリスを沖向きにテンションを掛けながらイガイの推進力を感じながらちょうど良い加減で馴染ませたら、
その次に、目印を水面に浮かべ、そのちょうどよい加減を目印にやってもらいます。
ここで思い出してみて下さい。
ハリスを馴染ませるときに、
張り過ぎたらイガイは際から離れてしまいますし、
張らなさすぎたら、イガイの推進力を生み出すことが出来ず、
やはりイガイは際から離れてしまいます。
そのちょいど良いところで馴染ませて行かないといけません。
ハリス自体も長くても矢引き程度なので、その分は集中してやって下さい。
やっとハリスを馴染ませることが出来たら、今度はその役割を目印に任せるのですが、
安心して目印を一気に一直線に全部並べていませんか??
目印が1つと2つだとどちらが抵抗かかりますか??
1つと8つだと、どちらが抵抗かかりますか??
そう。ハリスを馴染ませたあとの目印を水面に浮かべる数で
イガイにかかる抵抗が変わってくるのです。
この目印もイガイの推進力を生み出すちょうどよい数があるのです。
※それぞれの目印によって個体差はある
point潮が効いてる時とかは
そんな事をあまり意識しなくてもガンガン際を叩きながら落ちていく事も多いのですが、
潮が効いてない様な場面では、その目印の数で落ちて行き方の違いが顕著に出ます。
目印の抵抗が強すぎて、際からどんどん離れて行くことも多々あります。
ではどうすればよいのか
それは。。。。
その状況に応じたちょうどよい数だけを水面に浮かべればよいだけです
推進力で壁を叩いて落ちていき、目印が沈んでいくのに合わせて
追加で残りの目印を浮かべて行けば良いのです。
1つ水面下に落ちていけば、1つ目印を水面に浮かべる。
それの繰り返しです。
私自身はここ数年、この上記の方法でやっていますが、
超有料メソッドパターンもあります(笑)
この有料パターンは私自身ではなく教えてもらった方法なので、割愛します:D
図では目印を3つ浮かべていますが、
当然ですが、3つのときもあれば、2つずつのときもありますし、4つもあります
さらにはそんな事せず、一気に全部浮かべた方が良い時もあります。
そして、これは、その時の潮の具合はもちろん、
貝の大きさ、ウチオモリの巻数、目印、それぞれのバランスで変わってくるのは言うまでもありません。
例えば、目印を水面に浮かべる数を調整しても良いですし、
ウチオモリの巻数を変えても良いですし、
その時のちょうど良いところを探して下さい。
あくまでも実践しながら調整することをおすすめします。
たかが目印を水面に浮かべるだけですが
その目印の浮かせ具合を考えながらやるのとやらないのでは
結果がかなり変わります
3.仁王立ちしてる(動かざること山の如し。しかも際で)
先程、目印は壁に対して直角に落とすと言いました。
結論から言いますと、
水面下の目印(状況によっては浮かべている目印も)、餌の落ちている場所、人
この3つが一直線になるような立ち位置を意識して下さい。
多くの人は
仕掛けを落とす際に、落とす場所を見るので、
図の様な感じの立ち位置だと思います。
ここで問題になるのが、
このまま同じ立ち位置で目印を落としている人が多いという事です。
これだと、理屈でいうと、壁の向きが斜めになってしまうので
先程書いた一直線にという事が守れてないですね。
仕掛けを投入する際は、見ながらでも良いですが
最終的には足を使って一直線の状態を作る事が重要です。
※潮や風の向きでそれを考慮しながら落とすのですが、
図のように潮上や風上に目印を向ける場合と
逆に潮下や風下に目印をはらませて落としていく方法などもあり、
一概にこうだというもではありません。
正面を向いて、体の範疇に餌が落ちていっている状態に持っていくのです。
この時重要なのが、餌も水面下の目印も身体も壁に対して直角の一で直線上という事です。
足場が狭く、水面と足場の高さが無い釣り場(そんな場所は大阪では見たこと無い)や
なんらかの理由があって、状況により壁に対して餌➡壁➡人が壁に直角に直線上に体を持っていくことが出来ない場合もありますが、そういった場合は極力その状態に近い状態まで持っていきます。
色んな意味で、壁に対して直角で水面下の目印、餌、人が一直線が理想です
色んな意味はここでは割愛しますので、考えてみて下さい:D
とにかく、餌を投入する立ち位置から動かない状態のまま落としていく事は
理想的な落とし方は出来ません。
これは、ワテは出来てるで~って
自身で思っている人も一度意識してみて下さい。
私自身も見返す事多いのですが、なかなか思っているより足が動かず、手を抜いた落とし方をしてるんです(笑)
それをやっていないからと言って、手を抜いていると言うわけではなく
上手い人はそうしなくてもきっちりとその状態を作っているのです。
回りくどい言い方をしましたが、
私達初心者脱初心者は、いずれそれが出来る様に
基本をしっかりとやる事が重要になってくるのです。
※それ…壁に対して直角に目印、餌、人が直線上になるようにしなくても
同等の落とし方ができるようになる。
これは私が落とし込み釣りを始めた年に書いた記事ですが、
この三位一体。ヘチ釣りだけでなく、目印にも通用する部分が多いので参考にしてみて下さい。
目印を落とし込む際に、あまりにも際に立ち続けている人がたくさんいてます(私も良くある)
しかし、足場がせっかく広いのですから、存分にそれを使うべきだと思います。
応用編
今まで書いた基本や、出来てないことが出来るようになったら
それが出来てないときよりも釣れるようになると思います(多分
理由の一つは、ウチオモリで際のキープ割合が格段に上がるからです。
しかしながら、上記で書いたことは潮や風の影響が無い場合だけでなく、
潮が流れている時、風が吹いている時、
様々な状況に対応してそれをやっていかなければなりません。
その中の、これは出来たらええで!を紹介しようと思います。
風がある場合の落とし方
無風や、弱い風であれば、そこまで気にしなくても良いのですが、
そこそこ影響のある強めの風が吹いているのであれば、
しっかりと、それを考慮して落とさなければなりません。
風の向きに対して、風下に竿を向けて落とすのか、
それとも風上に竿を向けて落とすのか、
これは、好みが分かれるところですが、
風や潮の具合で、どちらがちゃんと落とすことが出来るのかを把握しなければなりません。
風下に竿先を向けて落とす
竿先を風下に向けて落とす場合は、
最終的に餌、目印、人を壁に対して直角、そして一直線にする場合は
足をしっかりと動かし(図で言うと立ち位置から左に移動しながら落とす)
風で膨らんでしまう目印をしっかりと捌きながら
餌が身体の範疇に来るようにしなければなりません。
難しく感じますが、足をしっかりと動かすことで比較的容易に
壁に対して直角に仕掛けを持っていくことができます。
風上に竿先を向けて落とす
逆に、風上に竿先を向けて落とす場合は、
その風を利用し、立ち位置よりも少し風上に餌を着水させ
風に負けないように基本の動作を行う事で、
足元で餌が際を落ちていく状況を確認できるので、
それを確認しながら、目印やラインにかかる風の影響を
竿で調整しながら目印を丁寧に操作し、何度も書いている3つが壁に対して直角で一直線になるように落としていきます。
図だけではなかなか説明が難しいですが、
自身の立ち位置と餌が落ちている場所が壁に対して直角の状態を作ることが出来た時点で
水面下の仕掛けがきっちりと壁に対して直角であれば良いのです。
それまでの動作は、風を考慮しながらその状態を作るための過程になります。
なので、一直線や一直線やとなんども書いていますが、
常にその状態を作れと言っている訳ではないので勘違いしないようにして下さい。
※風の向きや強さ、そして後述する潮の影響なども考慮する場合、その流れによっては斜めに目印を浮かべる事もあります。
風が強すぎる場合
釣りに行っていると、風が強すぎる状況ってあると思います。
こんな場合は、風上に竿先をもっていこうものなら
腕ごと逆に曲がってしまうことも(笑)
風下に向ければ目印がビューンwww
真横に向ければ、それはそれはえげつない負荷が腕にかかります
そんな中で、繊細な目印を捌く事なんて出来ません。
諦めるしかないのか??それともヘチ竿に持ち変えるのか??
こんな状況の場合だとヘチでもうまく落とせないことの方が多いです。
では、どうするのか?!
目印を全て水面に浮かべるのです(笑)
これで風の影響をあまり受けずに落としていくことができます。
こういった場合はウチオモリでは際をキープするのが厳しい事も多々ありますので
自身がリームーだと感じたのであれば、ウチオモリをやめ繊維掛けなどその他のやり方に変えることも一つの手段かもしれません。
pointその状況に応じた最善の方法を取ること(;´Д`)
潮が横に動いている時
潮上に丁度良いところで目印を浮かべるやり方。
この際、目印を全部浮かべるのか、それとも何個かだけ浮かべるのか、
最初の基本のところでも書きましたが、
その状況に応じたちょうどよい角度でちょうどよい数だけを水面に浮かべればよいです
潮の向きと風の向きが逆の場合
これは少し難しいパターンですが、
上記の潮上に目印を浮かべ、極力竿先と水面の距離をなくすことです。
この時重要なのが、水面と穂先までの風に影響を受けるラインです。
風がそこまで強くなければ、竿を捌く事で目印に負荷をかけない様に出来ますが、
風が強い場合は、その風に負けない様に竿を維持しなくてはいけないので、
とても腕がだるくなります(笑)
なので、極力影響の受ける部分を少なくすることが攻略の鍵になってきます。
とはいえ、ここまでして無理にウチオモリで落とす必要もありませんがwww
まぁ、今回はウチオモリの記事なので。。
テクニック編(そりゃぁもうYOUはテクニシャン)
足場の有効活用
ウチオモリに限らずほかの釣り方も含め
こんな感じが一般的だと思います。
際の近くに立つことで、餌の着水ポイントを見ることが出来るので
多くの人がこういった落とし方をするのではないでしょうか??
しかし、足場が広いのであれば、今から説明する方法も試して見るのも良いかもしれません。
目からウロコブラインド釣法
まず、足場と際までの距離を竿の長さ分とります。
穂先がちょっと出るくらいの距離が基本ですが
慣れてくれば穂先が水面に出ない距離でも良いです。
立ち位置は壁に対して直角で全てが一直線になるようにします。
風や潮の流れを考慮して壁に対して斜めに1直線になる場合もあります。
この時、共通すのは、際が見えない完全にブラインド状態になるという事です。
際から離れ、立ち位置を後ろに取った次は
下投げで仕掛けを沖にやり
穂先を支点として、仕掛けが戻ってっくるのを利用して際らへんに着水させます。
際らへんと曖昧に書いたのは、
ウチオモリの場合は、きっちりと際っきわに落とす必要はなく(もちろん極端に離れ過ぎたらだめ)着水後の目印の捌き方でイガイに推進力をもたせ、際に向かって行く為です。
完全にブラインド状態になりますので、
餌がちょうど良い場所に着水させるには、前もって水面と足場までの高さを把握し、
竿と、竿から餌までの目印、仕掛けの長さも把握して
竿と腕を使って軌道修正しながら着水させます。
これは難しいようですが、意外に慣れれば簡単です。
そして、次にすることは
ほぼ同じ体勢を保ちながら、際に向かって立ち位置を進ませて行きます。
これは、着水させた時点では馴染んでいないハリスを馴染ませて行く動作になるので、
着水させてから動くのでは遅く、
下投げで仕掛けを沖にやり、穂先を支点として仕掛けが際に向かって行き、着水するちょっと手前くらいから動き出すイメージです。
少し難しいですが、
同じ体勢のまま立ち位置を前に移動させることで
着水させ、仕掛けを沖に払う動作とハリスを馴染ませる事を
ブラインドでやってしまおうということです。
際にたどり着いた時にはハリスが沖向きに払われ、しっかりと馴染ませる事が出来た状態になります。
通常の落とし方と比較すると、横に移動するという動作が一つ減った状態で
壁に対して直角に一直線の状態を作ることができるのと
ブラインドで落とすことで、上層にいるおチヌ様に警戒心を与えにくい忍者釣法が出来ます。
pointこれは、ヘチ釣りでも効果的ですし
釣り場で言えば、水面と足場の距離があまりない釣り場
7防やムコイチの内向きやアマPの川筋の低い場所、セル石や飾磨の中波止等でもとても効果的です。
更に、南港海釣り公園等の様に柵があるような場所でもかなり効果的です。
目印落とし込みをあまりやったことが無い方にはピンとこないかもしれませんが、
やったことある方は、足場低い釣り場は、目印の長さがある分
なかなか落としにくいなと思った事があるはず。
そんな方は一度試してみて下さい。
目印落とし込みの世界観がかわりますよ(笑)
そして、さらにこの応用編として
イガイを直接着水させる感覚が難しいと思っている人は
この際、思い切って壁に当ててから着水させてみましょう(笑)
もちろん壁に当てる高さはは水面から近い方が良いですが・・・
壁に当てて着水させて~の流れは直接着水させる時と同じです。
これを見て気づいた方も多いかもしれませんが、
このブラインド目印釣法は、
ある程度で出来ます(笑)
ブラインドである程度際らへんに落とせば良いのです。
振り幅が広いです(;´Д`)
壁に当てた場合は、稀にその場所に引っかかったり、乗っかったりすることもありますので、
それに気づかず、着水するか否かで
立ち位置を前に進めて~とか真剣にやって
最終的に際を見たら貝が壁とか段に乗っかったままとかあります(笑)
仕掛けを馴染ませながら、立ち位置を前に進める
という動作はその動作だけでイガイに推進力をもたせるかなり効果があります。
pointせっかく足場が広いならそれを十分利用する事
潮や風を利用する誘い
これは、私自身もよくやりますが
潮や風のひっぱりを利用して、壁にのった仕掛けをおチヌにアピールさせる方法です。
すでにとても詳しく書いてくれている記事がありますので、リンクを貼っておきます
この記事を書いている方は、超有名人で何度もこの記事をみてます。
今回の私の記事も、真似してる部分も多いです(笑)
ぜひ参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回の記事は仕事が暇なのを良いことに、
イガイウチオモリの落とし方だけに焦点をあてて書いてみました。
ハングや壁、ストラクチャーなどの形状の違いなどは書きませんでしたが、
基本的に落とし方や応用は、ほぼほぼ似ています。
今回書いた方法を色々組み合わせて行くことで
どんな釣り場の形状、状況でも対応出来る様になると思います。
イガイの推進力を利用して落とす方法は、
潮が効いている時は比較的容易に出来るかと思います。
ハング形状の場合だと、そのハングに引き込む潮が効いていれば落とせば、引き込んで行ってくれます。
しかし、潮が真横に流れていたり、
まったく流れが無く、引き込みもせず、横にも動かない、そんな状況のときもあると思います。
基本的な事が出来ていないと、そういった落としにくい条件の時に
しっかりと壁を叩きながらイガイを落としていく事が難しくなり、
逆に、釣果が下がってしまいます。
そんな時、イガイが際から離れていってることに気づく事が出来たのなら、
ウチオモリをやめて繊維掛けにしたりと仕掛けを変更する事が出来ます。
しかし、落とせば引き込んでいく様な潮任せ的な感じでやってきた人は
イガイが推進力で入っていっているものだと思いこんでいて、
実際、潮が効いていない時、イガイがどういった軌道で落ちていっているのかや際から離れて落ちている事が分かっていない場合があります。
基本をしっかりとやっていく事で、それをしっかりと把握することができるので、
ウチオモリだけにこだわらずとも、そういった状況に応じて、繊維がけなど
ほかの方法をすれば良いのです。
ウチオモリで落としていて、他の人と釣果やアタリに差が出る人は一度自身を見返して見て下さい。
しかーし、だがしかし、されどしかし、
そんな事を書いておきながらなのですが、、、
そういったウチオモリで落としにくい状況の中でも
きっちりと壁を叩きながらウチオモリで落としていく術を備えていたら
他の人よりもアタリや釣果を出すことが出来る大きな武器になります。
そりゃぁもう勇者の剣くらい強い武器になります。
場合によっては諸刃の剣にもなりますが(;´Д`)www
両方とも経験済みのわたしが言うので、間違いありません(語彙力
最後に、、
機会があれば(仕事が暇なのが続けば)
落とした後、如何にアタリを出すか?どこまで狙うのか??
どういった場所を狙えばよいのか??
また、繊維掛けでの落とし方について
なども書いていきたいと思っています。
似たようなこと、去年も書いてました。お時間ある時にでも見て下さい(笑)